「授業」と一致するもの

夏です!

 

 

台風一過、夏らしい空が広がり、気温が一気に上がりましたね。

蒸し暑くなる中、本格的にセミの鳴き声も聞こえだしました。

わずかに梅雨の気配が残るものの、いよいよ季節は夏本番といったところです。

 


夏の訪れとともに、授業は13週目も終盤を迎え、学生のみなさんにとっては

定期試験が気になりだすころですね。

 


教育学習センターには、今のうちに試験対策を始めようと、自習に来たり、

先輩ESCサポーターにアドバイスしてもらいに来室する学生さんも出始めています。


 

 


一年生の皆さんは、大学に入って初めての定期試験ですね。

試験時に不安を残さないよう、分からないことがあったら、自分で調べたり、

先生や先輩に聞いたりして、早いうちから問題を解消しておきましょうね!

オフィスアワーもじゃんじゃん活用しましょう☆

 


あなたの学びが、大きな実を結ぶ季節となりますように!

 


チョッパー子

苦労は買ってでもしろ。

新米ライブラリアン Piです。

 

 春学期も残すところあと1ヶ月!

修士論文の作成、授業の課題、教員採用試験のための勉強と、日々時間に追われています。

無事この1ヶ月が乗り切れるのか少々不安です。

 

そんなわけで、なかなか自分の好きな本を読む時間も最近はありません。

「隙間時間を大切に!」とは昔からよく言われますが、

睡眠時間が平均4,5時間の現在では「隙間時間は睡眠!」になってしまっています。 

 

あぁ、もう少し余裕のある生活が送れれば・・・。

しかし、昔から「苦労は買ってでもしろ!」というのもの事実。

その謂れを信じて、なんとかこの1ヶ月、いやこの夏、いや今年、いやこれからを乗り切りたいものです。

 

世の中自分より苦しい境遇の人は大勢いる!

自分の状況なんて、まだまだぬるい!

 

そう言い聞かせて自分をなだめるPiでした。 

 

それではまた次回。

(名古屋学生サポーター: Pi)

本屋さんツアー。・*・:≡( ε:) 

みなさんこんにちは毎日が謝罪会見カシスオレンジです。。゚( ゚இ‸இ゚+)゚。

 いやぁ~

この栞輪を変えたい、その一心でブログをやっとこさと書いています。

 

今回は

みなさんお待ちかねの

そうです

2014年度第1回目の本屋さんツアーが

開催されましたー(>ω<人)━━♪♪ぱちぱち

 

瀬戸の方がもう投稿していますが(笑)

6月28日(土)に丸善名古屋栄店(丸栄6・7F)で行われ

今回は、名古屋のスタッフとして

その様子と感想を紹介したいと思います。

 

※本屋さんツアーとは?・・・図書館の職員さんや学生さんと

                 一緒に本屋さんに行き図書館に

                 入れてもらう本を好きに選べるという

                                             素敵なツアーです!!    

                  (漫画や、雑誌などはNG!)

 IMG_7970.jpg 

皆さんお気に入りの

本が見つかりました~

ヾ(・ω・)ノ゚

 

 

いやぁ~本屋さんって熱いですね

本を探すのに、汗が出るほど必死になってしましました。

今回私は、2回目の参加でそこまで

必死にならなくてもいいのにと思いながら

 

東に読みたかった本があればIMG_7821.jpg

行ってすぐカゴに入れてやり

西に好きな作家があれば

行ってその本を全てカゴに負い

南に文庫本になった本があれば

行ってしてやったりぃぃと言い

北に学術系の本があれば

つまらないけど欲しいといい

なんだかんだ、奔走ならぬ本走しておりました。 

 

くれぐれも皆さんは

本屋さんや図書館で走ることのないよう、お願い申し上げます。 

 

 

さてさて好きな本を選んだ後は

例の如く、栄サテライト(中日ビル7階)へ移動しましたヽ( ^ω^)ノ

説明しよう(´゚Д゚`)

(名古屋学院大学栄サテライトは主に大学院の経済経営研究科、外国語学研究科の授業を行っているそうです。)

 

そこで、職員の方が用意してくださった

昼食のカツサンドと飲み物をいただきo(^ω^o)

雑談を交えながら

各々が選んだオススメ本の紹介文を書きました。

 IMG_7933.jpg 

 IMG_7943.jpg

 

この時、瀬戸のサポーターさん達から

ブログの名前を聞かれ、カシスオレンジですと答えると

「え、あのカシオレさんですか?、マジですか?いつも見てます」と返答され

不意に、大声で「まんざらでもねぇな~~~」などと叫びたくなりましたが

そこは、ぐっとこらえ

「そうなんですよ、瀬戸のみなさんがブログを書いて頂かないので仕方なく」と

大人の対応をしたのは、ここだけの話

今でも、心の中のリトルカシスがまんざらでもねぇ~と叫んでおり

本当に、まんざらでもない気持ちでいっぱいです。

これまで、栞輪ブログを書いてた甲斐があったなぁ~と

なんだか救われたように思え、あやうく目から天の川が流れるところでした。

 

後は

瀬戸のサポーターさん方が書いた

オススメ本の紹介文にある似顔絵は、何故かクオリティーが非常に高く

並々ならぬこだわりを感じました。

 

今回の本屋さんツアーでは

瀬戸の参加者が名古屋の参加者よりも多く集まりました。

私としては

瀬戸のサポーターさんと交流しお話できたりと

瀬戸キャンまるごとツアーの心残りを解消することができました。

唯一残念だったことは、女性の参加がなかったことぐらいですね。

名古屋の参加者の方もご参加ありがとうございました。  

 

 

 

『欲しい本があるけど、1回読んだらもういらないしな』

『欲しい本が高くて買えない!』

『普段本を読まないけど、こんな本があれば読んでみたいかも』

『本は好きだけど、本屋さんには行ってないなぁ』

『図書館の本だけでは、物足りない』

そんなあなたは一度お気軽に

本屋さんツアーに参加してみてください!

きっとお気に入りの1冊が見つかるはず!

 

 

 

今年にまた第2回目の本屋さんツアーが開催されるので

気になる方は、またお会いしましょう!(≧ω≦o)

申し込みは図書館のカウンターで受け付ける予定です。

申込が始まり次第、図書館のカウンターへ足を運んでくださーい!

なお、人数に限りがあるので、応募者多数の場合は、選考を行います。

悪しからず、ご了承ください

 

 

(名古屋の学生サポーター カシスオレンジ)

こんにちは、大学院事務室安東です。

台風接近中です。

 

出勤途中も突風が吹いて、傘が飛ばされそうになりました。

みなさま、くれぐれもお気を付けください。

また、暴風警報や特別警報などが発令された場合は、授業が休講になることがあります。

CCSや掲示板、履修要項をお確かめくださいね。

 

 

さて、昨日、ある先生からさかえサテライトにとてもかわいらしい差し入れがありました。

20140709_くま箱.jpg

BEARCAKE とあります。

開けてみますと・・・・

 

20140709_くま整列.jpg

なんということでしょう!!

起立したくまさんがきちんと整列しています。

キュートすぎて思わずスマホでパチリ。

20140709_くま一匹.jpg

さかえサテライト(事務所)をバックに一枚。

 

ベビーカステラのような感じ。

甘すぎず、とてもおいしくいただきました。

このバニラ味が定番のようで、抹茶やバナナ、紅茶味もあるようです。

 

現在名古屋栄三越にて販売中らしいです。

http://www.bearholic.com/#p-1

 

女の子ウケ間違いなしです!みなさんもぜひどうぞ!!

 

 

 

 

 

★Bridge★No.14 上山 仁恵 先生

 

学生さんと先生を繋ぐ連続企画★Bridge★、今回の先生は・・・

 


経済学部准教授 上山 仁恵 先生です。

 


上山先生は、20147月現在、学術情報センター運営委員をしていらっしゃいます。

それでは早速、先生の"思い"をご紹介します★

 



■ どんな思いをもって、授業(ゼミ)に臨まれていますか? 

 


基本的には、楽しくゼミの時間を持ちたいと思っています。

毎年内容を変えて、より良いスタイルを模索中です。

毎回の内容も、「今日は、グループディスカッションをしてみましょう。」とか、

「今日は時事問題のチェックをしましょう。」とか色々です。

もちろん、学生の卒論執筆指導もしますが、勉強だけでなく、就職に備えて、

もっと色々なことをさせるようにしていますね。

 


ゼミ生にゼミ運営を任せることも多いです。

そうすると、学生は、流行のゲームスタイルを取り入れたりして、楽しくやっている(笑)

時には、「そんなやり方があるんだな~!」と、私が学ばせてもらうこともあります(笑)

 


勉強はもちろん大切ですが、就活では、企業側も"おりこうさん"だけが欲しいわけではないですよね。


"一緒に活動していて楽しい"とか、"気持ちよく過ごせる"といった観点・・・コミュニケーション力に注目していると思うんです。なので、集団の中の自分の位置づけや、人に嫌な思いをさせないといった、協調性に気を配って学生を見るようにしています。

人はそれぞれですから、時には、人の輪に入ろうとしない学生もいますけれども、社会に出るとチームで仕事をすることになりますから。



よく思うのは、自分の能力を把握して、自分の居場所がどこなのかを良く見極めるべきだということです。「ここが自分の居場所で、この場所で自分は頑張るのだ!」と覚悟ができている人は、色々な事に頑張れる。 どんなことでも、「嫌だ」と思っていたら成長できないですからね。

 



※※※

 


自分について言えば、今、研究がとても楽しいです!!

学生に恥じない研究生活をしたいと思っています。

「私の背中を見て育て!」みたいな。(笑)

 


簡単に言うと私は、中古住宅市場の研究などをしています。


日本では、中古住宅の位置づけが"資産"とは言えないところに研究価値を感じてます。

 


日本人って、「持ち家は売るものではない」というイメージがありませんか?

欧米では、「家は、ライフスタイルに合わせて買い替えていくもの」という考え方が一般的なんです。

日本は新築志向ですが、欧米では中古住宅を買うのが普通の感覚で、中古であっても、物件や経済状況に見合った値段で売買が行われるんです。これに対して、日本では、中古物件の資産価値が低く、中古物件を販売しようとしても、売れるかどうかという不安もあり、市場としてあまり発展していないんですね。


今、国交省は方向転換して、住宅の評価方法を変更しようとしています。

従来の、経年期間に従って住宅の価値が一律に下がっていく仕組みではなく、物件そのものや経済状況に見合った評価がされるように、動き出しているのですね。

これから日本は変わっていく予感があります。

なので、私は、住宅市場を変えていくような研究をすることに意義を感じていますし、同時にワクワクしています(笑)




★突撃★ゼミ生インタビュー



今回は、インタビュー中に先生の部屋に訪れた上山ゼミ生にも突撃インタビューをお願いしてみました★

 

Q.先生のゼミはどんなゼミですか?


. 楽しいです。和気あいあいとしていますよ。みんな仲が良くて、よく話をします。

  ゼミの内容はいろいろで、集団面接の練習をしたりもしますし。

この前のゼミでは、人狼ゲームをしました(笑)

(※一部出版社の就職試験の選考でも行われているゲームなのだそうです。) 

 

 


Q.先生のゼミで得たものは?


A.実際に話し合いやディスカッションをする機会があるので、

  そういった場合の"考え方"を学べます。

 



Q.上山先生はどういう方ですか?


A.僕は2年生の頃から授業で先生にお世話になっていて、

  2年生の頃は「厳しい先生なのかな?」と思っていましたが、

  3年生になって上山先生のゼミ生になってみると、とてもフランクな先生で、

 ギャップに驚きました(笑)

 



Q.上山ゼミの良いところを3つ挙げるとしたら?


A.①みんな和気あいあいとしながら、まとまっている。

②なおかつ「やるときは、やる」。

③企画力が伸びる(学生主体でゼミを運営する場合があるので)。

 


  突撃インタビューに応じてくれた学生さんは、

「上山ゼミを選んでよかったです。」と笑顔で答えてくれました。

  ご協力、ありがとうございました!

 




先生のお薦め本

 


『リクルートを辞めたから話せる、本当の「就活」の話 

                                                                            無名大学から大手企業へ


太田 芳徳 著     PHPビジネス新書

 

文章が上手く文章力向上の参考になり、頭に入ってきやすい内容で、

就活に対するスタンスの参考になるそうです。

この本を読んだ上山ゼミの学生さんも、「読みやすかった」と言っていたとか。

 



今日の一枚

 

   今回の写真は、"ゼミ生との一枚"です。



IMG_5443



  卒論の相談をしにきたゼミ生さんと上山先生。

  上山先生は、とても話しやすく、明るい雰囲気を作ってくださるので、

  学生さんも相談がしやすそうでした。

 

  先生は、家計行動(投資行動・遺産動機)、中古住宅市場、住宅資産の流動性などを

  研究されています。

  興味のある学生さんは、是非、先生にお話を伺ってみてください。

  CCSで先生のスタッフガイドも是非読んでみてね!

   読まないと損しますよ~。

 



   次回の★Bridge★も、お楽しみに★

 

   チョッパー子

 

 

6月28日 本屋さんツアー報告

 こんにちは!!

瀬戸キャンパスの図書館でアルバイトしています、かまかまです!

 

今回は6月28日に行われた本屋さんツアーについて書こうと思います(^_^)v

 

本大好きな僕なのですが、本屋さんツアーに参加したのは初めてだったんです。

なぜだと思いますか?????

実は、今回の本屋さんツアーはリハビリテーション学部の人達は初めての参加だったんです!

 

なぜ今回リハビリテーション学部の人たちは初参加だったのかというと、

今まで本屋さんツアーは水曜日にあったんです。授業があったり、瀬戸キャンパスから集合場所に行くのに時間がかかることが理由だったんです。

 

それの要望を応えるべく、水曜日から土曜日になったんです!!

そのおかげでリハビリテーション学部の人でも参加できるようになりました!

 

この日の感想は、本好きの僕にとったら、本当に楽しかったです♪

 

当日来てくれたリハビリテーション学部の人は、僕を含めて4人参加しました。

これを機により多くの人が参加してくれたらなって思います。

 

リハビリテーション学部の人たち、一番最初に向かった棚は、医学系の棚でした笑

山内君2.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山内君4.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終的には自分の好きな本も選びました!!!!!

山内君8.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに僕は医学系の本と楽譜を選びました(笑)\

山内君10.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に楽しかったので、次回も本当に楽しみにしています「!!!!!!!!!

 

(瀬戸サポーター: かまかま)

 

 

 

★Bridge★No.13  P.R.モロウ先生 その②

 

さて、今回の★Bridge★は、前回の続きです!

では引き続き、


外国語学部教授 P.R.モロウ 先生


                  にお話を伺っていきましょう!

 

 

             留学する学生にアドバイスするとしたら?



As much as possible, students should make some good habits of studying English everyday, so becomes a part of their lives. Everyone wants to speak English but in Japan there are not many chances for people to speak English.

Of course, in our i-Lounge, we have some foreign students and sometimes NGU students can make friends with them, and practice English with them.

I also encourage students to read a lot. I want the students to read for enjoyment and not worry if they don't understand everything. Of course you want to understand too, but if you just keep on reading that, your ability will increase and you'll slowly get better.


可能な限り、毎日英語を学ぶよい習慣身に付けるべきです。すると生活の一部となるはずです。皆が英語を話したがりますが、日本ではその機会があまりありません。もちろん、本学の学生はi-Loungeで交換留学生と友達になることもあり、彼らと英語を練習することができます。多読もオススメです。理解できない部分があることを気にせず、読書を楽しんでほしいですね。もちろん、全部理解したいと思うでしょうが、読み続けていけば能力が向上していき、徐々にわかるようになります。

 



What I do in most of my classes is to try to encourage students to speak by giving them questions to ask each other, discussion questions in small groups. If we do pair-work or work in small groups, students enjoy it. It's good practice for students and so I want to give them as many chances to speak English as possible.


私がほとんどの授業で行うのは、小さなグループで質問をしあったり、質問に対してのディスカッションから、学生たちが話すのを促すことです。ペアワークや小グループでの活動を行うと、学生たちは楽しめるんですね。良い練習になりますし、可能な限り英語を話す機会を与えたいですから。

 

 


I also encourage the students to practice listening, when they are commuting, whether on the train or on the bus or the bicycle. Listen again and again and again and again and again 10times till you get use to the sound and the rhythm of English.


私が、もう一つ学生に勧めているのは、通学の時に(電車であれバスであれ自転車であれ)リスニングの練習をすることです。何度も何度も何度も、英語の音とリズムに慣れるまで繰り返し聞くことです。

 



I encourage the students to study abroad because when they go abroad, they make new friends and see a lot of things and broaden their interests. They are more motivated to study English. When I was young, I traveled around the world. That made me more interested in living abroad, studying abroad and...eventually I came to Japan. So that experience infulenced my life and I hope that our students could have some experience like that.


留学もお勧めです。海外に行くと、新しい友達ができて、見聞を広め、より興味の幅が広がります。そうすると英語を学ぶ動機になりますから。私は若いころ、世界中を旅して周りました。海外で生活すること、海外で学ぶことに、より興味を抱かせることとなり・・・結果、私は日本に来たのです。この経験が私の人生に影響を与えましたので、学生たちにも同じような経験をしてほしいと思っています。

 

 



■ 先生のお薦め本 


 

   Matilda   著者:Roald Dahl

 


今日お薦めする本は、「チャーリーとチョコレート工場」の著者、ロアルド・ダール著の「Matilda」です。先生からは、この本は楽しく読める本で、リーディングの練習をするならば、面白くて楽しめることが大切だから、ということで、お薦め頂きました。

 




 今日の一枚 



タイのお土産のレターラック



モロウ先生の奥様はタイ出身なのだとか。

コンケン大学との交換留学プログラムは、先生がスタートさせる手伝いをしたのだそうです。

先生は年に2・3回、タイを訪れるそうです。






モロウ先生は、とても優しく温かい、紳士な方でした。


チョッパー子に分かる様に、ゆっくりと分かり易い英語で話して下さいました。


英語力を伸ばしたいと思ったら、モロウ先生をたずねてみては?


きっと、あなたに手を貸してくれますよ。


 




次回の★Bridge★もお楽しみに!


 


チョッパー子




 

クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国

こんにちは、けんけんです。

最近周りの人と本に関する会話をするのですが、

「どんな本を読んでいいのかわからない」

という声をよく聞きます。

 

けっこう大切なことだと思います。

世の中にはたくさん本があふれていますが、質がバラバラです。

中身のない薄っぺらな本を何冊読んだところで、考察は深まりません。

読むべきは質が高く、自分の関心にあった本を読むべきだと思います。

 

ちなみに探し方の参考として、最近私は古典に挑戦しようと思って探しています。

そんなとき、グーグルで

「古典 経営者」「古典 オススメ」

という風に検索します。

そうすると有名な人が本を紹介していて、だいたいそういう本にはずれはありません。

 

今回紹介する本は、「古典 オススメ」で検索して出てきた本『クアトロ・ラガッツィ』を紹介します。

まだ読み始めたばかりですが(汗

 

とりあえず読んできた部分を説明すると、

16世紀の日本に、ルイス・デ・アルメイダというクリスチャンが来日しました。

彼は貿易で商売をする為にヨーロッパを旅立ち、インド、中国、そして日本を回りました。

稼いだ財産は総額5000クルザドス(病院5つ建てられるほどの財産)。

みごとに商売に成功したルイスさんが、なぜかその稼いだ全財産を、

日本に費やしたのです。

使い道は病院を建てたり、当時は貧相な子どもは親が殺していたのですが、

それを引き取って育てたり。

いったい彼がどうしてそこまでするのか。

 

という感じで始まっていきます。

 

ちなみにこの本を勧めていた人は、ライフネット生命の出口治明さん。

また、その出口さんに勧められて読んだ人の中に、楠木建さんがいます。

楠木さんは『ストーリーとしての競争戦略』という本の著者です。

スト競は学問の本では異例のヒット作であり、

雑誌でも特集され、記事の連載にもつながっているほどの本です。

また楠木さんの書いた『戦略読書日記』にて、『クアトロ・ラガッツィ』が紹介されています。

その冒頭を紹介します。

 

 前章の『直球勝負の会社』の著者、出口治明さんにすすめられて読んだのがこの『クアトロ・ラガッツィ』。確かにとんでもなく面白い。十六世紀の日本に来たヨーロッパのキリスト教宣教師と日本からヨーロッパに向けて旅だった日本宣教師たちの話である。

 タイトルの「クアトロ・ラガッツィ」とは「四人の少年」のこと。原マルティーノ、中浦ジュリアン、伊東マンショ、千々石ミゲル。日本の授業で習う一五八二年の天正遣欧少年団だ。意味も文脈もわからずに、日本史のテストのために年号と名前を暗記した人も多いだろう。

 歴史ノンフィクションである『クアトロ・ラガッツィ』は、時間的にも空間的にも一見無関係に見える現代日本の企業経営にとって、重要な洞察を与えてくれる。企業経営のグローバル化を考えるうえで、壮大にして格好のケーススタディとして読むことができるからだ。本書が描いている十六世紀の日本に来たカトリック宣教者たちの経験は、グローバル化への挑戦の究極の事例であるといえる。この事例研究から今日の日本企業のグローバル化とその経営について、彼らの成功と失敗の体験から驚くほど多くの示唆が引き出せる。

(引用元:楠木建(2013)『戦略読書日記』,プレジデント社,pp.365-366)

 

この1冊から歴史、宗教、経営、グローバル化など多くのことを学べるのです。

やっぱり多くの本に取り組むより、1冊真剣な本に取り組んだほうが、血肉になります。

『クアトロ・ラガッツィ』は取り組む価値のある1冊ではないでしょうか。

 

追記

『クアトロ・ラガッツィ』と『戦略読書日記』は名古屋の曙館3F図書館で7月から始まる

展示コーナーにて並べられます。

お楽しみに!

あと長いのに最後まで読んでくださった方、やっぱりけんけんのファンなんじゃ(えっ

 

【学生サポーター:けんけん】

 

★Bridge★No.13  P.R.モロウ先生 その①

学生さんと先生を繋ぐ連続企画★Bridge★、今回の先生は・・・

 


外国語学部 P.R.モロウ 先生です。

 


今回は、数回に渡って、先生の思いをご紹介★

青字は日本語訳です。)

 



 どんな思いをもって、授業(ゼミ)に臨まれていますか? 



Each student is different. Our students are studying English so I hope that each student finds something that they can connect with in English, something that they can be interested in, so that they can enjoy studying English. If they enjoy studying English, they can make more progress.They can do better. They are many ways to be succsessful about studying English, I think. I hope that each student can discover the right way for him or her.

Some students, for example, are interested in music or in films and those students really learn a lot by watching one film very often, or by listening to music they get a good sense about the rhythm of English or the pronunciation of English. So, I would like to encourage my students to find their own way to study English to be successful learners.

 

学生たちは、皆一人一人違います。学生は英語を勉強していますので、私は、それぞれの学生たちが何かしら英語と関連していることや、興味をもてることを見つけてくれたらいいと思っています。そうすれば、英語を楽しく学ぶことができますから。

英語を楽しく学ぶことができれば、英語学習をより進めることができます。

英語学習を成功させる方法は色々あるので、それぞれの学生が、各々に合った方法を見つけることができると良いと思います。

例えば、ある学生は音楽や映画に興味があって、そういった学生というのは、1本の映画から本当に多くのことを学びとることがよくありますし、音楽を聞くことで英語のリズムや発音に関する良いセンスを身に付けることができるでしょう。

ですから私は、学生たちが彼ら自身に合った英語学習を見つけ、学習者として成功するように励ましたいのです。

 



In my ZEMIseminar for example, I teach Sociolinguistics and we study topics like the relationship between language and culture and women's language and men's language and how they are different in English or in Japanese. Also, we study American culture. Sometimes we study language topics and sometimes we study culture-related.


例えば、私のゼミでは社会言語学を教えており、言語と文化の関係や女言葉・男言葉が英語や日本語でどのように異なるか、といったトピックスについて研究します。

また、アメリカの文化を研究します。ある時は言語的トピックスを、またある時は文化に関係することを研究するといった具合です。

 


To keep students interested, I try to choose topics which I think are interesting for the students but I also want to do something serious, I want students to learn about the world...for example now in the ZEMI we've been studying about American history. Students don't know much about America although they are interested in.


興味を持ち続けてもらうために、学生たちにとって面白いのではと思う話題を選ぶようにしています。けれども、骨のある内容ということも必要です。学生には世界について学んでもらいたいと思っています。・・・たとえば、今、ゼミでは、アメリカの歴史について勉強しているんです。学生は、興味はあってもアメリカのことをよく知らないので。

 


We have studied about Native Americans, Columbus coming to America, the early colonies, American revolution, how the settlers moved from the east coast to the west coast, the north and the south, Blacks, the situation in America before Civil War and so on. I hope that students come to a better understanding of America or deeper understanding of American culture through  American history. We also talked about the structure of the American government. I think this is something you need about to know if you want to listen to the news, or read the newspaper because they are always talking about these things.


私達は、ネイティブアメリカンのことやアメリカ大陸にコロンブスが来たこと、初期植民地やアメリカ革命、どのよう東海岸から西海岸や北部・南部に入植していったか、黒人や市民革命以前のアメリカの状況など・・・こんなことを勉強しているのです。

アメリカをより理解する一助となったり、アメリカの歴史のより深い理解に少しでも繋がったらいいと思います。アメリカ政府の構図なんかも話し合います。こういったことは、ニュースや新聞を見聞きする際に必要な知識です。話題に上るのはこういったことですからね。

 





I also have some video series about the story of English which I use to let students connect with English. There are many topics in these videos, and they can be quite difficult so I have a Japanese version so students can listen to it in Japanese. In this type of study, I'm trying to teach content or ideas using English. It's not really an English class but we are using English to learn other things, so it becomes difficult. But in order to make it easier, I try to choose books which are written in English and translated into Japanese. In the Sociolinguistics class, I give the students Japanese and English versions of the book. I explain things in English and I encourage them to read them in English. But the material is difficult. University students in America use the same book. But if they read in Japanese, I think they can understand. この授業は難しいと思いますが、だんだん分かってくるので、学生にとっても、自信につながると思います。


学生たちに、英語と結びつけて考えさせるために、英語の物語のビデオシリーズを使うこともあります。

このビデオには色々な話題があってとても難しいですので、学生たちが日本語でも聞けるように日本語版を手元に用意しておくこともあります。このタイプの学習では、内容や考え方を、英語を使って教えるようにしています。英語のクラスではないですけれども、英語を使って他の物事を学ぶので、難易度が上がります。分かりやすくするために、英語と、日本語訳の両方が有る本を選ぶようにしています。社会言語学のクラスでも同じで、学生には英語版と日本語版両方の本を渡して、私が英語で説明し、学生には英語で読むように勧めています。この教材は難しく、アメリカの大学生も同じものを使っているんです。でも、日本語で読めれば、理解できると思います。

 




In English classes, we often do pair-work to get more used to speaking to each other and to feel more comfortable. Many of our students go to study abroad. They talk to people there and they improve their English and they learn to have some confidence about communicating in English. So I'm always happy when the students go abroad.


英語のクラスでは、よくペアワークをします。お互いに話すことに慣れ、より快適にするためです。

多くの学生が留学に行きますよね。彼らは、他の人と話すことで英語を上達させ、英語でコミュニケーションするということに、自信を持つことを学ぶのです。なので、私は、学生が海外に行くことはいいと思いますね。

 



続きは、次回です★★★

 


チョッパー子


2014年度春学期の授業アンケートが始まりました!

 

 

2年生以上の学生の皆さんは、ご存じかと思いますが、NGUでは、より良い授業を目指して、各学期の授業第1112週にかけて、「授業アンケート」を実施しています。

 



以前、★Bridge★の中でも話がありましたね。

自分の意見(特に否定的な意見)を言う時は、相手に"良くなってもらおう"という気持ちで言わなくてはいけません。

これは、匿名のアンケートであっても、同じです。

このアンケートに限らず、今後みなさんが関わる、どんな匿名の発言でも同じです。


また、記入方法が間違っていると、せっかくの意見も、相手に届く前に、機械的にはじかれてしまいますので、正しく記入することが大前提となります。

 



授業は、先生と学生の皆さん、双方が形作っていくものです。

皆さんの大学生活の大半を占める授業ですから、より良いものにしたいですよね。

もちろん、日頃の授業にもそういう気持ちで取り組んでいることでしょう。


あなたの意見が、実りある形で先生方に届き、未来のNGUに生かされるよう、協力してくださいね。

 



ンケートの結果と先生方の所感は、教育学習センターまたは瀬戸キャンパス総合事務所で閲覧できます。

集計が終わり、閲覧できる状態になったら、CCSでご案内します。

学生のみなさんが出してくれた意見を、先生方はどう受け止め、今後どう対応されるのでしょうか?是非、関心を持って見に来てくださいね。

 

チョッパー子

★Bridge★No.12 人見 泰弘 先生


学生さんと先生を繋ぐ連続企画★Bridge★、今回の先生は・・・

 

外国語学部 人見 泰弘 先生です。

 

人見先生は、2014年6月現在、外国語学部教務委員をされています。    

それでは、先生の思いをご紹介★

 

 どんな思いをもって、授業(ゼミ)に臨まれていますか? 


大学では、答えではなく、答えの出し方を学ぶ


授業でもゼミでもですが、学生には、答えではなくて、答えの出し方を勉強してくれ、ということを言いますね。大学で教えることって、今は一番新しいことでも、10年経ったら中身が変わってしまったり、この時は正しかったけれど、後から正しくないとわかったとか、そういう場合もたくさんあります。答えを覚えても、あまり良いところが無いんです。なので、答えを覚えるのではなく、自分が疑問に思ったり、不思議だな、と思ったことに対して、どういうアプローチをすれば自分なりの答えに辿り着くか、ということを学んでもらいたいんです。問いを立て、データ(事実)を調べ、自分なりの答えを出す。そのベースさえ習得すれば、あとはなんとでもなります(笑)

授業やゼミでは、本を読んで内容をまとめたり、ポスターを書いてプレゼンをしたり、グループで意見を出しあったりしています。基本的には、どのやり方も"答えの出し方"の練習として行っています。

 

今、ゼミでは、「わくわくツアー」というプロジェクトが進行中なんです。

6月21日(土)に、名古屋にある様々な国のお店やスポットを、学生がアテンドしながら一般の参加者(Facebookで募っています)に紹介して回るツアーのプロジェクトです。

栄(アジア系のお店)、大須(ラテン系のお店)、本陣(イスラム系のスポット)の3コースがあり、ゼミ生は3つのグループに分かれて、各地域のお店や施設について調べてまとめます。

当日は、新栄のカフェに集合して、参加者に各コースのプレゼンをします。参加者は興味のわいたコースのツアーに学生と一緒に出発します。

このために、学生はコース紹介のプレゼンを練習したり、当日訪問するお店の情報が載ったリーフレットを作成したりしています。

今回は、「どうしたら多文化共生に関心を持つ人たちを増やしていけるか」という課題を具体的に考えるプロジェクトなんです。そのために、学生はフィールドワークを実践します。たとえば、学生は、お店にどうやって自分たちの企画を説明したら取材をOKしてくれそうか話し合って、お店へのアポの取り方を考えます。取材に行ったら、お店の方に、自分が何をしにきて、このインタビューにはどういう意味があるのか、説明できないといけませんよね?それができないと、お店の方は取材の申し出に「うん」と言ってくれない。そういったことを学生はひとつひとつ考えていきます。

こうして、学生は、ゼミ活動をしながら異文化・多文化について体験的な学習をつみあげていくのです。さらに今回は、リーフレットも作成しますので、目に見える成果物もできてきます。完成したものを見たら、みんな喜ぶと思いますよ。

 

私の授業では、自分の興味に応じて深めたり、広げたりできるような課題をあえて出しています。今回のゼミのプロジェクトもそうですが、自分たちで答えを探り出していくような機会を、授業では提供できるようにしたいですね。


■ 先生のお薦め本 


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『食べ歩き 名古屋で世界旅行』

風媒社 水谷洋子+河村槙子


知り合いの方にこの本を教えていただき、本に載っているお店を食べ歩きしていた先生。

「こういった本を学生の学びにつなげたいなぁ」と考えていたのだとか。

「わくわくツアー」プロジェクトでは、最初にこの本を読んで「どういう質問をしたら、この本に掲載されている内容が聞き出せると思う?」という課題を出すなど、まさに「教科書」として使用したのだそうです。

チョッパー子も少しだけ拝読しましたが、ステキで思わず行ってみたくなるお店がいっぱい載っていました♪オススメです★


 今日の一枚 


今日の一枚は "ゼミで四苦八苦する先生" !


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「わくわくツアー」プロジェクトの準備が佳境にさしかかり、インタビューさせていただいた日も、ゼミ生さんが何人も入れ替わり打ち合わせに来ていました。人見先生は、大忙しのご様子でした。

 

「わくわくツアー」プロジェクト進行中の人見ゼミの様子も、近日ブログで公開予定です!


こちらも是非、お楽しみに♪

 

 

チョッパー子

 

★Bridge★No.11 山内 義廣 先生

学生さんと先生を繋ぐ連続企画★Bridge★、今回の先生は・・・

 

 

法学部教授 山内 義廣 先生です。

 

 

山内先生は2014年5月現在、法学部教務主任 をしていらっしゃいます。

刑法が専門の先生。「刑法」って聞いただけで何だか堅そうな人柄のイメージになりませんか?

でも、実は山内先生って・・・・!!

それでは早速、先生の"思い"をご紹介します★

 

 

 

 

 どんな思いをもって、授業(ゼミ)に臨まれていますか? 

 

 

授業やゼミをさぼったり、楽しくないと思うってのは、家庭が面白くなくて家庭から遠ざかることと一緒。

だから、暖かい雰囲気づくりに努めています。その方が学生さんも話しやすいでしょ。

そして学生と目線を一緒にすること。こやまかしく言わない。一方的に怒らない。

相手が何をしたいのか、やりたいことやらせてそれを一生懸命応援してあげる。

歌舞伎の黒幕的存在に徹するようにしているんです。

それじゃ教育にならないと言われてしまうかもしれない。

でもその黒幕的存在で学生を応援するために、言葉や態度に自分の精神を吹き込んでやっています。

 

 

 

---- 授業への取り組み

 

授業ではあまり欲張って教えようとはしないんです。「今日はここまで教えよう」と欲張って焦ると、それが授業で伝わってしまうんですよね。学生の皆さんには授業を受けて達成感を感じてほしい。

だから、欲張らずに様子を見ながらお互いの満足のいくところを探していく。そうすると仕事も勉強もスムーズに進み、気持ちもずいぶん楽になる。もちろん初めは要求水準を高くしていてもいい。やっていくうちに、これはまずいな、と思ったら柔軟的に変更すればいいじゃない。ちょっと脇道にそれてもいいと思ってる。

だから学生さんによく言ってます。「結果を急がないよ、急いだらダメだよ」って。

もちろんやるべきことはする。期間が決められている試験は頑張ってやんなきゃいけないとも言っている。

正論で進めなければならないこともある。でもそれだけに縛られないようにね。

授業に出る前は「一生に一回の授業だ」と思って気合を入れて自分の部屋を出るようにしています。

授業がマンネリ化しないよう、自分を戒める。教壇は舞台だと思って。そうすると自然と力が入って来るんです。授業を生きた言葉・生きている言葉でしていきたい。惰性は気持ちで変えられると思っています。

一期一会の精神でね。

(これは先生の大好きな歌舞伎・中村雀右衛門さんが舞台に臨む姿勢から学んだ精神だそうです)

 

 

 

---- 一方的に怒らない。

 

僕は学生さんに対して "心の・気持ちの逃れ道" を作ってあげるようにしているんです。すごく大事ですよ。

例えば、ゼミを欠席した学生さんに対して、まずはなぜ休んだのか理由を聞く。理由を聞いて「それではダメだ!」と一方的に怒ったり責めたりしない。「そうか、そういう理由もあるんだね」と一旦受け止めるようにしている。ここで怒って終わったら、きっと学生はゼミに来るのが嫌になる。だから、叱りもするけど「また頑張って来るんだよ、待ってるからね」と添える。これが心の逃れ道となる。先生から怒られて、逃れ道がないと息が詰まって嫌になるじゃない?ね。(笑) そうやっている内に自然と心を開いてくれ、自ら話しかけてくれるようになる。僕はなるべく学生の個性が出るような方向をとりたいと思っているからね。

 

 

 

---- 法の原点

 

法学部の学生さんには特に法の原点を知ってほしい。「なぜ、法が必要なのか」ということを。

刑法は情熱や愛情がなければやってはいけません。

ただただ処罰すればいいってものじゃないんです。その人のことを同じ目線で理解してあげることが大事。

裁判や刑務所に行くと、誰かが手を貸してあげて(心の)逃れ道を作ってあげてたら違ったんじゃないのかな、と感じます。だから僕らのような機会を持った人が手を差し伸べてあげてほしい。正論で責めすぎるのではなく逃れ道を作ってあげるんです。

だから、自分が今、学生さんたちに対しても思うことは一緒なんです。

叱っただけではプラスになることはないと思っています。時には叱らなければならないこともあるが、

「愛情・情熱・情念をもって」対話します。

 

 

 

---- 対話の心

 

「話しをする」のと、「対話をする」とは違うんです。話をするってのは、知識の伝達もそう。対話となるとそこにプラスアルファが生まれます。その人の人間性や体験がそこ(対話の中)にすべて入ってくるからね。そういうものを伝えられるような授業をしたいと思ってます。非常に大事だけどなかなか難しいです。それには、まず自分が元気でないとね。しっかりと体力をもって、相手のエネルギーに押されないように自分を押し出す。そうしないと対話力が生まれません。自分で工夫してやってます。

努力したものは救われるから大丈夫と思ってるからね(笑)

 

 

 

 先生のお薦め本 

 

 

先生からは法学部の学生さん向けに「法の心」を学ぶ本をご紹介いただきました。


『法の根底にあるもの』井上 茂著 有斐閣

『法というものの考え方』渡辺 洋三著 日本評論社


「人の情念が縮小されて簡潔な形に変えてあるのが法律。法は人間に憎しみや悲しみを解決させるためにある制度。その制度ができた根本的なところを知ってほしい。」


愛情を持って法を扱う心を学んでほしい!と、願いをこめて選んで下さった本です。

ぜひ、読んでみてくださいね。

 

 

 

 

 今日の一枚 

 

 

今回は先生の "青春の日" の1コマを紹介します。

先生の後ろに見えるドイツ語新聞に注目!写真は「サムライ」!?

 

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先生は、まさに、世に言う「江戸っ子」。とても人情味があり、そしてやんちゃ!(笑)

さらには 歌舞伎や詩吟、小唄に和歌、と多彩な趣味をお持ちなんですよ!びっくり!

ぜひ、いつかご披露いただきたいですね。

 

次回の★Bridge★も、お楽しみに★



チョッパー子

影島香代子さんを迎えて
 5月28日(水)午後1:30~14:45に,法学部主催の講演会がクラインホールでありました。演題は「コミュニケーション力の流儀」,講師は影島香代子さん。影島さんは静岡放送や名古屋テレビの局アナを経て,現在はフリーのアナウンサーです。数多くの番組や取材インタビューの経験と自ら体得したアナウンスの訓練法に基づいて,他者とのコミュニケーションを深めるコツや技法を,実演を混ぜながら熱心に語ってくれました。
 プロのアナウンサーが語る「コミュニケーションの流儀」とはいかなるものか? 阿川佐和子の『聞く力』の類のことか? はたまた「正しい言葉の使い方教室」か,などと想像しながら,私も聴衆の一人に加えて貰いました。
 大学教員も人前で喋ることが仕事です。研究し論文を書くことは「喋ること」と離れますが,教室での講義や社会人向けの講演,さらには学会発表も「喋り」仕事です。プロのアナウンサーに学ぶことは相当ありそうです。
 講演会の司会は法学部の山内教授。遠藤法学部長の挨拶の後に,影島香代子さんがステージに上がりました。
 『人は見かけが8割』。そんな本が店頭に平積みされベストセラーになったのは数年前のことです。人に見られ人前で喋るのが仕事のプロのアナウンサー。容姿やファッションもさることながら,声も第一印象を形成する大きな要素です。「皆さん,こんにちは」の第一声は,明るいハキハキしていて元気創造の源のようです。聴衆の掴みは,拍手の仕方指南と列ごとに競わせる拍手の大きさ。なぁ~るほど。こうして聴衆に肉体作業をさせ,ステージに意識を集中させるのだな,と感心。

講演内容のつまみ食い
 さて,講演で語られた話術の技法をつまみ食いしてみましょう。
【話し手の姿勢】
 まずは,声を出すための正しい姿勢から。会場に集まった法学部の1年生と参加していた教職員の全員が椅子から立ち上がり,胸を張って姿勢を正します。この時,両腕は真っ直ぐ下に下ろし身体の側面にピタッと当てる。それから腕は下ろしたままで,両手の手の平だけを前方に向ける。すると,肩が自然と後ろに引かれ胸が張り,綺麗な姿勢ができる。だから,スッとした綺麗な立ち姿を作るには,こうした手順を踏むと容易にそれができる。フムフム,なるほどねぇ~。
【声の出し方】
 次に声の出し方。これは腹式呼吸の練習から始まります。お腹に貯めた空気を喉の声帯に当てるようにして声を出す。腹式呼吸は出来ても,この声帯への空気の当て方というのがなかなか難しい。正しい「アイウエオ」の発声法も教えて頂きましたが,これはさらに高度なテクニックで,正直,腹判りしていません。
【発声練習】
 そして次は,正しい音を出しながらしっかり口の周りの筋肉を動かす発声練習。「アッ,エッ,イッ,ウッ,エッ,オッ,アッ,オッ」,「カ・ケ・キ・ク・ケ・コ・カ・コ」,「サ・セ・シ・ス・セ・ソ・サ・ソ」,「・・・・」とア行からワ行まで順々に進める。この発声練習が済むと,結構,口の周りの筋肉が弛緩し,口角も上がっているような気になるので不思議です。この発声練習は「ほうれい線」を消す効果もあるらしい。
【早口言葉】
 さらに早口言葉の練習。ここまで来ると,会場はハチの巣をつついたように喧噪です。そして学生の何人かが代表選手としてチャレンジし,最後は影島さんの模範演技。さすがに影島さんの早口言葉はよどみなく,プロとアマの差は歴然です。
【その他】
 この他にも「さすがにプロだね」と感心させられら技法の幾つかは次のようなものです。
 ①マイクの持ち方:マイクは下の方を持つとバランス良く綺麗に見える。今やカラオケで誰もがマイクを持つ時代。そこでは,マイクを口に銜えるがごとく接近させ,マイクの上の方を持ちがちです。ところが,立って話をする時のマイクの持ち方として,これはNG。この場合は,マイクの下の方を持ち正面を向く。すると,確かに綺麗な絵になるのです。ハハァ~ンと,感嘆。
 ②力点を置く言葉:同じ文章でもどの言葉を強く言うかで,聞き手の捉える意味が変わってくる。日本語は抑揚の言葉だから,どの単語を強調するかで,意味の捉えられ方が異なる。そりゃあ,そうだ。
 ③注意を集めるための間:私語で会場内が騒がしくなってきた時,聴衆の注意を話し手に向ける方法として「黙る」。これは「間を採る」とも言いますね。
 私も大講義室の授業で,「私語が五月蠅い」と思った時はこの手を使ってきました。しかも私の場合はさらに意地悪で,最後までお喋りしている学生に自分の視線レーザーを照射します。ロック・オン! じぃ~と黙り続けていると,潮が引くようにやがて教室内は静かになります。そして,視線レーザーを集めていた学生が喋るのを止め,その学生が視線をこちらに向けた時に言うのです。「そうです,君です。よほど面白い話があるようだから,ボクにも他の学生にそれを教えてくれよ」と。
 「間を採る」「間を置く」というのは,慣れない内は勇気が要ります。「間を採る」とは,話すことを期待されている人間に沈黙を強要することです。喋るのが仕事なのに,その真逆の行為をするのですから,実行に躊躇しがちです。でも,実際にこの技法を使い,その使い方に慣れてくると,「黙り」が静寂形成に有効な手段であることが判ります。
 ④コミュニケーションに必要な観察眼:初対面でもスムーズなコミュニケーションを運ぶために,対峙した相手の5つの「良い点」を見つける。こうした訓練を続けていると,いつの間にか観察力や質問力が高まってくる。そうですよね。
 ⑤映像を実況する:アナウンサーが行うライブ中継の如く,見えるもの,感じるものを声に出して言い続ける。これは「喋り続ける,言葉をつなげる」訓練ですが,即座に状況に相応しい単語を選び出す能力の開発には,こうした不断の努力が必要なのでしょう。

 こんな風にして約1時間半の講演が終わりました。講演後も何人かの熱心な学生がステージ周辺に集まってきて,影島さんを質問攻めにしていました。

講演の効用
 ところで,今回の講演はプロのアナウンサーにコミュニケーションの技法を教授して貰おうというのが目的でした。今回の主たる聴衆は法学部の1年生でした。しかし,今回の話の内容に最も相応しい聴衆は,教員や就職活動を控えた3年ではなかったか,と思いました。コミュニケーション技法は,プレゼンテーション技法に通ずるものがあるようです。姿勢,発音,発生,言葉の使い方,間の取り方など,教員や面接を控えた就活生こそ会得すべきスキルでしょう。
 また,その道のプロの話を聞くことは,本を読むのと同じで必ず何か新しい発見があると思います。私自身の経験でいえば,その講演テーマに大して関心が無い場合でも,講演を聞いた後には「学ぶこと,多かったなぁ~」と思うことが多々あります。話を聞いているうちにそのテーマに興味が湧くようになったり,これは自分が抱えている問題にも応用できそうだぞとヒントを得たり。そんな経験をするのは私ばかりではないから,講演会に人が集まってくるのでしょう。
 ですから,学生諸君もたとえ興味関心が薄いテーマでも,積極的に講演の場に脚を運んで欲しいと思います。自分を刺激し自分を磨く機会になり,必ず良いことが待っていると思います。


★Bridge★No.10 今仁 生美先生

 

学生さんと先生を繋ぐ連続企画★Bridge★、今回の先生は・・・

 

 

外国語学部教授 今仁 生美 先生です。

 

 

今仁先生は、2014年5月現在、日本語教員養成プログラムの主任教員であり、大学院外国語学研究科長でもあります。                

それでは、先生の思いをご紹介★

 

 どんな思いをもって、授業(ゼミ)に臨まれていますか? 

 

一番目指しているのは、学生が人間的に成長してくれることですね。

その一言につきるかな。

それから、みんなで楽しくというのがモットーですね。

 

 

ゼミについて

 

私のゼミは3・4年生合同ゼミです。

「今日は3年生中心」「今日は4年生中心」という具合に振り分けています。

 

 

 

3年生中心の回

 

 

3年生中心の時は、ディスカッションをするんです。もちろん、4年生も加わって。課題は1週間くらい前に出します。授業では、クラスを2グループに分けて、最後に3人くらいにどちらのグループが勝ったのかをジャッジしてもらいます。

 

 

グループは適当に割り振ります。片方のグループが12~13人でしょうかね。リーダーをお互いに決めて、まず、そのリーダーに主張してもらいます。これがまず最初のプレゼンテーションの練習ですね。

 

 

この後に、グループで、相手方に自分たちの意見を主張していくんです。最後に、ジャッジが「今日はこちらの勝ち」というのを決めるんです。

 

 

ジャッジは、理由を言わないといけないんです。ずーっと見ていて、どこが良かったとか、どこがいけなかったとか、根拠を言わなくてはいけないから、メモを取ってるんですね。

 

 

 

テーマについても、割とその時のトピックを選びますね。

前回は「集団的自衛権について」だったかな。

賛成・反対にわかれてディスカッションするんです。

 

賛成側だったら賛成の、反対側だったら反対の意見を自分が実際に持っている意見に関わらず述べなくてはいけなくて、言葉だけの力で相手を押していく

この時、リーダーはメンバーに気を遣って、必ず1人1回は発言を促したりしないといけないんです。そして、こういう所を、ジャッジは見ています。「メンバーが自主的に参加しているか」とか「一人だけ目立っていないか」とかね。チェックする項目は沢山あって、それを頭にいれつつ、ディスカッションをするんです。

 

 

リーダーについては、この2人の対決が終わった時に、どこが良かったか、悪かったか、私がコメントします。ゼミ生はみんな、やっているうちにリーダーになるので、必ず1回は、私の評価があります。下ばっかり向いていると声通らないとか、分かりやすいとか、分かりにくいとか。

 

 

で、下手だった時は、その場でもう一回、同じことをやってもらいます指示を与えて、もう一回やってもらうと、とても上手くなるんです。

 

 

自分でも上手になったと感じるし、聞いているほうも「おお~!」と声が上がったりもします。

 

 

 やっぱり、他人が上手になっていく過程を実際その場で見て感じるって大事なので

 

 

そんな感じで、あっと言う間に時間がすぎます。

就活の練習にもなるので、4年生になった時に、実際すごく役に立ったって言ってくれる学生もいます。ずっとやっているので、集団面接なんか怖くない(笑)

 

 

4年生中心の回

 

 

4年生は卒論ですね。

1回につき3人くらい事前に当てておいて、発表をするんです。

発表した後、3年生4年生で、良いところ悪いところを細かい所まで指摘する練習をするんですよ。

喋る時のクセとか、机に手を掛けていたとか、私も気づかないことまで(笑)

 

 

普通、悪いところを言われるのって嫌ですよね。

だから、そういう練習を始める前は、「なぜそういう事を言ってもらうのか?」をものすごく丁寧に説明するんですよ。

 

 

すごく大事なのでいつも言っているのは、「意地悪な気持ちで言うのであれば、絶対言ってはいけない」ってことです。

悪いところを言う時は、必ず、先輩に良くなってもらおう、仲間を良くしようという気持ちを持った上で言わなきゃいけないということを、繰り返し繰り返し言っています。

 

 

そうするとね、声が小さかったとか、黒板の方ばっかり向いてたとか、指摘をうけても自分が発表する際にうまくできなかった点を前向きに修正していけるんです

 

 

今仁ゼミの特徴

 

 

時々、卒業生がゼミの時にきてくれます

自分がゼミを受けた時に先輩が来てくれて刺激になったから、ということで。今年ももう既に5人は来ていますね。だいたい卒業して3年ぐらい経つときてくれますね。30歳超えても来てくれる人は来てくれます。

国際線の機長目指して頑張っている先輩とかね。国際線の日本人女性機長って、今、ゼロなんですよ。だから彼女は、日本初の国際線女性機長になりたいんですね。国際線の機長って、長い道のりなんですよ。まず、個人フライトの免許をとって、次にプライベートジェットのパイロットを経験して...副機長を経験して、機長を経験して、最低でも10年くらいかかるらしいんです。彼女、アメリカで借りている部屋の暖炉に操縦桿をとりつけてコックピットにレイアウト変えちゃったって(笑)帰宅したらまずそこに座るんだそうです。「先生、ちゃんと機長席側なんですよ!」なんて言ってね。

 

 

キラキラしてすまよ。

秋学期にゼミに来てくれるんですけど。

 

 

これはね、ゼミ生にとって、本当にモチベーションを高めてくれます。

ゼミ生も「めっちゃやる気になった!」って言いますね。

 

 

 

 

本当に思うのは、私は教えてるんじゃなくて、教わっているんだな、ということです。

 

 

ありがたい。

 

 

かっこつけるんじゃなくて、本当に。

教えてもらってる。モチベーションを高めてもらってる。

 

 

自慢していい事が1つあるとすれば、卒業生が近況を知らせてくれる中で、「ゼミで学んだことが社会に出てから生きている」と言ってくれることですね。

「プレゼン誉められた!」って言ってくる子も結構います。

 

ゼミで学んだことが社会に出てから役立っているというのは、嬉しい限りです。

 

 

 

 先生のお薦め本 

 

 

 『ちょっとピンぼけ Slightly out of Focus 

 ロバート・キャパ  文春文庫

 

 

スペイン内戦やノルマンディー上陸の戦争写真家として有名な著者ですが、人柄がとっても魅力的で、それが皆を惹きつける人物なのだそうです。

恋人は戦車に轢かれて死亡し、自身も地雷で命を落としたキャパ。そんな人生の大きな波に揉まれる中でも、シャレを忘れず生きた彼が、写真を撮った時の記録の形式で書いたのが紹介作です。この本を読んで、若いみなさんにこそ "こんなカッコイイ生き方があるのか!"と感じて欲しいと、ご紹介いただきました。

 

 

 

 今日の一枚 

 

今日の一枚は"研究室の中で一番大事なもの"!

★エゾリスのぬいぐるみ★

 

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今仁先生が、札幌学院大学で共同研究をした際に生協で買った、札幌学院大学のマスコットキャラクター・エゾりすの「ブラウニー」ちゃんです。

言語学者である先生にとって、アイヌ言語を研究したという事は、とても大きなことだったとか。

先生は、このぬいぐるみを見ると、アイヌの事を想うのだそうです。

 

 

***

 

 

先生のお部屋の入り口には、卒業していったゼミ生の方の写真が飾られていました。

「私も頑張らなくちゃー!って、元気をもらっている。」

そう仰った先生ご自身も、周りの人間を楽しく元気にしてくれるお人柄でした。

興味が湧いた学生さんは是非、オフィスアワーに今仁先生を訪ねてみましょう!!

 

 

次回の★Bridge★も、お楽しみに♪

 

 

チョッパー子

スペイン語会話のための文法入門

こんにちは。

 

今日は、こんな本を発見しました。

必要なことだけやさしく、わかりやすく

   スペイン語会話のための文法入門」です。

 

スペイン語.jpg

 

実はわたし大学生のとき、第二外国語選択をスペイン語にしていましたー!

まあ、なんと身にならなかったことでしょうw

 

スペイン語の発音は日本語の発音とほとんど同じなんです。

日本人にとっては楽チンですよね。

 

しかし、わたしは授業後に発音を居残り練習させられた苦い思ひ出があります。

「滑舌が悪いから仕方ないんです、先生」

と、スペイン人の先生に伝えることなど、もちろん出来ず。

当時、何度も心の中で訴え続けました。

 

動詞は、基本的に6つに変化するんですね。。

すっかり忘れていました。。

 

ちゃんと復習しなければいけませんね。

その点、この本は1から丁寧にスペイン語の基礎について教えてくれます。

 

すっからかんのわたしの頭でも

「あーそうだそうだ」「なるほどー」ってなりました。

とってもわかりやすいのでオススメの1冊です。

 

ぺちゃ。

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