名古屋キャンパスしろとりチャペルのオルガンをゆっくり紹介していくシリーズです。
今日はこの下線部の「9ストップ」の説明を・・・
これは9種類の音が入っているといった意味です。パイプオルガンはその名のとおり、パイプつまり笛を鳴らす楽器です。そのパイプの大きさや形で鳴る音がかわります。演奏する時にはその何種類かの音を曲や場面にあうように、組み合わせます。ま、言ってみれば一人でオーケストラになれる楽器で、フルートやホルンだけの時もあればオーボエやトランペットを加える時もあるといったことをして、静かな曲から華やかな曲、かわいい曲や力強い曲を、音をかえて演奏することができる楽器です。
という9種類のストップの具体的な名前が表に載っています。名前とかの説明は長くなるのでまた後日。1~9までありますね。
その音を変える装置が写真のこの〇の部分の棒。
1~9までこういう風に配置されています。
この棒を動かすことで、必要な種類の音が出るようになります。
ここでなんでこの装置の名称がストップなのかというと、この装置が開発される前は、起動すると全種類の音が出ていて、それを一種類ずつストップさせていたので、この装置を「ストップ」と呼ぶようになったそうです。今はストップを動かさないと音が出ないので逆になっていますねー。
ひとまず、しろとりのパイプオルガンには9種類の音が入っているということです!
(伝道師じゃないほう)