写真は私の育てているシクラメン3年目の株。今が花まっさかりのシーズンのはずですが沈黙を保っています(涙)寝てるのかな・・・夏に休眠するタイプの植物です。
秋から冬にかけて、まちの花屋さんや花壇、ショーウインドーで見かけるシクラメン、実は聖書の舞台の地域(北アフリカ~地中海沿岸)が原産です。とはいえど、聖書にシクラメンといった名前は出てこないので、その辺の草花的な野の花とかざっとした扱いだったようです。
でも、なんと、その野の花的なシクラメンが、旧約聖書に登場するソロモンという王様の冠のデザインになったという伝承があるようです。
神様から「何か欲しいものは?」ときかれ、「知恵」とこたえた知恵の王として有名な人物です。賢さを示す逸話は日本でも別の人物が行ったという設定で馴染みのある話です。
シクラメンとソロモンの冠の伝承は何パターンかあるようですが、知恵の王として旧約聖書で最も国勢もイケイケだった時の王様が冠にその辺の草花的な扱いのシクラメンを選んだというのは面白いですね。
(伝道師じゃないほう)