「キリ絵 de 大喜利」は毎週金曜日更新!(伝道師のほう)
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爺「あぁ〜神さま。おつかいに行き忘れた罰で婆さんからヤギをぶつけられそうです。助けたまえ〜」
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レンブラント『トビトとアンナと子山羊』(1626)
参照︰トビト記 3章
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2021年2月アーカイブ
名古屋キャンパスしろとりチャペルのオルガンをゆっくり紹介していくシリーズです。
今回はこの下線部の説明です。
Umfang Manuale C - f''' (54 Töne)
Umfang Pedal C - f' (30 Töne)
これは鍵盤の数、です。
手鍵盤がCという音からf'''という音までの一段につき54鍵あり、
足鍵盤はC という音から f'という音までの30鍵あるという意味です。
楽譜だとこんな感じです。(いつにも増してクオリティが低い画像ですがご容赦ください)
下から大文字のC、1オクターブ上がると小文字のcで、さらに1オクターブ上が小文字のcに点を一つつけたc'、その上がc''で、更に上になるとc'''と表記していきます。
手鍵盤は4オクターブとちょっと、足鍵盤は2オクターブとちょっとあるわけですねー。
ただ、オルガンは鍵盤の数もオルガンによって異なるので、もっと上下にある場合もあれば、もっと少ない場合もあります。中にはショートオクターブといって使う回数の少ない音をつくらずに省略しているなんてこともけっこうあります。この曲弾こうと思ったらオルガンに音がない、そういう時どうするかというと、その曲は弾かずに別のそのオルガンで弾ける曲を弾く、ということになっちゃいます。そんなわけで、この表は、「この曲は弾ける、この曲は弾けない。」という重要な情報になるわけです。
ちなみに、ピアノはフルサイズで88鍵盤(7オクターブとちょっと)あります。つまりもっと下までと上まで鍵盤があります。だからピアノの楽譜で弾こうとすると「あれ?鍵盤が足りないゾ!?」となるんですねー。逆にオルガンばかり弾いているとピアノの楽譜を見て、普段目にしない音(たいてい棒がたくさんついている)に戸惑うのです。
(伝道師じゃないほう)
名古屋キャンパスしろとりチャペルのオルガンをゆっくり紹介していくシリーズです。
さて、前回までの6と7の情報のおさらいの回です。
手鍵盤下段(Ⅰ)に4種類の音
手鍵盤上段(Ⅱ)に3種類の音
足鍵盤に2種類の音
4+3+2=9
合計9種類の音が入っているということがこの表でわかるわけですねー。
(伝道師じゃないほう)
2月22日はにゃんにゃんにゃんで猫の日らしいですね。
ところで、聖書には猫、出てきません。
ネコという名前のエジプトの王、ファラオが出てくるんですが、きっと猫とは似ていなかったでしょう・・・。
ところで、写真にある瀬戸のチャペルのステンドグラスには猫がいるんですよ。
さあ、どこにいるかわかりますかー?
(伝道師じゃないほう)
「キリ絵 de 大喜利」は毎週金曜日更新!(伝道師のほう)
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インターネット史上初めて「(笑)」を「w」と書いた男、省エネ大賞受賞へ
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ヤン・ステーン『ダビデの凱旋』(1671)
参照︰旧約聖書 サムエル記上 18章
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名古屋キャンパスしろとりチャペルのオルガンをゆっくり紹介していくシリーズです。
今日はこの下線部の説明をしていきますよ!
手鍵盤2段、足鍵盤1段、つまり合計3段の鍵盤がこのオルガンにはついています。
鍵盤一つにつき独立したパイプ列に連結されているので、3つのオルガンが合体しているオルガンともいえます。イメージ的にはシンセサイザーを積み重ねて使っているような感じですかねー。しろとりは手鍵盤が2段ですが、1~3段のオルガンが多いです。コンサートホールにあるような大オルガンは手鍵盤が5段ぐらいあります。
だいたい5段ぐらいが演奏する時に手が届く限界かなという感じです。鍵盤は下からⅠ、Ⅱと数えていきます。
足鍵盤は文字通り足で弾く用の鍵盤です。オルガンは両手両足を使う楽器なんですねー。
表のほうの意味はこんな感じです。
Ⅰ HAUPWERK ハウプトヴェルク 手鍵盤下段のこと
Ⅱ KLEINWERK クラインヴェルク 手鍵盤上段のこと
PEDAL ペダル 足鍵盤のこと
ちなみに手鍵盤のことをマニュアル、足鍵盤のことはペダルと呼ぶので、手鍵盤2段、足鍵盤のオルガンを省略して2MP 二つのマニュアル(手鍵盤)とペダル(足鍵盤)と表記したりします。
(伝道師じゃないほう)
受難節(四旬節)に入りました。
ということで受難節(四旬節)の典礼色(テーマカラーのようなもの)の「紫」にあわせてブログもデザインを変更しています。
そしてチャペルの講壇掛けも紫色にピシッとかわりました。
さて、受難節の初日を、灰の水曜日と呼びます。
悔い改める時に灰で額にしるしをつける儀式が行われていたからです。
この灰、棕櫚の葉を燃やしたものなので(詳しくはコチラの記事)、今回のtop画像には棕櫚の葉を選んでみました。かわってないゾ?という方は読み込みなおしてみてくださいね!
(伝道師じゃないほう)
明日からキリスト教の季節では受難節(四旬節)に入ります。
受難節(四旬節)はイエス・キリストの十字架の死、その道行に気持ちをむけて悔い改めつつ過ごす期間になります。
本学の関係する日本基督教団はキリスト教の教派の中でも儀式的なことがわりとあっさりしているので、この悔い改めの期間も普段とかわらず過ごす人が多いです。(人によりますが)
でも、この期間はいってみれば神の子イエスを死刑おくりにした自分の罪を悔い改めるわけで、美味しいものを食べたり、宴会をしたり、なんて普段と同じことをしていたら、どこも悔い改める気がないではないかという考えもあるわけです。そんなわけで断食をしたり、質素な食事にしたり、飲酒をしないなど色々と生活をくい改める習慣もあります。つまり、今日はそういった生活に強く制限をする期間が始まる前に、食べおさめしたり、騒ぎおさめしたりする最終日になるわけですねー。世界のカーニバルのかげに受難節ありです。
(伝道師じゃないほう)
松本での地方入試に出張したサンジ(仮名)さんからお土産をいただきました。
間違いなく美味しい定番の味。
このご時世ですからお土産も久しぶりだなーとしんみりしながらさっそくコーヒーのおともにいただきました。
さて、エレベーターでの密を避けるためにも、健康のためにも階段を使っていますが、2階ならなんとかですが、3階、4階までとなるとついついエレベーターに頼りたくなりますよね。
そんな時、数段先いる雷鳥をホイホイと上へ追い立てるイメージで上がっていくと、疲れずに上がれるという話をどっからか聞いたので、皆さんもぜひ階段移動で実践してみてください。
(伝道師じゃないほう)
「キリ絵 de 大喜利」は毎週金曜日更新!(伝道師のほう)
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親父「泣くな息子よ。誰だって失敗ぐらいするさ。まぁ学校のおじいちゃん先生のこと『ママ!』って呼んじゃったのは人類史上お前だけだろうけどな」
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グエルチーノ『放蕩息子の帰還』(1654-55)
参照︰新約聖書 ルカによる福音書 15章
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しろとりチャペルの現在(10:55)の気温と湿度。
気温 8℃ 湿度56%
オオゥ・・・・指が凍るワ・・・・。
パイプオルガンという楽器は木製のパーツと金属製パーツが組み合わさっているので、温度と湿度でパーツが膨らんだり縮んだりして、色々と変化します。
そこで空調を入れて急に温度や湿度が変わると楽器がびっくりしてしまう。と職人さんが講習会で言っていました。
ヨーロッパのチャペルは空調がないから、冬は寒いし、夏は暑いのが普通。日本は室内でコートを脱ぐけど、外国の教会では脱がない。だからオルガンのことを想うなら我慢して。
とのこと。そうですよねー、日本って屋内でコートを脱ぐし、特に大切な場所ではコートを着たままとは失礼な気がしてしまいますが、オルガンはそういう場所でできた楽器なんですよね。
そんなわけで一人練習の時は空調をガマンだ!
・・・オオゥ・・(冒頭へ戻る)。
(伝道師じゃないほう)
名古屋キャンパスしろとりチャペルのオルガンをゆっくり紹介していくシリーズです。
今日はこの下線部の「9ストップ」の説明を・・・
これは9種類の音が入っているといった意味です。パイプオルガンはその名のとおり、パイプつまり笛を鳴らす楽器です。そのパイプの大きさや形で鳴る音がかわります。演奏する時にはその何種類かの音を曲や場面にあうように、組み合わせます。ま、言ってみれば一人でオーケストラになれる楽器で、フルートやホルンだけの時もあればオーボエやトランペットを加える時もあるといったことをして、静かな曲から華やかな曲、かわいい曲や力強い曲を、音をかえて演奏することができる楽器です。
という9種類のストップの具体的な名前が表に載っています。名前とかの説明は長くなるのでまた後日。1~9までありますね。
その音を変える装置が写真のこの〇の部分の棒。
1~9までこういう風に配置されています。
この棒を動かすことで、必要な種類の音が出るようになります。
ここでなんでこの装置の名称がストップなのかというと、この装置が開発される前は、起動すると全種類の音が出ていて、それを一種類ずつストップさせていたので、この装置を「ストップ」と呼ぶようになったそうです。今はストップを動かさないと音が出ないので逆になっていますねー。
ひとまず、しろとりのパイプオルガンには9種類の音が入っているということです!
(伝道師じゃないほう)
ということで、前回の記事を受けてブログデザインを緑色に変えてみました。
実を言うと、毎度この季節の取扱いに困っていたので、決まってよかったです。
ふー。
(伝道師じゃないほう)
先月、1月19日の記事で、我々このように皆さんにお伝えしていました。
「降誕節の時期は、典礼色(テーマカラー)が『白』」
「2月17日の『灰の水曜日』から受難節に入ります(つまり典礼色が変わる)」
これ自体は何も間違ってはいません。本学が関係している「日本基督教団」という教派が発行している『日毎の糧』という冊子にも、次のような表が掲載されていまして、それを見る限りでは、ちゃんと「降誕節は白」「受難節は紫」と書かれているんですよね。
(聖書日課編集委員会 編,『日毎の糧2021 ―主日聖書日課・家庭礼拝暦』,日本キリスト教団出版局,2020)
......しかしなんですよぉ。じゃあ、キリスト教であればどこの教派も、同じ「期節」に同じ「色」を使うのかというと、必ずしもそうではないんです。礼拝の形式や、歌っている賛美歌(聖歌)、牧師や神父といった名称など、教派によって様々な違いが見られるように、「期節」や「典礼色」も、ちょっとずつ教派ごとに違っているんですね。大抵の場合、同じ時期には同じ「色」が使われているんですが、細かい部分で、色や期節の名称が異なっていたりするのです。
例えば、今の期節に関して、日本基督教団のように「降誕節」と呼ぶ教派もあれば、「年間」(カトリック)や「顕現後(顕現節)」(聖公会、ルーテル)などという名称を用いている教派もあります。そして、それに伴い、典礼色に「白」を使う教会もあれば、「緑」を使う教会もあります。
ただ、今回どうしてこんな話を書いているのかと言いますと、今の時期、実はほとんど全ての教派が「緑」の典礼色を使っているんですね。僕(伝道師)の把握している限りでは、1月6日の「公現日」を過ぎてもなお「白」の典礼色を使っている教派は、日本基督教団と、ドイツの「ドイツ福音主義教会」くらいなのです。それ以外の、伝統的な教派は「緑」を使っているんです。日本基督教団の中でも、教会の暦や典礼色などに関心のある教会では「公現日」以降、「緑」にしているところも多いと思います。
そういうわけで、悩んでしまったのです。
「どうする?ウチも 緑 にする?」って。
別に、日本基督教団なら「白」じゃないとダメ、というわけではないんです。上の表にも「以下のような用例を提案いたします」と書かれている通り、ちゃんと意味があるならば、他の色を使っても良いのです。
しかし、同時にこんな風にも悩んでしまいました。
「えっ、そしたらいつ 緑 に変える?」って。
変えるタイミングが分かんなくなっちゃったんですよ。理由もなく、何の前触れもなく、ある日から突然、チャペルの講壇掛けの色が変わってたら、みんなビックリ.....................しないんですけどぉ(緊急事態宣言でチャペル閉鎖してるんで)、やっぱり何かを変えるには「理由」が必要じゃないですか。その明確な理由が思いつかなかったんですね。
そしたらですね、やっぱり「求めなさい。そうすれば与えられる(マタイによる福音書7章7節)」だなぁって思ったんですけど、先述の「ドイツ福音主義教会」は、今年は「2月7日(日)」に典礼色が「緑」に変わる、っていう情報を手に入れることができたんです。これだ!このタイミングしかない!と思いましたね。
ドイツ福音主義教会では、受難節(四旬節)に入る約2週間前から、「六旬節(2月7日)」「五旬節(2月14日)」と言って、徐々にイエス・キリストの「受難」に向けて心を整えていく準備をするようです。長い「緑」の期節から、急に「紫」の期節に変わるのではなく、しばらく「白」の期節を過ごしつつ、グラデーションのように「緑」に変わり、そして本格的にイエスの受難を覚える「紫」の期節に変わっていく、というのを表現しているみたいですね。
というわけで、本学もせっかくなので、今年はドイツ福音主義教会に倣って、「2月7日(日)」から、「灰の水曜日」を迎える「2月17日」の前日までの間、典礼色を「緑」に変更しようと思います(これでまさに「ドイツと同一」。ワオ!)
せっかく「記事」書いてくださったのに、
伝道師じゃないほう(A)さん、すんまっせ〜〜ん!
(伝道師のほう)
「キリ絵 de 大喜利」は毎週金曜日更新!(伝道師のほう)
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ロバ「無理でやんす!いくら叩かれても時速120kmなんて出ねぇでやんす!」
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ピーテル・ラストマン『バラムとロバ』(1622)
参照︰旧約聖書 民数記 22章
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前年度はほとんど見なかった雪、今年度はチラチラとみかけますねー。
写真は1月30日の桜の木。
この日は入試だったので大雪にならなくて本当に良かったです。
受験生の皆さん、暖かくしてお出かけくださいね!
(伝道師じゃないほう)
名古屋キャンパスしろとりチャペルのオルガンをゆっくり紹介していくシリーズです。
今日はこの下線部の説明を・・・
本学のホームページのオルガン紹介には、「バロック時代の様式をベースに」とあります。「ふーん、そうなんだーこれがバロック時代ってやつかー、知らないけど。」ってなもんですよね。パイプオルガンにはバロック様式をはじめ色々な様式があるんです。と書いてもなんのこっちゃですよねー。
例えば乗用車と言っても日本車、ドイツ、フランス、イタリア、イギリス、アメリカetc... 国と時代によって色々と違いがありますね。
日本車はエコで故障しにくい(イメージ)、というような感じで、その国や時代によって特徴があります。
「バロック時代の様式」がどんなものか・・・、バロックは「いびつな真珠」という意味で、17世紀から18世紀にかけての芸術をさすというのが本来の答えなんですが・・・、
たいへん乱暴にまとめると音楽の父と呼ばれるJ.S.バッハが弾いていたオルガンをモデルにしているというイメージです。
J.S.バッハや同時代につくられた音楽作品が得意なオルガン、といったかんじでしょうか。それだけでなく、現代音楽の演奏もできるような調律がされているんですが、そのことを書いてあるのが、下の方の下線部の
Barock progressive Stimmung
という一文の意味です。
バロックと現代のイイトコどりをした調律がされていますよ、と受け取っていただいたらいいと思います。
オルガンは見た目と音を揃えることが多いので、本学のオルガンも外観と音をバロック時代の様式がベースになったクラシカルなオルガンになっています。
(伝道師じゃないほう)
昨日のことですが、自宅のカレンダーを見たら日付と曜日があってない!!?と思ったら、2020年のカレンダーでした。あれ?もう2021年の1月も終わったのに私の家は時が止まっていたようで・・・と思ったらキリスト教センターの壁にもまだ2020年のカレンダー(っぽいもの?)が・・・これは伝道師のほうが貼ったもの・・・ブログ担当者二人してまだ2021年になってないみたいですねー。
キリスト教センターの壁に貼られている2020年のカレンダー
ちなみにこのカレンダーは日本キリスト教協議会(NCC)の発行の、この日曜日には、お祈りの項目にこれを加えてね、という課題が書いてあるものです。
ところで、時を2021年にすすめると、もうすぐキリスト教の暦がレント、日本語で受難節という季節に入ります。新しい季節になる前にカレンダーを張り替えて時をすすめないとー!
(伝道師じゃないほう)
【重要】キリスト教センター臨時閉館のお知らせ
名古屋キャンパス〈しろとり〉の一時閉鎖と入構禁止措置に伴い
1月27日(水)~2月7日(日)の期間、しろとりチャペルおよびキリスト教センターは閉館となります。