キリスト教センターブログ開設からちょうど1年!!!
The first anniversary!
2年目に入り、ますます充実した内容をお届けできるようつとめてまいります。
これからもキリスト教センターブログをよろしくお願い申し上げます。
さあ、そんな記念すべき記事は明日(5/10)の瀬戸キャンパスチャペルアワーのお知らせです。
奨励題「平和への進化」
聖書イザヤ書2章4節
13時から鐘の音とともにパイプオルガンの前奏で始まります。
皆様をお待ちしています。
キリスト教センターブログ開設からちょうど1年!!!
The first anniversary!
2年目に入り、ますます充実した内容をお届けできるようつとめてまいります。
これからもキリスト教センターブログをよろしくお願い申し上げます。
さあ、そんな記念すべき記事は明日(5/10)の瀬戸キャンパスチャペルアワーのお知らせです。
奨励題「平和への進化」
聖書イザヤ書2章4節
13時から鐘の音とともにパイプオルガンの前奏で始まります。
皆様をお待ちしています。
キリスト教主義大学である本学では毎年外部から講師の先生をお招きして宗教講演会を実施しています。
第二回宗教講演会を5月7日(火)13時15分から白鳥学舎202教室にて行いました。
聖公会いっしょに歩こうプロジェクト仙台オフィス総合ディレクターの池住 圭先生より『いっしょに歩いた2年-聖公会の被災者支援活動をふりかえって-』と題してお話をうかがいました。
「いっしょに歩こう」にこめられた思いにのっとってしている活動の内容、今の現地の状況をわかりやすくお話してくださいました。
たくさんのことを感じ、考えさせられ、学ぶ時となりました。
2013年度春学期第一回宗教講演会を実施しました。
キリスト教主義大学である本学では毎年外部から講師の先生をお招きして宗教講演会を実施しています。
今年度最初の宗教講演会が4月26日(金)に瀬戸キャンパスで行われました。ボランティアの意義やその意味などについて、元名古屋YMCA総主事・南山幼稚園園長の加藤明宏先生がゲームなどを交えながら分かり易くお話してくださいました。
なお、第二回宗教講演会は5月7日(火)13時15分から白鳥学舎202教室にて、聖公会いっしょに歩こうプロジェクト仙台オフィス総合ディレクターの池住 圭先生よりお話をうかがう予定です。
どなたでもご参加いただけます。たくさんの方のご出席をお待ちしています。
キリスト教センターの行事がもりだくさんです。
明日、7日(火)は名古屋キャンパスチャペルにて12時40分からチャペルアワーが行われます。
「ヤコブとヨハネの願い」と題してメッセージが語られます。
聖書箇所はマルコによる福音書10章35~45節。
ヤコブとヨハネ、12弟子のなかの二人の願いとは・・・?
こうご期待!
第2回宗教講演会のお知らせです。第2回です。2回です。
瀬戸キャンパス行われた宗教講演会が第1回。 そう、別の宗教講演会のお知らせです!
今度はGW明けに名古屋キャンパスで開催いたします。
日時:5月7日(火)13:20~14:50
場所:白鳥学舎 202教室
講師:池住 圭 先生(聖公会いっしょに歩こうプロジェクト仙台オフィス総合ディレクター)
講演題『いっしょに歩いた2年-聖公会の被災者支援活動をふりかえって-』
ぜひぜひご出席ください。
キリスト教センターブログ、次回更新は5月6日(月)です。
有意義なGWをお過ごしください。
久しぶりの本格的な雨ですねー。
レインコートと長靴で雨対策ばっちり。でもカバンはぬれてました・・・。
新年度ということで、改めて聖書の開き方を過去記事から転載しておきます。明日のカレッジアワー(名古屋キャンパスチャペル12:40~)でさっそくこの情報をいかしてくださいねー。
チャペルアワーの時に新約聖書△△ページ等とアナウンスがあっても、旧約聖書を開けているところを見かけます。中には探しても見つからずに諦めてしまったり・・・・ああぁ・・・・お待ちになって・・・・。
聖書は前から旧約聖書→新約聖書と配置されいてます。
どんな割合かといえば・・・・
うん~旧3:新1の割合ですかね?
旧約聖書はイエス・キリストが生まれる前、
新約聖書はイエス・キリストが生まれてからのことが書かれています。
さて、イエス・キリストが生まれる前を英語で書くと"Before Christ" 略してBC、つまり紀元前。
何気なく使っている西暦はキリスト教と非常に深いつながりがあるんですね~。
新約聖書は(新)△△、旧約聖書は(旧)▲▲とページ数が表記してあるので、落ち着いて見ればばっちり開けますよ~。
開くことを諦めたアナタ、次は諦めずにチャレンジしてください。
以上、パッと目的の聖書箇所を開こう初級編でした。
キリスト教センターのチャペル行事案内
ラストはパイプオルガンアワー&オルガンアワーです!
どちらも讃美歌を中心に宗教音楽を演奏いたします。(途中の出入りは自由)
【パイプオルガンアワー】
瀬戸キャンパスチャペルで毎月第三水曜日13:00から行われます。
礼拝堂に配置されたパイプオルガンは、岐阜県白川町の故・辻宏氏の設計・製作によって1984年10月に設置されました。
パイプの総数は997本あり、これを手鍵盤2段、足鍵盤1段、14ストップを組み合わせることでさまざまな音色を奏でることができます。
このパイプオルガンで演奏をします。
瀬戸キャンパスチャペルのパイプオルガン
【オルガンアワー】
名古屋キャンパスチャペルで毎週月曜日12:40から行われます。
Viscount pretige20/40というイタリア製電子オルガンで演奏をします。
名古屋キャンパスチャペルのオルガン
学生さん教職員はもちろん、一般の方もご自由にご参加ください。
オルガンアワーは週明けの月曜、8日から始まります!!!
プログラムはレント、イースターの曲を予定しています。
月曜12:40~名古屋キャンパスチャペルでお待ちしています!
来週からチャペルアワーなどが始まるので、ここであらためてキリスト教センターの活動についてご案内。
ひとまずチャペルアワーについてのご案内から。
キリスト教主義大学として発展してきた本学は、開学当初よりチャペルアワーと称して礼拝の時間を設けています。礼拝の中で教職員、近隣教会の牧師のメッセージに耳を傾ける静かな時間です。
チャペルアワーの流れは↓のようになっています。
前 奏 ― オルガンの音楽を聴きながら心を礼拝に向かわせます。
讃美歌 ― 各席に『讃美歌21』が置いてあります。大きな声で歌いましょう。
聖 書 ― 司会者が読みます。聖書も各席にあります。
祈 り ― 司会者が祈ります。祈りの言葉を聴き、最後に「アーメン」(「その通りです」の意)と言いましょう。
奨 励 ― お話に耳を傾けましょう。
讃美歌 ― もう一度讃美歌を歌います。
後 奏 ― オルガンの音楽で礼拝を終わります。
毎週火曜日(名古屋キャンパスチャペル12:40~13:10)と毎週金曜日(瀬戸キャンパスチャペル13:00~13:30)にチャペルアワーを行っています。
アワーといいますが全体の時間は約30分間となっています。
メッセージはキリスト教の話ばかりではなく、人生論や、職業論、恋愛論などはばひろい内容です。
名古屋キャンパスは4月9日(火)12:40から、瀬戸キャンパスは4月12日(金)13:00からStartします。
どなたでもご自由にご参加いただけます!
名古屋キャンパス隣の白鳥公園のサクラが満開になりました。
いよいよ2012年度もおしまい。
3月31日(日)にはイースター(キリストの復活を記念し祝う日)をむかえ、4月1日には本学の入学式。
新年度もキリスト教センターから皆様に「敬神愛人」の精神を伝えていきます。
よろしくお願いします。
またチョコレートを食べているかというとそうですが、そうじゃないのです。
『ショコラ』という映画の話です。
この映画、レント(受難節)をはじめとしてキリスト教(特にカトリック)の風習を知っていると何倍も楽しめるんです。
レントの期間にフランスの村に母娘がやってきてショコラの店を開きます。
レントはキリストの受難をおぼえて断食する習慣があります。質素におとなしく過ごすことが良しとされます。(だからレントの前に騒ぎ収めのカーニヴァルをするようになりました)
そんな時期にショコラの店。もちろんカトリックの信者である村長の怒りをかい・・・というところから物語がどんどん面白くなっていきます。
ミサに出席しない主人公、私生児、シャーマン、ジプシー、離婚問題などなど・・・「キリスト教あるある」のネタがいっぱい入っています。
知らなくても楽しめますが、知っていると大爆笑できます。
キリスト教を知っているといないとでは、海外映画の楽しみのはばが違ってくるなーって思います。
本学図書館にDVDが所蔵されていますよ~。
今週は受難週です。
あ、悪いことが起きまくる不吉な週という意味じゃなく、イエス・キリストの十字架の苦難(受難)をおぼえて過ごす週なのです。
その辺りのくだりは↓こちらの過去記事をご参照ください。
灰の水曜日 レントその1 ムラサキの季節 レントその2 血しおしたたる レントその3 なんで十字架に? レントその4 受難週 レントその5 洗足木曜日 レントその6 受難日 レントその7
今度の日曜日、31日はいよいよイースター(イエス・キリストの復活を記念する日)です。
イースターにはウサギやタマゴの飾付でお祝いするんですよー。
外国ではクリスマスカードのようにイースターカードを送りあうなんてことも。
ということで、キリスト教センターブログをイースターっぽくできたらなとこっそり準備中です。こうご期待。
講演会の案内と講師紹介
2013年3月8日(水)。クラインホールで浜矩子さんを講師とする公開講演会を行った。講演タイトルは「グローバル・リスクの諸相と日本経済」。タイトルは,半年以上も前の講演依頼時に決めたものであった。当日の講演内容そして今のタイミング考えれば,「アベノミクスを斬る」とでもした方が良かったかな,と思う。
浜矩子さんは,三菱総合研究所を経て2002年に同志社大学大学院ビジネス研究科教授に就任し,2011年からは同研究科の研究科長を努めるエコノミストである。テレビや新聞など国内外のメディアに頻繁に登場し,斬新かつ鋭い切り口で政策論議を展開している。テレビ画面でも,何の資料も見ずに論理的で明快に,しかも権力者をバッサリと斬る姿は,他の評論家たちを圧倒する。髪の毛を紫に染め,ロンドン・テイストのファッションも彼女の個性を表している。鋭い舌鋒に加え,こうしたビヘイビアも,熱烈な浜矩子ファンを増殖させる所以であろう(女性に浜矩子ファンが多いらしい)。
公開講演会は午後3時スタートであったが,1時間前の開場時間には,良い席を確保しようと聴衆の列ができるほどであった。事前の申し込み者は900人を越え,収容人数500人強のクラインホールには納まりきれない。やむなく,モニター視聴のサブ会場を用意した。
講演の中で語られたこと
講演で語られた内容は,およそ次の通り。
(1)アベノミクス批判
アベノミクスは次の5つの大罪を抱えている。それらは,①浦島太郎型公共投資,②円安神風型輸出立国主義,③相棒つぶし型金融緩和,④行き過ぎた市場対話,⑤デフレ化のバブル経済化,である。
①浦島太郎型公共投資:安倍政権が進めようとしている公共投資は,一過性の公共事業に資金を投じるもので,50~60年前の景気刺激策である。既存インフラの更新投資であるため,生産力増強をもたらすものではなく景気対策の効果は小さい。
②円安神風型輸出立国主義:現政権は,円安にすれば輸出が増え,景気が良くなると考えているようだ。しかし,円安は輸入原材料を通じてコスト上昇要因となり,中小企業や生活者にとっては厳しい。
③相棒つぶし型金融緩和:これまで,政府と中央銀行(日銀)は,本来,独立した意思を持つ為政機関であり,その独立性が両者をして格好の相棒と位置付けられていた。しかし,現政権は中央銀行を政府の従属機関にしてしまい,切磋琢磨の相棒を潰してしまった。これは,日本の民主主義のためにも良くない。
④行き過ぎた市場対話:安倍政権は市場操作に長けていると思っているようだが,市場の反応に重点を置くと,政策運営そのものが市場に左右されてしまう。公共の福祉に資する政策であっても,それが株価を下げるような効果を持つものであれば,採用されなくなる。これでは,責任ある政策運営とは言えない。
⑤デフレ化のバブル経済化:現在の株価上昇は,ゼロ金利下のカネ余り状態の中で,更なる金融緩和の期待によって,資金がリスクの高い資産(株式)へ向かうことに起因する。これは「生活防衛型投機」とも言える。賃金が上がらなければ,資産インフレと実物デフレが同時進行する。実物デフレは,賃金の引き上げを困難にするため,企業は労働慣行の弾力化を狙い,非正規雇用の多用化に進むだろう。
(2)地球経済の二つのリスク
現在のグローバル経済は,二つのリスクを抱えている。それらは,①二つの恐慌,②二つの戦争である。
①二つの恐慌:二つの恐慌とは,1)財政破綻に起因する恐慌,2)中央銀行に起因する恐慌,である。1)財政恐慌は,日本を含め主要国が抱え込む大幅な財政赤字が原因となる。財政は国境を越えられず,財政再建をしようとすれば,労働者に負担がかかり,実際上,既にそれが困難な状況にある。2)中央銀行恐慌は,ECB(欧州中央銀行)が2012年10月に発表した「国債買取り大宣言」に端を発する。これは,破綻寸前の国の国債に関して,市中で売れ残った国債の全てをECBが引き受けるというものだ。中央銀行は,本来,通貨価値(ここではユーロ)の番人の筈なのに,その役割を放棄してしまった。中央銀行がこうした手法を採ると,通貨価値が一気に下落する可能性がある。
②二つの戦争:二つの戦争とは,1)通貨戦争と2)通商戦争である。1)通貨戦争は,自国通貨の為替切り下げ競争(為替戦争)であり,デフレと失業を互いに押し付け合う構造である。1930年代にも米・英・仏で同様な競争が繰り広げられ,「三国通貨協定」が締結された。2)通商戦争は,現在のFTAやTPPに見られる。以前の貿易自由化は,GATTやWTOを舞台に,全ての国で自由貿易を推進しようとしていた。しかし,現在のFTAやTPPは,協定内の国に限定した貿易自由化であり,それから外れた国は排除される。このやり方は,WTOの「自由・無差別・互恵」の原則に反し,1930年代の「ブロック経済主義」と酷似する。国内のTPP反対論は,例外なき貿易自由化が農業等の国内産業に悪影響を及ぼすというものだが,TPPの本質は「地域限定排他的貿易協定」である。戦争へと突き進んだ1930年代の悲劇を繰り返さないために,ブロック経済化を進めるTPPには反対である。
(3)破局に至らないために~『国富論』を越えて~
1930年代のブロック経済から世界大戦に至った悲劇を,今また繰り返さないためには何をすべきか?その解として,『ボク(僕)富論』から『キミ(君)富論』への転換を提案する。『キミ富論』とは,自らの利益ではなく他者の利益を優先させ,ライバルに手を差し伸べよう,という考え方だ。国レベルでは,国産品愛用運動を止め,他国品を買おう。企業レベルでは,他社製品を買おう。自国・自社・自身を優先する考えに留まる限り,現在の経済問題は解決できない。以上(文責:木船)。
講演会後に思う
ナマの浜さん(ナマ浜)は,テレビ画面を通して見る浜さんに比べて,ずぅ~とキュートであった(失礼!)。バイオレットの髪や個性的なファッションは画面と変わらないが,講演の前や後の控室でのお喋りでは,無表情でもなく強面でもない,ウィットに富んだ楽しいお人柄を感じさせられた。こっそり,その一端を書いてしまおう。
木船「浜先生のご趣味の一つに,大量飲酒があるそうですね?」
浜 「はい。正確には,多品種大量飲酒と言います」
木船「ご多忙な先生ですから,いつも原稿の締め切りに追われているのでしょう?」
浜 「最近は,締め切りに追いかけられるのではなく,締め切りを追いかけています」
今回の講演会でも,浜さんは,何の資料を見ないで80分間,聴衆に語り続けた。聴衆を飽きさせない様に,適当な時間にジョークを入れ,上述のように80分を3つの話題で構成する。終了のタイミングは,寸分の狂いもなく予定時間ピッタリだ。実にプロだなぁ~と感服した。
ここ数年の浜さんの精力的な仕事ぶりには目を見張らせられる。本屋に行けば,常時,入り口付近に数種類の著書が平積みされていて,ついでに表紙には眼光鋭い浜さんの顔写真が載っているものも多いから,「あなたは,ちゃんと仕事(研究)していますか?」と問われている気分になる。大量飲酒を趣味としても,高い生産性を誇る研究者は厳然と存在するのだ。自身を叱咤激励せねば。
浜さんはキリスト教信者であり,本学と同志社大学とはともにキリスト教主義大学というつながりもある。「これを機会に,名古屋学院大学で毎年,講演をお願いしますよ」という問いかけに,浜さんは「喜んで」と快諾してくれた。次回がいつになるかは決まっていないが,時期をみて再び登壇して頂こうと思う。
超多忙な浜さんには,くれぐれも健康にご留意していただいて,増々のご活躍をお祈りする次第である。
レントも終盤、今回は受難日について。
前回まで↓
この受難日にイエスは十字架にかけられて死にいたります。
キリスト教徒にとって、十字架はイエスの愛、罪の許し、信仰の象徴なんです。なので受難日や聖金曜日などと特別な呼び方をします。
その十字架、クロスモチーフとしてアクセサリーなんかに使われていますねー。
でも、この十字架刑、めちゃくちゃ残酷な死刑なんです・・・。
わかったうえで信仰の証として身に着けるならともかく、オシャレな感じで知らずに身に付けている人を見ると・・・ギロチンをぶらさげているのと変わりない(むしろギロチンの方がまだマシ?)なんて思ってしまいます。
この受難のくだりは、J.S.バッハの作品で有名なマタイ受難曲、ヨハネ受難曲としても展開しています。
もしクラッシックに興味のある方は、聖書を読むとより理解が深まりますよ!
それでは今回はここまで。
ひさしぶりにレント、受難週について。
前回まではこちら↓をご参照ください。
今回は洗足木曜日について。
レオナルド・ダ・ヴィンチ作品で有名な『最後の晩餐』はこの日の出来事を描いたものです。
キリスト教の大切な儀式に聖餐式というものがあります。
イエスの十字架と復活が救いのためにおきたと信じている、そのように告白するために行われるとても大切な儀式です。それはこの最後の晩餐の中に出てきます。
「一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱えて、それを裂き、弟子たちに与えながら言われた。「取って食べなさい。これはわたしの体である。」また、杯を取り、感謝の祈りを唱え、彼らに渡して言われた。「皆、この杯から飲みなさい。これは、罪が赦されるように、多くの人のために流されるわたしの血、契約の血である。 」
『日本聖書協会 新共同訳聖書』 マタイによる福音書26章26~28節
・・・ということとは別で"洗足木曜日"と呼ばれるのは・・・こんなエピソードがあったからです。
晩餐の後、イエスは逮捕され、十字架にかけられます。
イエスは自分の運命を知っていました。だからこの晩餐が弟子達ととる最後の食事になることもわかっていました。弟子達はそんなこととはつゆしらず、誰が一番弟子の中で偉いのかときそいあっていました。
そこでイエスは弟子の足を洗いました。
当時は舗装してない道をサンダルみたいな靴で歩いて移動していましたから、足はとっても汚い部分でした。そして↓のように言われました。
「あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」
『日本聖書協会 新共同訳聖書』 ヨハネによる福音書 13章34節
本学の建学の精神「敬神愛人」とはどういうことだろう?と考える時に大切な場面の一つだと思います。
明日は本学の学位記授与式です。
卒業される学生さん、支えてきたご家族の皆さま、一足早いですが、おめでとうございます。
学位記授与式が最初から最後まで神様の御心にそうものでありますように。式に集う全ての人のうえに神様の豊かな祝福と導きを祈ります。
本学はキリスト教主義学校ですから、学位記授与式も礼拝形式で行われます。
式の中で歌う讃美歌21の465番「神ともにいまして」は送別の歌として有名な讃美歌です。
神様が共にいて、これからの歩みを守り、いつも支えてくれますように、困難な状況のなかでも導いてください。また会う日まで神の恵が途切れることなくありますように。
こんな祈りがこめられた歌詞です。
自分のための祈りでもあります。
その場に一緒にいる人のための祈りでもあります。
普段歌わない讃美歌なのですぐに歌えないかもしれません。でも小さな声でもいいので、気持ちをあわせて歌いましょう。