今週もはりきってモーセの出エジプト記をお届けしますよー。
6.いつものように羊の世話をしていたモーセはふしぎな光景を目にしました。
柴が燃えているのに、いつまでも燃え尽きないのです。
もっとよく見ようと火に近づいていくと、柴の中からモーセを呼びかける神の声が聞こえたのです。
神はモーセにエジプトで苦しんでいるヘブライ人を助け、約束の土地へ導くことを命じました。
それはモーセにとって、羊を飼いながら家族と過ごす今の平穏な暮らしを捨てて、ファラオをはじめエジプトと対決するなんて不可能に思えるミッションです。どうして自分がそんな恐ろしくて大変ことをしなければいけないのだろうか。神の言う通りにエジプトへ行って、ヘブライ人に言っても誰も自分のことを信じてついてこないだろう。
モーセの不安を神は一つずつといていきました。さらにモーセに神の使いのしるしとして奇跡の力を与えました。
杖を地面に投げると、杖がヘビに変わり、ヘビの尾をつかむと元の杖に戻ります。
手をふところに入れて出すと、手が皮膚病になります。もう一度ふところに入れて出すと元の健康な手に戻りました。
それでも人々が信じない時には、ナイル川の水をくんで、地面にまくと、水が血に変わることも教えました。
しかし、もう一つモーセには心配なことがありました。
続く
前回までの復習はこちらから→モーセの出エジプト記1 モーセの出エジプト記2 モーセの出エジプト記3 モーセの出エジプト記4 モーセの出エジプト記5