お久しぶりの更新になってしまいました。
明日は、ここ最近紹介しているレント・受難節の初日、灰の水曜日。
イエス・キリストの誕生日が何月何日かは聖書に書いていないのです。
ですが、命日的な日(十字架にかけられ命を絶たれた日)はユダヤ教の祭り「過ぎ越しの祭り」の期間かつ金曜日で、復活したのは三日目の日曜日だと聖書に書かれているのです。
それで、この過ぎ越しの祭りが、春分の日以降の最初の満月が基準になっているため、復活を祝うイースターも春分の日を過ぎた最初の満月の次の日曜日となったわけです。
そして、明日から始まるレントの初日はこのイースターから日曜日を除いた40日前と決められているのです。
クリスマスが冬至、一年で最も日照時間の短いという意味で闇が深まる時期に、イエスがこの世へこられた喜びを、光の到来、希望に重ねて、イースター、復活を祝う日は厳しい冬が終わった命の芽生えの春にあることがおもしろいな、うまいことはまっているなと思います。(北半球のわりと北側中心の考えかとは思いつつ)
(伝道師じゃないほう)