明日の入学式には満開の桜でむかえられそうです。
ちなみに麥粒No.127は新入生の皆さん全員に配られますよ。在学生の皆さんも両キャンパスのチャペルで配布しています。手に取ってくださいね。
新学期を前に名古屋キャンパスチャペル前の花壇の花が新しくなっております。
ペチュニアの花壇がある入り口で新学期に皆さんをお迎えいたしますよ!
もうすぐチャペル行事も開始です。お楽しみに!
名古屋キャンパス周辺、桜はまだですが、白木蓮が見ごろです。
チャペルの前の道路もこんな感じになっています。
お花見シーズンがきましたねー。
イースターおめでとうございます。
イエス・キリストが罪と死に勝って新しい命を与えてくださったことに感謝をもって、私たちも新しい日々を送りましょう。
ひとまずブログTop画像もイースターに変更して、心機一転、新年度へ向けて更新してまいります。
今日初めてこのブログを見た方は"受難日"ってなんだろう。不吉な日なのかと思われそうですが、今日はイエス・キリストが十字架にかけられたことを覚える日です。とはいえ、13日の金曜日が不吉な日とされるのはイエス・キリストが十字架にかけられたのが13日の金曜日だったからとか、12人の弟子のうち1人が裏切って新しくもう1人加わったから全部で13だとかという説もあります。ということですが、前回のJ.S.バッハの信仰のように、ある意味で今日が最も素晴らしい贈り物を受け取った日という見方もあります。
そして今日が受難日ということは、明後日、27日(日)にはイースター(イエス・キリストの復活祭)を迎えます。
ぜひこのキリスト教にとって大事な日を覚えてお過ごしください。
麥粒No127号ができあがりました!
内容は
「新入生の皆さんへ」
「F.C.クラインの説教と敬神愛人」 黒柳志仁(国際文化学部講師)
「「夢」を叶える方法の増やし方」 山下匡将(現代社会学部講師)
「夕べがあり、朝があった。」 福井 智(キリスト教センター主事)
となっています。
ぜひお手にとってご覧ください。
受難週に聴きたいおすすめの曲、最後は『讃美歌21』の294番「ひとよ、汝が罪の」です。
これは歌も良いのですが、なんといってもJ.S.バッハ作曲のオルガン作品になっているものがおすすめです!私のなかでオルガン曲で弾きたい&聴きたい曲top3!
検索はO Mensch, bewein dein Sünde groß BWV622で出てきます。
この作品はイエス・キリストが十字架にかけられ死ぬ場面を音楽で表現しています。と書くとすっごい暗い気分になる曲に思えますが、そんな真っ暗な曲ではなくとっても美しい曲なんです。
その理由の一つは、変ホ長調というバッハの時代では最も輝かしい曲にふさわしい調でつくられているという点です。でもなんでイエスの死の場面が最も輝かしい音になるの?と思われるかもしれません。人間を救うためにイエス・キリストは十字架で死ぬことを選んでくださいました。これこそ人間が神様から与えられた最も素晴らしいプレゼントだ!という信仰をJ.S.バッハが表現しているからです。
この名曲、ぜひ一度お聴きください!
現在本学でも使用中の『讃美歌21』にはレント(受難節)の曲が23曲入っています。
どれも素晴らしいのですが今回は私の独断でおすすめ曲を3曲ご紹介していきたいと思います。
・311番「血しおしたたる」
元々のドイツ語の曲名は"Herzlich tut mich verlangen"です。
受難の讃美歌といえば絶対にコレははずせない!といえる代表曲です。このメロディーを使っているので有名なのがJ.S.バッハのマタイ受難曲です。他にも多くの作曲家がいろいろと作品にしています。元々は恋の歌だったそうですが、このメロディーに十字架の上にいるイエス・キリストの苦しみを生々しく描く歌詞が合わせられ、多くの人の心に残る曲になりました。
歌詞を存分に味わうには日本語の讃美歌の合唱のものがおすすめです。
今度の日曜日、3月20日は棕櫚の主日(詳しくは灰になる前は...をご覧ください)です。ということで来週は受難週になります。
受難週はレント(受難節)のクライマックスともいうべき一週間です。以前UPした説明ですが、受難週からイースターへはこんなふうに進んでいきます。
イエス・キリストが救いのためにこうして十字架への道を歩まれたことを心にとめて過ごせたらと願っています。
麥粒NO.126ができました!
気になる内容は
「イエスはここにいるのです」大宮有博(商学部准教授)
「完全な人」石田聖実(日本基督教団 鈴鹿教会牧師・本学非常勤講師)
「関係性があってこそ」長瀬賢俊(国際センター課長補佐)
「不滅の感銘を与えるイエスの言葉」岡澤憲一郎(スポーツ健康学部教授)
となっています。
学内にて冊子を配布いたします。またPDFをHPで公開いたします。ぜひお手に取ってご覧ください。
前回の記事でキリスト教とハーブの関わりを紹介しましたが、名古屋キャンパスチャペルの庭にはバイブルガーデンとしてラベンダーが植わっています。
この時期はちょっとさみしい写真ですが...
葉っぱだけでもきれいです。
デンタータ系?のギザギザな葉っぱはいい香りがします。
女子力(!?)UPを狙っているわけでもないのですが、母がアロママッサージをやってもらっているのを見てからアロマにちょっと興味がわいています。お店屋さんでもアロマディフューザーが置いてあったり、気になる存在です。私が子どもの頃なんて「アロマ」という用語がなかったような...街中で見かけるハーブはせいぜいミント(とはいわずに薄荷って呼んでました)ぐらいで、アロマテラピーなんてここ10年前ぐらいから聞くようになった気がします。
でも実はそんなアロマテラピーを2000年前のイエス・キリストが受けていたのです。
マタイによる福音書26章6~13節にそのエピソードが載っていました。
食事の席で一人の女性がイエスに高価な香油を注ぎました。弟子たちは「もったいない」と女性をしかりましたが、イエスは「私を葬る準備をしてくれた」と言ったという場面です。
香油、まさにアロマオイルです。
ラベンダー、ローズマリー、タイム、セージ、サフラン、ヒソップなど多くのハーブが地中海原産だそうです。イスラエルも地中海に面しているのでハーブが身近だったようです。旧約聖書の時代からハーブが登場しています。
ちなみになんで"葬る準備"なんて縁起でもないようなというかネガティブなことをイエスが答えているのかというと、この当時、遺体にはアロマオイルを塗って香料と一緒に埋葬するということが行われていたからです。そして実際にイエスは香油を注がれて数日後には十字架にかけられて墓へ葬られることになったのです。
前回の記事の最後に"慎み深い"と書いたのでその補足になれば...という今回の記事です。
イエス・キリストはエルサレムという当時の中心都市へ行き、そこで十字架にかけられるわけですが、そのエルサレムに入る時にイエスが乗ったものがあります。
さて、次の1~5のどれでしょう?
1.馬
2.三輪車
3.ラクダ
4.子ロバ
5.弟子たちの肩車
答えは...
4.子ロバでした!
イエス・キリストがエルサレムに来た時に人々が「ダビデの子私たちを救ってください!」と喜んで大歓迎しました。このダビデというのはイスラエルが一番強くて周りの国に支配されていない時代の王様の名前です。当時のイスラエルはローマ帝国の支配下にあったので、エルサレムの人たちが救世主として望んでいたのは"武力でローマをやっつけてくれるダビデのような強い人"でした。
でもイエスは着飾った軍馬に乗って華々しくエルサレムへ入りませんでした。イエスは戦争をしてローマを追い払うためにやってきたのではありませんでした。イエスは子ロバに弟子の上着をかけて乗ってやってきました。ロバは荷物を運ぶために飼われています。ましてや子ロバじゃあ戦場に行けるわけがありません。平和と人に仕えるという奉仕の象徴に乗ってやってきたのです。
イエス・キリストは神の子として華々しく人の上に立つのではなく、愛をもって人に仕える生き方をしめされたのです。
名古屋キャンパスチャペルの西側の庭の様子です。
この写真だとひっそりしてますねー。
どこにも花がないような...なんですが、実はここにも今満開の花があるんですよー。
アセビ(馬酔木)
に
レンテンローズ
どちらもひっそりと咲いています。
レンテンローズは釣鐘のように下向きに花が咲くので、覗き込むと大変あでやかです。
この慎み深いかんじが、チャペルにぴったりのような気がします。
ブログのtop画像がレント(受難節)のテーマカラーである紫色になった説明はしておりましたが、他にも紫色になっているものがあります。
名古屋キャンパスチャペルの講壇掛けです。
この時期、チャペル行事はございませんが、チャペルは祈りの場として平日の9時~17時の間開放しております。
お立ち寄りの際にはぜひご覧ください。
こちらの記事レントなTop画像の説明 その3 最後の晩餐にてでご紹介した聖餐式について今回はすこーし語ってみたいと思います。
実は聖餐式は同じ宗派でもやり方がまったく違っていることもしばしばあるのです。
たとえば、
1、パンとブドウ酒を自分で前にとりにいく教会もあれば、席にもってきてくれる教会もあります。
2、大きなパンをその場でちぎって分けることもあれば、最初から小さくわけられていることもあります。
3、パンではなくクラッカーのようなものもあります。
4、ブドウ酒ではなくブドウジュースの場合もあります。
5、ブドウ酒は大きな杯で回し飲みもあれば、ひとりずつ小さな杯に入れられていることもあります。
6、もらった瞬間にすぐ食べるところもあれば、全員に配りおわってからせーので食べるところもあります。
ざっと思いついたところでこれだけ...、初めていく教会ではクリスチャンでもとまどってしまうんですよ。でも大事なのはイエス・キリストの記念としてパンとブドウ酒をいただくということで、やり方はそれぞれ教会の状況にあわせているのです。
それと多くの教会は聖餐式のパンとブドウ酒はクリスチャンの人だけで、そうではない方はご遠慮くださいといわれることがあります。
先生から東北のお土産をいただきました。
支倉焼というあんこの入った洋菓子?でした。
お菓子の由来書を読むと、1600年代の仙台藩士、支倉六右ェ門常長さん、洗礼名ドン・フィリップ・フランシスコ・ファセクラという人を記念したお菓子なんだそうです。
なかなか日本でクリスチャン(当時はキリシタンですね)を由来にしたお菓子などなさそうですが、あるんですね!!!
キリスト教センター向きのお土産!美味しかったです。
レントつながりで、名古屋キャンパスチャペルの庭でレンテンローズと呼ばれる花が咲いています。
写真を見て「あ、これってクリスマスローズじゃない?」と思われますよね。11月~12月に咲くクリスマスローズはヘレボルス・ニゲルといって、レンテンローズはヘレボルス・オリエンタリスといって3月頃ちょうどレントの季節に咲くのだそうです。日本では両方ともクリスマスローズと呼ぶようです。
チャペルの庭のレンテンローズはきちんとレントのテーマカラーにあわせてあるのか紫色です。昨年はもっと淡い色の花の株が多かった気がしたんですが、なぜか今年は濃い紫のものが増えたような...。ちなみに便宜上紫色の花と呼んでいる部分はガクです。ガクだから花びらよりも長く楽しめるわけですねー。今は紫色ですが、だんだん退色していって緑色になっていくんですよ。