オリーブの枝をくわえたハト

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ノアの箱舟が終わりました。
縁遠いなぁと思われる聖書ですが、このノアの箱舟の物語、これを知っていると平和の象徴がハト(特にオリーブの枝をくわえたハト)になっている理由がわかります。

ノアの箱舟の物語のなかで、洪水が終わり、地上から水がひいた知らせをはこんできたのはオリーブの枝をくわえたハトでした。新しい世界の訪れをつげる姿から、ハトとオリーブは平和の象徴となっていきました。特にこのオリーブをくわえたハトはパブロ・ピカソによってつくられた国際平和擁護会議のポスターで一気に広まりをみせたようです。
国際連合の旗にはオリーブがあしらわれています。

「平和」というと戦争の反対語としての意味だけに思いがちですが、聖書のいう平和の意味は、全ての人が精神的にも、社会的に満たされている状態、さらにいうなら神によって満たされている状態をさししめしています。たとえ争いがなくても、誰かが悲しみ、苦しみ、絶望のなかにいることは平和といえません。阻害されている、傷付けられるそんな人がいない、全ての人が幸福であるという完全な平和を求めるからこそイエス・キリストが教えたのは「神を愛し、隣人を自分のように愛しなさい」という言葉だと思います。

ノアの箱舟についてはノアの箱舟1 ノアの箱舟2 ノアの箱舟3 ノアの箱舟4 ノアの箱舟、洪水の仕組み ノアの箱舟5 40という数字のトリビア ノアの箱舟6 アララト山はどこだ!!? ノアの箱舟7 ノアの箱舟8 ノアの箱舟9 ノアの箱舟10 ノアの箱舟11をご覧ください。

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このページは、キリスト教センターが2015年9月 7日 15:18に書いたブログ記事です。

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