2016年8月アーカイブ

12使徒 その19 マイナーな弟子グループ?

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 もう8月最後の日になりましたね。全部の弟子を紹介しきれるのか心配になりますが、ここから聖書の記述が少ない弟子たちが続きますから、さささーっと進んでいきますよ。
それで、今回は5人目フィリポのご紹介です。

フィリポとイエス・キリストの出会いは、前出の4人を弟子にした次の日イエスがフィリポに出会い私に従いなさいと声をかけたというものです。
それ以降の目立ったエピソードとしてイエス・キリストが5000人の人にパンを分け与える場面で、フィリポに質問をしたということです。

そんなわけでフィリポの象徴はこれです。

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十字架とパンのかたまり、です。
これはパンを分け与えるエピソードと、フィリポが十字架で竜を追い出したという伝説(聖書には記載されていません)に由来します。

12使徒 その18 ヨハネにちなんだ名前

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 ヨハネは人気が高いらしくヨハネにちなんだ名前もよくある名前だなということでご紹介いたします。

ジョン       英語
イヴァン      ロシア語
ジャン       フランス語
イアン       スコットランド
エヴァン      ウェールズ
オーイン、ショーン アイルランド
ジョアン      ポルトガル語
ジョヴァンニ    イタリア語
フアン       スペイン語
ヤン        ポーランド語・チェコ語・オランダ語・デンマーク語
ヨハネス、ハンス、ヨハン ドイツ語

J.S.バッハのJもJohann(ヨハン)、このヨハネからとられている名前です。

12使徒 その17 ヨハネのシンボル

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 今まで紹介した使徒の最期が殉教だったとお伝えしてきましたが、使徒の中で唯一殉教しなかったといわれているのがヨハネです。
そんなヨハネのシンボルが

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ヘビまたはドラゴンのからみついた杯です。

殉教しなかったとはいえ、ヨハネも命の危機にさらされていました。
毒の入った杯を飲んでも死ななかったといういいつたえから、ヘビまたはドラゴンのからみついた杯がヨハネのシンボルになっています。

12使徒 その16 ヨハネといえば

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 聖書の中の文書で、『ヨハネによる福音書』、『ヨハネの手紙一』、『ヨハネの手紙二』、『ヨハネの手紙三』、『ヨハネの黙示録』がこのヨハネによって書かれたと伝承されてきました。別のヨハネやヨハネの名をかりて書かれたという説が近代以降では有力な説となっています。

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ちなみに福音書にはそれぞれシンボルマークがあり、『ヨハネによる福音書』のシンボルマークは鷲です。

 使徒を紹介していくシリーズ、4人目はヨハネです。
ヨハネも聖書の中に洗礼者ヨハネという同名の有名人がいるのでちょっとややこしい人物の一人です。
前回までご紹介していたヤコブの兄弟で、ヤコブと一緒にイエスの弟子になりました。"雷の子たち"(ボアネルゲス)という異名を持っています。

"イエスの愛しておられた弟子"という記述が聖書にあるのですが、それがヨハネではないかといわれています。
イエスが十字架にかかった時、その近くに"イエスの愛しておられた弟子"がいたとあるので、ヨハネが立ち会っている絵画などがあります。
また、最後の晩餐の場面でイエスによりかかっているように描かれるのはヨハネです。


12使徒 その14 ヤコブの見分け方

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 さて、ヤコブの象徴はというと↓これです。

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ホタテ貝です。
フランス語ではホタテ貝を「聖ヤコブの貝」と呼ぶそうですよ。
ヤコブが12使徒の中で最初に宣教の旅に出たという伝説があり、ホタテ貝は巡礼の旅のシンボルです。

12使徒 その13 ヤコブにちなんだ名前

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 前回の記事でスペイン語・ポルトガル語で「サンティアゴ」は「聖ヤコブ」という意味とお伝えしましたが、やはりヤコブにちなんだ名前があります。

スペイン語で「聖」をぬいたヤコブから、ハイメ、ディエゴ
英語のジェイコブ、ジェイムズ、ジャック
フランス語のジャック
などです。

チリ共和国の首都サンティアゴもこのヤコブからとられています。

12使徒 その12 ヤコブも最期は

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 12使徒のほとんどが実は殉教しているんですが、ヤコブもかなり早い段階で殉教しています。イスラエルのヘロデ王によって剣で殺されたと聖書に書かれています。

ヤコブの遺体がスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラという場所で発見されたためにスペインの守護聖人とされているようです。
スペイン語で「サンティアゴ」は「聖ヤコブ」という意味です。

このサンティアゴ・デ・コンポステーラは巡礼地として人気がある場所らしいですよ。

12使徒 その11 熱心なお母さん

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 ペトロとヨハネ、ゼベダイの子ヤコブの3人が弟子の中の筆頭だったようで、イエスは3人だけをつれていくことがよくありました

ところで、12使徒の中では地位争いみたいなことがおきていたようで、ヤコブとヨハネのお母さんがイエスに2人を弟子のナンバー1とナンバー2にしてほしいと直談判する場面も聖書にはでてきます。
その時に「一番偉くなりたい人は、人に仕えるしもべになりなさい。」というのがイエスの教えでした。そのイエスは十字架という身分が低い人の処刑方法で死ぬことになりました。

2016夏「名古屋いりゃあせツアー」

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 8/17~21日までの5日間、名古屋YWCAと本学が共同主催、名古屋YMCA協力の2016夏「名古屋いりゃあせツアー」を開催します。福島近郊から11組の親子をお招きして、17~19日に自然豊かな瀬戸キャンパスでのびのびと野外活動のプログラムを楽しんでいただきます。19日~21日は名古屋でのフリータイムとなります。

事前合宿の様子(瀬戸市岩屋堂公園)

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この日に備えて学生ボランティアが事前学習や募金活動、さまざまな準備を重ねてきました。5回目となるこのツアーが良い時となりますよう覚えてお祈りください。

12使徒 その10 ヤコブは他にもいるから...

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 12使徒を紹介していくシリーズ、3人目はヤコブです。
なんてさらりとヤコブと書くと「どのヤコブ!?」となるのです。ややこしいことに、ヤコブという名前の人は12使徒の中にもう一人ヤコブがいるのです。しかも12使徒ではなくそのもっともっと大昔の旧約聖書に超有名なヤコブがいまして、さらにいうなら新約聖書に「ヤコブの手紙」というのがありますが、どうもまた別人のヤコブじゃないかという話でして、非常にややこしいのです。一応他のヤコブと区別するためにゼベダイの子ヤコブまたは大ヤコブといわれます。

長くなりましたが、ゼベダイの子ヤコブと呼ばれている使徒についてご紹介いたします。

ゼベダイという人の子どもで、ヨハネという兄弟と一緒にイエス・キリストの弟子になりました。兄弟で"雷の子たち"(ボアネルゲス)という異名を持っています。雷みたいな性格だったのでしょうか...。

ヤコブとヨハネはペトロやアンデレと同じガリラヤ湖の漁師でした。イエスに声をかけられお父さんのゼベダイも船も道具もその場に置いてイエスの弟子になりついていきました。

12使徒 その9 アンデレにちなんだ名前

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 ペトロと同様に有名な弟子たちにちなんだ名前がヨーロッパにはいっぱいあります。
英語のアンドリュー
フランス語のアンドレ
ドイツ語のアンドレアス
スペイン語のアンドレス
イタリア語のアンドレア
ロシア語のアンドレイ
などがあります。

さて、次回はヤコブについてご紹介いたします。

12使徒 その8 アンデレの見分け方

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 アンデレの象徴がこれです。

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Xです。
アンデレもキリスト教の宣教をして迫害にあい、X型の十字架で死刑にされたといいつたえられています。
ですからX型の十字架と一緒に描かれている弟子がいたらアンデレということになります。

プロテスタントには馴染みのない習慣ですが、アンデレなど有名な弟子たちを守護聖人としてまつる習慣があるようです。スコットランド、ギリシャ、ロシア、ルーマニアなどではアンデレが守護聖人になっていて、スコットランドの旗は青地に白のXが入ったまさにアンデレの十字架になっています。他にも色々と旗や紋章に使われているようです。

12使徒 その7 2人目の紹介はアンデレ

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 イエス・キリストに声をかけられ、ペトロの兄弟アンデレも同様に弟子としてイエスについていきました。
ですがたくさんの印象的なエピソードの多いペトロとちがい、イエスに会いたいと言ってきた人をイエスに紹介するなどの地味な出番がちょっとあるだけのアンデレです。

ペトロの紹介の時に、二人が漁をしている時に声をかけられて弟子になったと書きましたが、それはマタイによる福音書などの記述で、実はヨハネによる福音書では、ペトロとアンデレはもともと洗礼者ヨハネの弟子で、ヨハネがイエスのことを「神の子羊」と呼んだことがきっかけでイエスについていくようになったと書かれています。

12使徒 その6 ペトロにちなんだ名前

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 ヨーロッパの男性名にはペトロにちなんだものがたくさんあります。
英語のピーター
フランス語のピエール
イタリア語のピエトロ
ドイツ語のペーター
スペイン語・ポルトガル語のペドロ
ロシア語のピョートル
などです。
有名な人やキャラクターにこういう名前あるある!というかんじですよね。

都市の名前としてはロシアのサンクトペテルブルク(聖ペトロの街という意味)などがあります。

一番弟子として有名なだけあってペトロの紹介が長くなりましたが、次回からはペトロの兄弟アンデレをご紹介します。

12使徒 その5 まさかの○十字!?

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 皆様、これをご覧ください。

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十字架が逆さまになっていて、反キリスト、悪魔的なものの象徴ともされていますが、ペトロの十字架とも呼ばれています。

ペトロたち弟子がキリスト教の伝道をしていた頃、キリスト教は禁教でした。
ペトロはネロ皇帝から十字架によって死刑になりました。その時に逆さまの十字架にかけられたとの伝承があります。ペトロは自分がイエスと同じ十字架で処刑されるに値しないからと、みずから逆十字の刑を望んだということです。

ちなみにペトロが処刑されて葬られたとされる場所が現在のバチカンのサン・ピエトロ(聖・ペトロ)大聖堂になっています。

12使徒 その4 ペトロを探すカギ

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 絵画やステンドグラスの中で弟子たちがいっぱいならんでいて誰が誰かわからない時、ペトロを探すカギがあります。
それはこれ↓です。


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そう、文字通り鍵です!

イエス・キリストがペトロに"天の国の鍵"をあずけると言った記述が聖書(マタイによる福音書)にあります。
そのためペトロだけ鍵を持って描かれていることが多いです。

ちなみに、カトリックのローマ法王はペトロの後継者、代理者ということなのでバチカン市国の国章には金と銀の鍵が交差したものが入っています。

次回は他にもあるペトロの象徴についてご紹介します。

12使徒 その3 一番弟子でも失敗ばかり!?

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 ペトロとイエス・キリストの出会いは、イエスが宣教を始めてすぐのころです。
ペトロは兄弟のアンデレとガリラヤ湖で漁師をしていました。
イエスから「人間をとる漁師になりなさい」とついてくるように言われて、すぐに網を置いてついていったのです。

一番弟子のペトロですが、イエスと同じように水の上を歩こうとしておぼれかけるなど失敗も多く、とても人間らしい人物です。

その中でもっとも大きな失敗はイエスが捕えられている時に、「イエスを知らない。」と3度否定したことです。実は「わたしはどこまでもイエス様についていきます。」と宣言していたペトロですが、イエスから「あなたはニワトリが鳴く前に3回私のことを知らないという。」といわれていたのです。この場面はレンブラントなど多くの画家が描いています。

次回は絵画の中でペトロをさがすカギについてご紹介します。

12使徒 その② たくさんの名前を持つ男!

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 イエス・キリストの弟子の中でたぶん一番有名な弟子、ペトロについてご紹介したいと思います。
聖書の中でこの人は3つの名前で登場します。

ペトロ
シモン
ケファ

本名はシモン・バルヨナといいます。
ですが、アラム語で岩という意味のペトロというニックネームでイエス様から呼ばれていました。
さらにペトロをギリシャ語にしてケファと書かれている場合もあります。

そして、さらに日本で現在はペトロと呼ばれていますが、今使われている『新共同訳聖書』より以前の聖書ではペテロとなっていたので、昔の聖書に親しんでいた人はいまだに「ペテロ」と呼ぶことが多いです。

そんなわけで、ただ12人の名前を覚えるだけでもややこしいのに、一人で3つ(4つ?)の名前があってややこしさに拍車をかけている、そんなペトロです。

次回はペテロの有名なエピソードをご紹介したいと思います。

12使徒 その1 まずは全員の名前から

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 予告通り本日からイエス・キリストの12人の弟子たちについてご紹介していきます。
まず、イエスの直弟子は100人以上いたようですが、その中から12人が選ばれました(マタイによる福音書10章1~4節他)。

12人の名前は

ペトロ(アンデレの兄弟)
アンデレ(ペトロの兄弟)
ヤコブ(ゼベダイの子、ヨハネの兄弟)
ヨハネ(ゼベダイの子、ヤコブの兄弟)
フィリポ
バルトロマイ
トマス
マタイ
ヤコブ(アルファイの子)
タダイ
シモン
ユダ

この12人です。

12人を選んだのは、イスラエルが12部族だったことにちなんでということもいわれています。

<予告>12弟子特集始めます。

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 授業期間が終了して、チャペル行事のお知らせがないこの期間だからこそできる連載(にしないと長ーい記事になって読みたくないですよね)企画を明日から開始いたします。
今回はイエス・キリストの12人の弟子たちについてご紹介していこうと思います。

この"12使徒"は有名ですが、いざ一人一人の名前をいえるかというと、クリスチャンでもスラスラと名前がでてくる人は意外に少数なのです。かくいう私も言っている途中でかむともうそれからしどろもどろ、最初からやりなおさないと出てこないというありさまですが。

知っていれば、例えばレオナルド・ダ・ヴィンチ作"最後の晩餐"の絵を見て「ここにいるのは○○でこっちにいるのが●●で」というふうに、よりキリスト教芸術を楽しむこともできますよ!
お楽しみに!

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