2022年1月アーカイブ

生誕100年の大ベストセラー作家!

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あっという間に1月31日、2022年もひと月経ってしまいました。
偶数年はすんなり入る性質なのか、すんなり2022年に順応して2021年と書き間違えることもなく過ごしています。
ところで、2022年は大ベストセラーの作家、三浦綾子さんの生誕100年の記念の年になります。
『氷点』『塩狩峠』など日本のキリスト教文学を代表する作品の数々、ぜひこのメモリアルイヤーに読みたい&再読したいですねー。

「日本のクリスチャンの作家といえば?」三浦綾子さんか遠藤周作さんが半々ぐらいかなーと思いますが、遠藤周作さんのメモリアルイヤーは来年。

あと、、、オルガン的2022年はセザール・フランク(ベルギー出身フランスで活躍したオルガニスト、作曲家)の生誕200年!になります。
きっと今年、コンサートなどで作品が取り上げられると思います。美しい曲ですからぜひチェックしてください。

(伝道師じゃないほう)

ソロモン王は江戸時代の名奉行?

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前回の話にでてきたソロモン王、旧約聖書の登場人物で知恵の王としても有名です。
そんなソロモン王の英知を示すエピソードにこういったものがあります。
互いに自分の子だと1人の子を取り合う2人の母親に対する調停の話です。
ソロモンはなんと、こどもを半分にしてわけあえと言いわたします。
一人の母親はそれで良いといい、もう一人の母親が自分は諦めるからどうかそのこどもの命を救ってくださいといいます。
そしてソロモンはこどもの命を優先したほうを本当の母親とみわけたという逸話。

なんか、どこかできいたような気がしませんか。
大岡 忠相(おおおか ただすけ)、といきなり始まっても誰だっけ?となりそう。
時代劇で名奉行としてとりあげられる、大岡越前守のこと。
この大岡越前の名奉行っぷりを示すエピソードの一つが、旧約聖書にしるされているソロモン王のエピソードとほぼ同じなんです。

そういえば、むかーし日本史の授業で先生が話してくれたような・・・。
というわけで、紀元前900年代のソロモン王と江戸時代の大岡越前という意外な二人に繋がりがある話でした。
(伝道師じゃないほう)

シクラメンとキリスト教

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写真は私の育てているシクラメン3年目の株。今が花まっさかりのシーズンのはずですが沈黙を保っています(涙)寝てるのかな・・・夏に休眠するタイプの植物です。

IMG_1361.jpg
秋から冬にかけて、まちの花屋さんや花壇、ショーウインドーで見かけるシクラメン、実は聖書の舞台の地域(北アフリカ~地中海沿岸)が原産です。とはいえど、聖書にシクラメンといった名前は出てこないので、その辺の草花的な野の花とかざっとした扱いだったようです。

でも、なんと、その野の花的なシクラメンが、旧約聖書に登場するソロモンという王様の冠のデザインになったという伝承があるようです。
神様から「何か欲しいものは?」ときかれ、「知恵」とこたえた知恵の王として有名な人物です。賢さを示す逸話は日本でも別の人物が行ったという設定で馴染みのある話です。
シクラメンとソロモンの冠の伝承は何パターンかあるようですが、知恵の王として旧約聖書で最も国勢もイケイケだった時の王様が冠にその辺の草花的な扱いのシクラメンを選んだというのは面白いですね。
(伝道師じゃないほう)

ポインセチアとクリスマス

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前回に引き続きポインセチアの話です。
ポインセチア、花は真ん中の黄色い部分。赤いのは苞(ほう)といって、花のまわりにつくられるものだそう。

CIMG5157a.JPG

原産国のメキシコでは「クリスマスイブ」といった意味の名前で呼ばれているそうです。
赤と緑のクリスマスカラーの植物だからですねー。
クリスマスカラーは一般的に
赤=イエス・キリストの血(による贖い)
緑=永遠の命
を意味しているといわれています。

教会暦といわれるほうのテーマカラーは白なのでややこしいですが、なんでイエス・キリストの誕生を記念するかといった意味合いが表現されている赤と緑がクリスマスカラーといわれるの、考えさせられますね。

(伝道師じゃないほう)

クリスマスとメキシコ

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クリスマス行事を彩ってくれたポインセチア。

CIMG5158.jpg

クリスマスといえばというか、ポインセチアってクリスマス期間以外で愛でられないというか、クリスマス終わったらリースとかといっしょに撤去される運命というかいつの間にか消えている・・・って感じの植物ですよね。
実はメキシコが原産の寒いのが苦手な植物!
温室でぬくぬく育ち→いきなり極寒の環境で飾られる→枯れる
ということでわりと撤去されてしまう理由もわかるかも・・・置いといてもすぐに枯れてしまう(場合によっては飾ってる間に枯れる)からですね・・・。

ちなみに原種はメキシコの山地に生えているため、暑いのもわりと苦手・・・猛暑と10度以下が苦手なのでたぶん名古屋では屋外でやっていけないと思われます。
(伝道師じゃないほう)

ボツになったものたち・・・2022年1月分

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キャンパス内のサイネージ広告に流されている「今月の聖句」のボツ画像を公開していく前後編(?)の後編。

2022年1月、今月のものですねー。
これが一番惑っているボツ2枚。

202201b.jpg202201a.jpg

そして公開したもの↓

202201e.jpg

そんなこんなでボツを取り出して私の私による私のための公開(後悔?)反省会をブログの更新に活用してみました。

今年も継続していきますから、曙館や言館にお立ちよりの際はぜひチェックしてください。といいつつ2月分の今月の聖句画像作成中です・・・どうもこのボツ公開ネタも枯渇しなさそうです・・・あわわ。

(伝道師じゃないほう)

ボツになったものたち・・・2021年版

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キリスト教センターの行事がないためブログのネタがすぐ尽きてしまう期間になってきました。
ということで、キャンパス内のサイネージ広告に流されている「今月の聖句」の2021年のボツ画像を公開していきますよ。

202108a.jpg

ボツ↑
こちらは2021年8月のもの。「今月の聖句」の第一号になる初回なのでインパクトが欲しくボツに。文字も読みにくいかなーっと。
ちなみに公開したもの↓

202108-kirisuto.jpg

お次は2021年11月のボツ↓

202111.jpg

メルヘンな雰囲気。ゴチャゴチャしているのが気になりボツに。
こちらが公開したパターン↓。

202111c.jpg

そして明日は2022年1月のボツを公開予定です。お楽しみに???

(伝道師じゃないほう)

ツボミがあがってきています。

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しろとりチャペルの庭、現在はとても静かな状態ですが、よくよく見るとクリスマスローズの花芽があがってきています。

CIMG5151.jpg

どこに花芽が?といった状態ですが、根本にあるコレ↓が花芽です。CIMG5153.jpg地味な色の花なので花芽も地味な色味です。いっぱいついているので開花が楽しみです。


ちゃくちゃくと植物は次の季節の準備をととのえていっていますねー。
(伝道師じゃないほう)

魚とキリスト教のつながり

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連日、魚の話になります。
前回の記事でそのまま書こうかと思ったのですが、行事がなくブログネタの少ないこの時機なので出し惜しみしてみたという前置きは横へ置いといて、魚です。

「キリスト教のシンボルといえば?」

と聞いたら「十字架」ですが、こんな形の魚↓もキリスト教のシンボルなんです。

イクトゥス.jpg

このような文字が入っていたら確実にキリスト教のシンボル。

イクトゥス003.jpgこの文字
ΙΧΘΥΣ
ギリシャ語でイクトゥスと呼びます。
意味は「魚」
それでなんで魚がどうしたかというと、このイクトゥスはギリシャ語で
ΙΗΣΟΥΣ ΧΡΙΣΤΟΣ ΘΕΟΥ ΥΙΟΣ ΣΩΤΗΡ
イエス、キリスト、神の、子、救世主
の頭文字になっているんです!!!

迫害を受けていた初期のキリスト教徒が隠れシンボルとして用いたシンボルになります。

おお、魚ってわりとキリスト教とがっぷり絡んでいますね!
このイクトゥス、街中でもステッカーを貼った車を見たりします。たまにイクトゥス貼ってあると思ったらリボン運動のステッカーだったり、その逆も。私のドライアイかつのんびりした動体視力だとかなり似ています。
(伝道師じゃないほう)

たまにある魚の注文

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キリスト教センターの事務室がある名古屋キャンパスのすぐ近くには、名古屋市中央卸売市場があります。そのためかFax番号が似た卸売業者さんがあるようで、月1ぐらいの間隔で間違いFaxがやってきます。
うちは人をとる漁師は関係しているけど、魚類は専門外です・・・。


という言葉にピンときたらキリスト教の知識がある方です。
イエスの弟子の中で最初に弟子になった4人、実は本物の漁師でした。でもイエスに「人をとる漁師になりなさい」と声をかけられて弟子になりました。(ちなみにペトロ、アンデレ、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネ)
聖書の中でもたまに魚をとる漁師っぽいことをしています。
まあ、そんなわけで(?)漁業には縁を感じていますが、魚の注文にはお応えできないのであります。
(伝道師じゃないほう)

エピファニーといえばのお菓子!

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今更になるのですが・・・1月6日、公現日(エピファニー)といえばといったものなんて、特に何もないといった口の根も乾かないうちに、思い出しました。
そう、この日に食べるトクベツなお菓子の存在を!

ガレット・デ・ロワと呼ばれるケーキ。
名称から予想できますが、フランスの習慣のようです。
アップルパイのような見た目のアーモンドクリームのパイ生地に包まれたものがメジャーです。
1ホールのケーキに1粒だけフェーブ(そら豆)を隠し入れてあって、切り分けた時にこのフェーブが当たった人は王冠をかぶってその日の王様になる、というお楽しみがあります。

フェーブ、昔は本物のそら豆だったものの、今では小さな陶器のかわいいものが使われています。でも呼び方はそら豆という意味のフェーブのままだそう。
デザインは様々でちょっと検索するだけで可愛い小さいものがいっぱい出てきてコレクター魂を刺激します・・・。

IMG_1314.jpg

ということで写真は実は2つも持っていたフェーブ。(持っているわりにすっかり忘れて公現日にトクベツなものがないなどと以下略・・・)右は50年以上昔のものらしいです。素朴なつくりでエピファニーにぴったりな東方の博士。左は10年ほど前のもの・・・細工が全然違います・・・さすが現代。
キーボードに置いて撮影したので大きさが伝わるでしょうか・・・。あまり大きいとケーキに隠れないですし、小さすぎると気が付かずに食べちゃいそうですしね。

フェーブのデザインはクリスマスにかかわるものだけじゃなく、スイーツだったり食器だったり動物、キャラクターものなどなど。
最近は日本でもガレット・デ・ロワがかなり売られているようですし、見かけたら1月6日、公現日のお菓子だ!と思い出してみてくださいねー。
(伝道師じゃないほう)

12月にアクセスが多かったブログ記事

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アクセス数の多い(人気記事?)のコーナーです。毎月わかってはいるんですが、たまにしか紹介がないのは、ずーーーーーーーーーっと同じ5つぐらいの記事が上位を占めて、かわり映えしなかったからです。
でも12月はさすがにちがいました。過去にやったクリスマスに関するクイズの記事が急上昇!
クイズdeクリスマス 第一問

このころはクイズ形式の更新をよくしていました・・・またこういったクイズもやっていきたいですねー。
(伝道師じゃないほう)

今月の聖句

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そういえばブログのtop画像を2022年の1月の聖句に更新したのでした。

202201e.jpg

縦版と横版。

202201c.jpg

コリントの信徒への手紙二 5章17節をとりあげました。
新しい年を迎える時にもふさわしい箇所です。
学内のサイネージ広告に表示されますので、ぜひ注目してくださいね!
(伝道師じゃないほう)

ところで終了のお知らせ

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2021年度のチャペル行事は12月25日で終了し、次回のチャペルアワーは2022年の4月からです。
あ、でも過去の奨励動画は公開中ですから、ぜひご覧ください。

今日が公現日、エピファニーですよー!!!

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今日が公現日、エピファニーですよー!!!
と書いてみたものの、クリスチャンの私でも「だから?」といった気分。あえていうなら「クリスマスの飾り片付けなきゃ!」かもしれない・・・。
あ、公現日とは?に関しては昨日の記事などなどをご覧ください。
本学が関係するキリスト教の教派ではどちらかといえば12月25日がクリスマスのメイン。1月6日の公現日も6日に近い日曜日の礼拝で祝うものの、特別な行事とかコレといったものが浮かばない・・・。
ちなみに教派によっては今日のほうがメインだったり、この日の意味がことなることも、調べると色々とクリスマスってキリスト教といってもいろいろで面白いです。
(伝道師じゃないほう)

2022年!

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新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
突然ですが、本日のキリスト教センターの外観。

CIMG5150.jpg
やだもー、仕事納めの日に忙しすぎて、クリスマスの飾りしまい忘れて年越ししちゃった♪とかではないです。
まだクリスマス。
明日までクリスマス。
そう、クリスマスの期間というのは12月25日~1月6日!
テーマカラーは白!
ということで明日までは飾ってイエス・キリストの降誕を祝いますよー。

ちなみに、1月6日のことをキリスト教(本学の関係する教派)では公現日(こうげんび)、またはエピファニーと呼びます。
クリスマス関係のカードとか画像とかを見ると、ラクダに乗ったエキゾチックな恰好をしたおじさん3人組が大きく光る星を指さしていたり、赤ちゃんイエスの前にひれ伏して宝物をささげているようなもの、見たことありませんか?
星に導かれた東方(ベツレヘムからみて)の博士たちがイエスの誕生を祝ったという出来事が、聖書のマタイによる福音書2章1~12節に記述されています。それが1月6日に起きた出来事として、記念されているんです。
(伝道師じゃないほう)

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