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留学生からの声

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「(フィリピン)フィリピン大学」 の最近のブログ記事

10月28日(水)14:03

~ フィリピン フィリピン大 ~ 
            - 留学生Yさんからの 報告NO5

あっという間の10月。折り返し地点に到達した!!!

 

10月は頭にジャパニーズナイトがあり忙しかった。このジャパニーズナイト、台風の影響で宣伝ができず観客が来ないことが懸念されていたが、たくさんの人が訪れた。何よりもうれしかったことが、アテネオ・デ・マニラ大学(NGUと協定校のフィリピン名門私立大学)の友達が十数人来てくれたことだ。アテネオ大学で知り合った日本人の方々からもたくさんいい刺激をいただいている。フィリピン大学とアテネオ大学のフィリピン人も違うが、両大学にいる日本人もまた違うような気がする。たくさんの人に出逢え、たくさんの刺激を頂けることは本当にすてきなことだ。

このイベントで私は照明音響担当だった。イベント当日レンタルショップは一人の男性をずっと居させてくれた。だが雇っている側と雇われている側の彼らは見ているだけでも感じ取れる格差があった。イベントが終わってから彼の所に終わったことを伝えに行くと私が発する前にMom, I’m hungly. と言われた。物乞いも売り子もたくさんいるが、それでも私達が借りた照明器具を見守るために来てくれた方、いつも以上に身近に感じたような気がする。その日は観客用のカレーを御馳走することができたが、魚をあげるより、魚の釣り方を教えなければならない。かといって彼は仕事を得ながらも満足な食にはあり付けないのだろう。開発の学部でよく問題になる話だろうが、100年以上続く名門アテネオ大学、フィリピン大学が立地する中、何も変わらないと言われ続けるのは文化や性格のためだけなのだろうか。

 

 ファイナルペーパーはENG1の授業で3~5枚、台風ONDOYについて。ENG10 では3~5枚のreaction paperとdefinicion paper, 15~20枚のconcept paperを提出した。私の受けたクラスは最終のスピーチやプレゼンはなかったが、他のクラスはあり、また違った忙しさのようだった。ペーパーをもっとうまくかけるようになりたいが、最初の頃に提出したものよりもまともになったと感じた。教授たちにも本当に感謝だ。何度も間違いを繰り返していたけど、それでも最後まで私をクラスにおていくれたし、フィリピン人と対等に接してくれた。クラスで円をつくり話し合った時も理解しようと、してくれている様子が伝わり本当にうれしかった。

 明日は後期の仮登録、先週来たNGUの先輩とシラバスを見てきたが、フィリピン大学は本当にたくさんの授業があり、決めるのに一苦労だ。興味や関心だけではついて行くことが難しい分、少しでもよい刺激や学びが得られるようモチベーションを高く持ちたい。

 セメスターブレイクは多くのことを、特にフィリピン語をもう少し学べるよう取り組む。フィリピンでは幼稚園から英語教育が始まるそうだが、数学や理科、所謂国語(フィリピン語)以外の授業の教科書や講義は英語で行うことが多いと教えてもらった。後期中に幼稚園や小学校を見学させてもらう。たくさんの状況を活かして多くのことを感じたい。

 

 

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投稿者 : kokuryu
10月28日(水)13:54

~ フィリピン フィリピン大 ~ 
            - 留学生Yさんからの 報告NO4

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1ヵ月遅れの9月。
10月に、寮で行われる日本人主催のお祭りのためとても忙しい月となった。
寮のイベント事だけではない、9月はファイナルペーパーが多く、少し息苦しい月だった。
ファイナルペーパーを教授室まで取りに行った時、普段話す機会があまりなかったクラスメートと話すことができた。私がフィリピンを留学先に選び、さらにはアテネオ大学ではなくフィリピン大学を選んだことを話すと、すごく喜んでいた。自大学フィリピン大学をとても誇りに思っている。すごくかっこいい。まだ日本でいう高校2年生の年なのに本当にしっかりしているし輝いているように感じる。フィリピン語を話せない、またはそれと混ざって英語を使っているフィリピン人を「コニョ」というようだが格差もあれば偏見のようなものもあるような気がした。コニョだけでなくフィリピン語の多くの階級(正しいニュアンスか定かではない)やその間のフィリピン人の感覚を知りたい。


9月の一番の衝撃的な出来事は台風ONDOYによる被害だ。フィリピン大学はマニラにおいてもケソン州という少し高い位置にあるため台風が過ぎてからのニュースでONDOYのことを知ることになった。開発の学部と一緒に政府の社会福祉省のようなところに行ってお米と缶のパッキング作業を行った。直撃した次の日から、寮ではドネイションボックスが置かれ、多くの服や非常食が入っていた。フィリピンのマーケットを占めるモールにも大きなドネイションボックスが設置されていたし、連日各地の教会で援助品の配布や普及作業のボランティアが行われていた。キリスト教徒が多く占めることを改めて感じた気がする。今回こんなにも被害が広がったのはフィリピンのポジティブな文化が影響するとあるフィリピン人が言っていた。いつもはそんなに水がこない、大丈夫。政府は避難するように言っているが、隣人も家にいるし、問題ない。神様が守ってくれるだろう。また、ゴミが街中に散らばっているため、下水道が詰まり水が処理しきれなかった。さらに、フィリピンだけの問題ではないが、近年の急激な地球温暖化による異常気象の側面もある。フィリピンの伝統的な乗り物であるジープは毎日まっくろな排気ガスをだし人々を運んでいる。排気ガスにより遠方が見えないこともしばしばある。
雨季には毎週のように訪れる台風を、フィリピン人は毎年体験している。これからも続くし、異常気象によりさらに大きな台風や災害が起こることも予測される。多くの教訓を生かした対策が実行されることを期待する。

 

 

投稿者 : kokuryu
8月30日(日)13:52

~ フィリピン フィリピン大 ~ 
            - 留学生Yさんからの 報告NO3

3ヶ月経過、8月。

 

 中間テストのようなものと考えていいのだと思うが、多くのクラスでペーパーの提出があり、フィリピノも留学生もみんな忙しい雰囲気を出していた月だった。

 私のとっている英語の授業もますますペーパーが増え、アカデミックな書き方を要求されてきている。リーディングの内容が様々で面白い。しっかりと書けているかといえばまだまだだが、少しでも追求することを心がけたい。

  

8月末の総選挙のため選挙や政権、これからの日本について話す機会が多かった月となった。考え方、視点は多くあるが、何よりも自分の無知さ関心の低さに劣等感を抱いた。さらに、フィリピンに多くある華僑系のモールSMについて経済的な側面に驚いた。このモールには連日多くの客が足を運ぶが、驚くことは客の数だけではなく、店員の数だ。確実に有り余っている。利益を生むにはよくある方法として人件費を抑えるか、莫大な量の商品を売るかだ。だがどちらも当てはまっているとは思えない。だからこそこのSMがこんなにもフィリピンの流通を占めているか不思議だ。でが、それ以上にそこまで考え、経済を学んでいる方は、経済学部のフィリピン人が自分の学んでいることがこの国で行われていない=無意味なのでは?と考えないことに不思議に感じていた。視点を変えることは本当に面白い。

また、先日マクドナルドにて隣に座っていたおばあちゃんに話しかけられ4時間近く話しを聴いていた。スペイン系フィリピン人なのだが、フィリピンというよりはスペインを愛している、誇りに思っているという印象を受けた。そして、ムスリムを嫌っていた。久しぶりに文化や宗教の歴史の断片に触れた気がする。スペイン系フィリピン人。中国系フィリピン人とはよく言う。だが先祖が違っているのは確かなのだろうが、どこまでたってもフィリピン人にはならないのだろうが。うまく言葉で説明はできないが、日本人には少しない感覚なのかもしれない。占領下にあった上、特にスペイン系の人にとってはフェリペ皇子からきたフィリピンにやはり他の人に比べて優越感のようなものもあるのだろうか。調べてみたいし、フィリピン人に聴いてみたい。

 

また、フィリピン大学は様々な日本の大学のゼミ生や、研修の場となっており、多くの学生に会うことができる。8月、約2週間早稲田大学の学生が研修でフィリピン大学に滞在しており交流を行いに出かけた。いろいろな観点のお話をきけ考えさせられた。

 

今月は私の住む寮においてフィリピン人主催のフィリピノナイトなる、イベントが開かれた。そこで印象的だったことが、最初に国歌を歌うことだ。寮で行われる、規模も小さい数時間のイベント。だが国への誇りと愛をこめて歌っているように思えた。(これは文化かもしれないが、)日本人のように恥ずかしがって声が小さくなることなく、一人一人まじめに歌っていた。これが当たり前の光景なのだろうが、何か新鮮なイメージを強く受けた。10月にはJapaneseNightが開かれるので準備も始まり、忙しくなりそうだ。

投稿者 : kokuryu
7月30日(木)13:41

~ フィリピン フィリピン大 ~ 
            - 留学生Yさんからの 報告NO2

フィリピン大学には、Tomo-kaiという日本が大好きなクラブがある。エンロールメントから日常生活まで様々な場面においてこのTomo-kaiは私達交換留学生をサポートしてくれる。7月にはTomo-kaiの誕生記念の誕生日パーティーを、また日本との友好のイベントも行い、そこでフィリピノダンス踊った…!約3週間の練習後、ダンスはステップが難しかったが、無事成功し楽しかった。フィリピン人のハイテンションさも知り、いろいろこのような日常とは少し違った状況で知り経験することも面白い。

 

また、今月はデモが盛んに行われた。cha-cha(charter change憲章改正)反対の抗議デモだ。噂には聞いていたが本当に学生は自分たちの将来、フィリピンの将来を真剣に話している。デモの何週間も前から各カレッジでポスターが張られ、デモ参加者を募るビラが配れた。当日は授業中のクラスもあるに関わらずカレッジの廊下からデモ行進が始め、参加しませんかと呼びかけていた。

 ある英語のクラスで仲が良い中国人(以下Tom)とフィリピノと私でデモに参加するか否か話し合った。2人も意見をぶつけあっていた。自分がそこまで白熱した討論をあまり望んでいない感情があることが分かった。何よりも興味本位でどういう形にしよう自分の意見を決めるにはまだ知識がなさすぎた。

 その後、各国の政治・経済状況の話になり、Tomが「日本は暴動も起こらないし政治がうまくいっている、安定していて素晴らしい」と言っていた。でも私にはそうは思えなかった。日本人の多くはただ関心がないだけではないかと思う。また、自分が何か意志表示をしたところでどう変わるわけでもないと思っている気がした。そのことを日本人の先輩方に話すと意見が割れ、いい討論になった。一番印象的だったことが、「確かに日本人は政治に無関心かも知れない。でもそれは全員が全員ではない。もっと考えるべきことは自分がどうかじゃない?自分はどう思うの?自分もフィリピン人以上に関心を示すことができないなら、自分がなぜそう感じるのか。じゃあどうすればいいか。考えるべきじゃないかな」確かにそうだ。自分も観点、自分がそうである限り、主体的に見ていて、客観視することが難しい。これからもっと考える必要がある。

 

また日本からのスタディーツアーの一向と対談した。この団体はフィリピンのごみ山を題材とした映画の現場に行ってみようと募られたもので、少し話をきいた。上記で書いたTomo-kaiの学生とこのツアーに参加してる日本人との対話が主だったが、これまで気付きかけていたものが明確化するいい機会となった。日本人がよしとして行ってる国際協力「何とかしなければ」と思って躍起になっているが、やはり現地の人が主体であることが望ましい。日本人の価値観と現地の価値観は全く違う。自己満足の協力なんておかしい。それはただのマインドプアーな日本人の自己満足だ。島国アジア、日本やフィリピンの様々な観点を知る必要がある。

 

最後に英語の授業。エンロールメントの時に先輩が「開発学びにきたなら英語とるのもったいないよ~専門とりなよ~」と言っていた。今意味が少し分かった。よく考えれば分かることだが、英語の授業は日本でいう英文学。少し私の想像とニュアンスが違った。けれども、いろいろな観点の文章が読め面白い。

投稿者 : kokuryu
6月30日(火)13:36

~ フィリピン フィリピン大 ~ 
            - 留学生Yさんからの 報告NO1

フィリピン到着後2日間日本人と全く会わず、ずっとKUT(Korean University of Technology)の学生と一緒に行動した。空港の到着が同じ日だったために空港からUPへの車、ビザや寮の手続き・各種officework、携帯電話や扇風機・日常品の買い物も。初日から7、8人のKoreanに混ざり日本人に出逢えなかった私にとってはすごく助かったけれども、心細かった…

 

日本人は3年生と4年生と5年生?がほとんど、2年は私のみ。先輩方の夢や目標、大学の話や人生観、たくさん話をきけた。さらにUPでの授業以外にインターンやボランティアをしている方がいるので本当に刺激を受ける。国際の教授である佐竹さんに紹介していただいたNGOオフィスも既に先輩方が知っていたので行きやすかった。

 

ずっとコリアンや日本人と一緒にいるわけにもいかないので、一人でジプニーに乗れるようになったときはとても嬉しかった。ベトナムに比べ、バイクの音がうるさく鳴く圧迫感は少ないものの何か不安に感じたり怖かったりするのは慣れるまでの辛抱。

 でも仲良しのKUTの子たちも、日本の先輩方も、フィリピノも本当に優しい。人ってこんなにあったかいんだなぁと改めて感じた。フィリピンのおやつである揚げバナナを売っているおばあちゃんのタオルを拾って渡したときの笑顔に感激。ランドリーの陽気な方々。警備のおじさん、おばさん、優しい言葉や笑顔にこんなにも感激するのはいいことだな~

 

 授業は英語を2個とPEを1つとっている。英語の授業は日本で言う国語。フィリピノに混ざり、一人日本人が当たり前。さすが英語が公用語のフィリピン、流暢な英語である。学生の英語はとても聞き取りやすいけれども、グループワーク等、討論が激しくなると英語からタングリッシュ、そしてタガログに…私に気を使って「英語!」と促してくれるのは嬉しいが申し訳ない限りだ。でもみんなそんなこと気にしないのだろう。そろそろ慣れなくては。プレゼン、ディスカッション、スピーチと話す自分の意見を述べることが常にある授業。やはり日本の大学とは全く違う雰囲気に衝撃を受けてばかりだ。

 

 まだ授業は始まったばかりのためこれから少しずつ雰囲気が掴めてくると思うが、今、特に学んだな~と思うことは、やはり文化の違いや時事問題への意識の違い。コリアンと話していてもフィリピのと話していも日本人の感覚がほんの一部であることがよく感じられる。日本で言う高校2年生がこちらでは大学1年生だが、自国はもちろん世界情勢等も本当に詳しい。海外に行くといつも思うが自分の日本や外へ向けられているアンテナの弱さを思い知らされる。

またもう1つ、日本人の先輩方の就活や将来の展望に触れる機会が多くある。刺激と励まし、本当にありがたい。

投稿者 : kokuryu

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