教会暦の最近のブログ記事

今日はGood Friday

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今日はキリスト教のカレンダーではGood Friday、何がグッドなのか...日本語では聖金曜日(せいきんようび)、受難日(じゅなんび)と呼ばれています。イエスが十字架での死をとげ、墓に葬られたとことを記念する大切な日です。
英語ではこの金曜日を"Good Friday"と表現するんです。
そして明後日、3月31日(日)がイースター(復活祭)です。タマゴとウサギの飾りでおなじみになってきましたね。
月曜日には2024年度が開始です。チャペル行事もはじまりますよ、お楽しみに。

職員Y

もうすぐイースター

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ブログの更新が途絶えておりましたが、今日からまたチャペル行事などなど更新していきますよ!
そうやって気持ちを新たにした今日、キリスト教のカレンダーでは洗足木曜日(せんぞくもくようび)といわれる日です。
イエス・キリストが十字架で処刑され死ぬ受難を記念する「受難日」が明日でして、今日はその直前、あの、名画で知られる『最後の晩餐』の場面の日です。

洗足木曜日、と呼ばれるのはイエスが弟子の足を洗った記述が聖書にあるからです。(ヨハネによる福音書 13章1~15節)先生(イエス)が率先して弟子の足を洗ったのだから、みんなお互いに足を洗いあいなさいと行動をもって示された場面です。自分のふるまいを見直さなければとはっとさせられます。

職員Y

バレンタインからはじまった受難節

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バレンタインからはじまった受難節なとど書くと、バレンタインに対するネガティブキャンペーンっぽくなりますが、そうではなく、キリスト教の暦の話です。
キリスト教のシンボルといえば十字架ですが、この十字架がシンボルになる事件、イエス・キリストが十字架による死刑執行されたこと、イエスの受難を念頭に置いて過ごす受難節(じゅなんせつ)という季節です。
受難節はレント、他にも四旬節(しじゅんせつ)と呼ばれています。
イエス・キリストは十字架刑により死んで、墓に葬られて、三日目に復活したわけですが、その復活した日がイースター、復活祭といわれる日。それが
春分の日の後の最初の満月の次の日曜日(のが多いと添削されそう)
になるため、毎年日付が変わる移動祝日でして、今年は3月31日。その日を起点に日曜日を除く40日前からの期間が受難節になります。曜日は水曜日固定なので受難節初日を「灰の水曜日」と呼びます。
今年は2月14日(水)が灰の水曜日だったんです。
(職員Y)

ペンテコステの一週間後は何の日?

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キリスト教の三大祭の一つペンテコステの一週間後もキリスト教の暦では特別な日です。
三位一体(さんみいったい)を記念する日になります。
キリスト教の神は父、子、聖霊の3つの側面を持つ1つの神というのが三位一体の意味なのですが、三位一体の季節の初日になります。
三大祭に比べると、クリスチャンの間でもとてもささやかな知名度の日。いや、特にご馳走を食べたりしないですし、せいぜい典礼色という季節のテーマカラーが緑色に変わるので講壇掛けなどの装いを変えるかな、ぐらいです。ただし教会によってはそういったものをまったく使用しない場合もあるので、場合によってはまったく気が付かない間にとおりすぎてしまうそんな三位一体の日です。
ペンテコステの日付が毎年移動するするため、三位一体の日も移動しますが、ペンテコステの一週間後の日曜日と決まっているため、今年の三位一体の日は6月4日(日)です。
もし教会の礼拝に出席される際は、三位一体主日っぽいところがあるか探してみてくださいね。

ペンテコステってなに?

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明後日、はペンテコステです。
といって「ああ、ペンテコステね!」となる人は少ないのではないでしょうか。
キリスト教の三大祭の一つなんですが、日本では他二つの知名度に比べるととんでもなく知名度の低いお祭りになります。ちなみに他の二つはクリスマスとイースター。
その二つにかたを並べて三大祭の一角をになっているのに存在感が・・・というのがまたたまらないペンテコステです。
日本語では"聖霊降臨祭"と書きます。読んで字のごとく、聖霊が降ったことを記念する日です。
いったいどんな出来事を祝う日かというと・・・
イエスが十字架で死を遂げ、復活し、天へ昇った後、イエスの弟子たちがみんなで家に閉じこもっていました。五旬祭というユダヤのお祭りのころ、弟子たちが祈っていると、天から炎の舌のような聖霊がおりてきました。すると、それまで閉じこもっていた弟子たちが街へ出て行って力強く伝道を開始しました。
これがペンテコステ(聖霊降臨祭)のおおまかな出来事です。
伝道を開始した=教会の誕生日 として大切にされています。
毎年日にちがかわりますが、2023年は5月28日がペンテコステです。

明日から受難節

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お久しぶりの更新になってしまいました。
明日は、ここ最近紹介しているレント・受難節の初日、灰の水曜日。

イエス・キリストの誕生日が何月何日かは聖書に書いていないのです。
ですが、命日的な日(十字架にかけられ命を絶たれた日)はユダヤ教の祭り「過ぎ越しの祭り」の期間かつ金曜日で、復活したのは三日目の日曜日だと聖書に書かれているのです。
それで、この過ぎ越しの祭りが、春分の日以降の最初の満月が基準になっているため、復活を祝うイースターも春分の日を過ぎた最初の満月の次の日曜日となったわけです。
そして、明日から始まるレントの初日はこのイースターから日曜日を除いた40日前と決められているのです。

クリスマスが冬至、一年で最も日照時間の短いという意味で闇が深まる時期に、イエスがこの世へこられた喜びを、光の到来、希望に重ねて、イースター、復活を祝う日は厳しい冬が終わった命の芽生えの春にあることがおもしろいな、うまいことはまっているなと思います。(北半球のわりと北側中心の考えかとは思いつつ)

(伝道師じゃないほう)

2023年2月22日(水)は何の日?

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2023年2月22日(水)は何の日?

ニャンニャンニャン で 猫の日

は今回、当ブログ的に求めている答えではありません。

ポイントは(水)の部分。

そう、水曜日がポイントになります。

キリスト教の暦では「灰の水曜日」と呼ばれる日です。
これはイエス・キリストが十字架上で死をむかえる受難をおもって過ごす、受難節という季節の初日です。
2月か3月のどこかの水曜日というかんじで日程が毎年大きく変わるため、日にちを覚えても意味がないのです。ということで2月22日なのは今年、来年はまた別の日が灰の水曜日になります。
ちなみに早くて2月4日、遅くて3月10日。すごいズレます。これは起点になる日が同じだけズレるからなんですよ。
受難節は四旬(しじゅん)節、レントなどという言い方もします。

なんだかもっと長くなりそうですから、続きは次回ということで。
明日、2月10日(金)は大学の休業日にともない、チャペルも閉館いたします。ブログ更新も次回は週明けとなります。
(伝道師じゃないほう)

1月6日は何の日クイズ

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だいぶ過ぎてしまいましたが、1月6日は何の日でしょう?




ピーン

答えは公現日(こうげんび)、エピファニーと呼ばれる日です。ざっくりした説明ですが、イエス・キリストの誕生を東方の博士たちが祝いにやってきた日のことです。ということでキリスト教的、クリスマスの正式な期間は12月25日~1月6日ということになっています。25日で終わりじゃなく、25日で始まるんですよ。

そんな重要そうな公現日ですが、たぶん、日本では・・・というか本学が関係するプロテスタントの教派ではクリスチャンでも「あ、言われてみればそんな日だったな。でも、もう仕事はじまってるしただの普通の日」ぐらいの感覚の人が多いかも。しかも何かを祝うというよりかは、公現日はクリスマスの飾りを片付ける日、といったものです。公現日で何か準備するのは礼拝の(聖書箇所、讃美歌、奏楽曲を選ぶ)説教者と奏楽者ぐらいです。1月6日はエピファニーの礼拝をわざわざしたりしない教会が圧倒的多数だと思われます。

さて、次回更新では、そんな公現日のために人生初挑戦したことをお伝えします。
(伝道師じゃないほう)

明後日はペンテコステ・・・とは?

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2022年6月5日はキリスト教の三大祭の一つペンテコステ(聖霊降臨祭)です。

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ペンテコステはざっくりとまとめると以下のような出来事を記念する日です。
イエス・キリストが昇天した後、弟子たちが集まっていると、突然強い風が吹くような音がなり、炎の舌のようなものが弟子たちの上にあらわれたのです。すると弟子たちは聖霊に満たされて、今まで話したこともない外国語で宣教を開始した。

以上、説明したものの、依然よくわからないペンテコステの出来事でした・・・。
聖霊が何かよくわからないし、「聖霊に満たされて」は「あー、あの感じね!」みたいに共感もできないし、未知の領域すぎてわかったようなわからない説明になってしまうのかと・・・。
百聞は一見に如かず、みたいに想像がつかないですよねー。
まあでも、ペンテコステは聖霊が降って弟子たちが宣教を開始したことを記念する日、が一言まとめになるのでしょうか。

(伝道師じゃないほう)

灰の水曜日は明日

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明日からキリスト教の季節では受難節(四旬節)に入ります。
受難節(四旬節)はイエス・キリストの受難(十字架刑による死)を、念頭に置いて過ごす期間です。日数にして46日。
期間の始まりはその年のイースター(春分の後にくる最初の満月の次の日曜日)から逆算して決まるので、毎年すごくズレます。今年のイースターは4月17日なので3月2日~4月16日が受難節ということになります。
そして明日はその期間の初日で「灰の水曜日」と呼ばれる日です。

悔い改めのしるしとして灰を額などにつける習慣から灰の水曜日と呼ぶようになっています。
本学の関係する日本基督教団では儀式として執り行う教会は少数かなと思います。一般的な「キリスト教ってこんなイメージ☆」というものから縁遠いというか、儀式や装飾などがわりと薄味な教派なので。

この受難節はイエス・キリストの受難を思う時、そしてその意味を問いかけ、自分に何ができるのだろうかと思考する時でもあります。
(伝道師じゃないほう)

今度の日曜日が平和聖日

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本学が関係する日本キリスト教団では8月の最初の日曜日を「平和聖日」と定めて、平和を祈る日としています。
ということで2021年は8月1日(日)、今度の日曜日が平和聖日となります。

ところで平和ってなんでしょうか。
戦争がない=平和
でしょうか。
もうちょっと平和って広い意味がある気がします。
というのも、平和の祭典が行われていますが、競技ができること、観戦できることの喜びだけではなく、コロナウイルスが猛威をふるう現状での開催に、誰しも大小の差はあっても不安や複雑な思いがないわけがありません。この状況やら心中を"平和"と表現するのは不正確な気がします・・・。平和ってもっといいものであって欲しい。

などなど、平和聖日か、と思うとふだんぼんやりしている私でも考え始めるわけです。皆さんも平和というものを考えるきっかけになればいいなと思います。

最後にひとつ聖書箇所をご紹介して終わります。

平和を造る人々は、幸いである
その人たちは神の子と呼ばれる。

『聖書協会共同訳 新約聖書』
マタイによる福音書5章 9節

(伝道師じゃないほう)

長いタイトルで始まりました、今日のブログ。
なんだかもうキノコが生えそうな薄暗くてしめった日が続いていますが、5月23日(日)は生えたキノコも燃えて消えそうなキリスト教三大祭の一つ、ペンテコステ(聖霊降臨日)になります。

三大祭の他二つがクリスマスとイースターという華やかでメジャーな祭りなので、聞いたこともないようなマイナーな祭りだし、盛り上がりに一歩・・・二歩・・・十歩・・いや、百歩ぐらい欠けるような影の薄い三大祭の一つです。

イースターから50日目の日曜日がペンテコステと決まっているので、イースターが毎年日程が変わるのと同様に、ペンテコステも日程が変動します。ですから来年は6月5日がペンテコステになります。

ちなみに、どんな出来事がこのペンテコステのもとになったかというと・・・
イエスが十字架の死から復活して40日してから天へ昇った後、イエスの弟子たちがみんなで家に閉じこもっていました。
五旬祭というユダヤのお祭りのころ、弟子たちが祈っていると、天から炎の舌のような聖霊がおりてきました。すると、それまで閉じこもっていた弟子たちが街へ出て行って力強く伝道を開始しました。
これがペンテコステ(聖霊降臨祭)のおおまかな出来事です。

伝道を開始した=教会の誕生日 として大切にされています。
この聖霊降臨日の一週間のテーマカラーは赤になります。だから来週は赤色のブログになる予定ですよー。

(伝道師じゃないほう)

ハッピー イースター!

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イースターは日本語で復活祭、十字架刑で死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念して祝うキリスト教のお祭りです。年によって日程が変わるため2021年は4月4日がイースターでした。
つまり、昨日を皮切りにしばらくイースターを祝う期間(復活節)になりまして、今年は4月4日~5月22日がイースターの期間になります。
カラフルなタマゴとウサギの飾り、けっこう街中でも見ますね。あれ、イースターの代表的な飾りです。

たまごの殻をひなが割って出てくる様子が、イエス・キリストが死の殻をやぶって復活したという象徴としてタマゴがつかわれています。

で、ウサギ、いつしかイースターエッグはイースターラビットが産む特別なものという伝承ができていて、イースターといえばたまごとウサギ、なんですよ。

では、Happy Easter !
(伝道師じゃないほう)

今週は赤色、受難週に入りました。

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先週木曜日の記事にあるように、今週はキリスト教の暦では、特別な受難週という1週間です。
テーマカラーにあわせてチャペルの講壇掛けを赤色に変更しました。

IMG_0428.jpg
伝道師のほうが撮ったイチオシの写真。

赤色の講壇掛け、受難週の一週間とペンテコステの一週間と宗教改革記念日の一週間、つまり年に3回、3週間しか出てこないレアものです。
(伝道師じゃないほう)

受難週に入ります。

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受難週に入ります。
と書くと、年度末や年度初めの多忙な様子を受難って言ってるのかしら?と思われそうですが、違います。

キリスト教の暦では今は受難節(四旬節)といってイエス・キリストの十字架の死、その道行に気持ちをむけて悔い改めつつ過ごす期間になりますが、そのクライマックス、まさにイエス・キリストが十字架刑で命を絶たれたことを記念する日が来週の金曜日、4月2日です。そして4月4日(日)がイースター、復活祭の日になるわけです。ということで、3月28日(日)はイエスが十字架刑になると知りながら、エルサレムという都に到着した日、棕櫚(シュロ)の日曜日と呼ばれる特別な日曜日になります。
この辺りの詳しいことは受難週(聖週間)について学ぼうのリンク先をご覧いただくことにして割愛いたします。
ということで、来週はキリスト教にとって特別な意味をもった受難週という一週間なんですよー。
(伝道師じゃないほう)

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