今更になるのですが・・・1月6日、公現日(エピファニー)といえばといったものなんて、特に何もないといった口の根も乾かないうちに、思い出しました。
そう、この日に食べるトクベツなお菓子の存在を!
ガレット・デ・ロワと呼ばれるケーキ。
名称から予想できますが、フランスの習慣のようです。
アップルパイのような見た目のアーモンドクリームのパイ生地に包まれたものがメジャーです。
1ホールのケーキに1粒だけフェーブ(そら豆)を隠し入れてあって、切り分けた時にこのフェーブが当たった人は王冠をかぶってその日の王様になる、というお楽しみがあります。
フェーブ、昔は本物のそら豆だったものの、今では小さな陶器のかわいいものが使われています。でも呼び方はそら豆という意味のフェーブのままだそう。
デザインは様々でちょっと検索するだけで可愛い小さいものがいっぱい出てきてコレクター魂を刺激します・・・。
ということで写真は実は2つも持っていたフェーブ。(持っているわりにすっかり忘れて公現日にトクベツなものがないなどと以下略・・・)右は50年以上昔のものらしいです。素朴なつくりでエピファニーにぴったりな東方の博士。左は10年ほど前のもの・・・細工が全然違います・・・さすが現代。
キーボードに置いて撮影したので大きさが伝わるでしょうか・・・。あまり大きいとケーキに隠れないですし、小さすぎると気が付かずに食べちゃいそうですしね。
フェーブのデザインはクリスマスにかかわるものだけじゃなく、スイーツだったり食器だったり動物、キャラクターものなどなど。
最近は日本でもガレット・デ・ロワがかなり売られているようですし、見かけたら1月6日、公現日のお菓子だ!と思い出してみてくださいねー。
(伝道師じゃないほう)