キリスト教の最近のブログ記事

バレンタインからはじまった受難節

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バレンタインからはじまった受難節なとど書くと、バレンタインに対するネガティブキャンペーンっぽくなりますが、そうではなく、キリスト教の暦の話です。
キリスト教のシンボルといえば十字架ですが、この十字架がシンボルになる事件、イエス・キリストが十字架による死刑執行されたこと、イエスの受難を念頭に置いて過ごす受難節(じゅなんせつ)という季節です。
受難節はレント、他にも四旬節(しじゅんせつ)と呼ばれています。
イエス・キリストは十字架刑により死んで、墓に葬られて、三日目に復活したわけですが、その復活した日がイースター、復活祭といわれる日。それが
春分の日の後の最初の満月の次の日曜日(のが多いと添削されそう)
になるため、毎年日付が変わる移動祝日でして、今年は3月31日。その日を起点に日曜日を除く40日前からの期間が受難節になります。曜日は水曜日固定なので受難節初日を「灰の水曜日」と呼びます。
今年は2月14日(水)が灰の水曜日だったんです。
(職員Y)

7はトクベツな数字

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連日の雨で大量発生しているキノコを見かけることが多くなってきました。
ところで昨日は7月7日でしたね。
ラッキーセブンとか、とにかく7っていい数字ってイメージがありますよねー。
キリスト教的には、7は「完全」といったイメージのある数字です。
イエスが人のことを「7の77倍ゆるしなさい」と勧める場面が聖書にしるされているんですが、これは「仏の顔も三度まで」のように4度目はないぞと同じように7の77倍、つまり539回まではゆるして540回目はゆるさないゾ。という意味ではなく、無限にゆるすという意味になります。
神が世界を創造したのが7日間(一週間)といった具合に、7はキリスト教的にもちょっとトクベツな数字になります。
トクベツな数字といえば、6月24日のブログ記事で名古屋学院大学公式YouTubeチャンネルのチャンネル登録者数が......「666」なんです!キリスト教では「666」は不吉な数字とされているので、一刻も早くチャンネル登録者数を増やさないといけません!と取り上げていたので数日後に登録者数を確認したら。

スクリーンショット.jpg

減ってる!!?

666から664に減ってる!!!
と、そっちのパターンかー!と伝道師と頭をかかえていましたが、今日確認したら

b002.jpg

増えてる!!!
いやー、良かった良かった。
あ、当面の目標は777らしいです。ぜひ完全数7が並んだところ見たいですー。

といったわけで、トクベツな数字の話でした。
(伝道師じゃないほう)

そしてもう一つの暦が出現!

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実は身近なキリスト教? 暦を紹介 その1
でキリスト教の暦を紹介したのですが、イエス・キリストの生涯にちなんだものが基になっている暦です。まあ聖書に記載されていることが暦になっているんですね。教会暦(きょうかいれき)と呼んでいるものです。

でもキリスト教は聖書の時代から現代までの2000年間にいろんなことがあったわけですよ。
そうすると色々と記念したいことができるわけです。

教会暦ではアドベントで新年迎えるとはいえ、やっぱ1月1日はスルーできないとか。
どこそこでこんな素敵なイベントがあったから、見習って毎年続けていこうとか。
この問題に取り組むために毎年キャンペーン週間だ!とか。
あと、日本に住んでいるクリスチャンにとって大事な日だとか。
自分たちの宗派には大事な記念日とか。

これを"行事"と呼んでいます。
今後はボチボチとこの行事を紹介していきますよ。

(伝道師じゃないほう)

ただの普通のクリスチャンの私がここ読みやすそうじゃないかしら?と勝手に選んでみた企画その5(最終回)です。
前回までは旧約聖書ばかりでしたが、最終回は新約聖書からおすすめしたいと思います。なんといってもキリスト教がキリスト教なのはこの新約聖書の部分があるからですから!新約聖書のなかにはイエス・キリストの伝記ともいえる福音書があります。4種類あって(一つにまとめたらいいのにというツッコミはなしで)全部おすすめですが今回のおすすめはマルコによる福音書です。

おすすめポイント1
キリスト教はイエス・キリストの生涯を知らないとまったくわけわからないので、ここを避けては通れない!ということで。
もちろん有名なエピソードや言葉が満載ですから、楽しく読んでいけますよ。

おすすめポイント2
4種類ある福音書の中で一番あっさりしているというか、シンプルにまとまっています。つまりちょっとだけ短いということ・・・。

クリスマスの話(イエスの誕生エピソード)が載っていないのでこれだけだとちょっと物足りないかも・・・という気持ちもなくはないぐらいシンプルです。その点ではルカによる福音書もありかなー、やっぱり福音書、1つ読んだら他の3つも読みくらべてみてください。という結論(?)が出たところで、今回のシリーズを終えたいと思います。

おうち時間に聖書を読むのはいかがですか?ただの普通のクリスチャンの私がここ読みやすそうじゃないかしら?と勝手に選んでみた企画その4です。
今回はやっぱり有名エピソードてんこ盛りの創世記(そうせいき)です。聖書の最初の書物、やはりここはおさえておきたい書物です。おすすめの中ではちょっと長めの86ページですが、そうはいっても100ページないのでまだまだいけますよね!

おすすめポイント1
超有名エピソードが満載!
ちょっとあげてみると・・・エデンの園、アダムとエバ、カインとアベル、ノアの洪水、バベルの塔、ソドムとゴモラ・・・どれか一つでも目にしたり耳にしたことはありませんか?美術、文学、映画、色々な形で影響しているものが多いのですが、それだけ作品になる面白さをもっているってことですよ!

おすすめポイント2
1つ1つのエピソードが短い!
だいたいどれも1~3ページほどの長さなので、細切れの時間でも読めます。たまに系図(〇〇の妻は△△で・・・というやる)がズラズラと書いてある部分もありますが真面目に全部読んで途中で心折れるぐらいなら、ざっと面倒なところはスキップしてしまいましょう。

おすすめポイント3
やっぱり聖書の最初ですから、読んでおくとキリスト教の「起承転結」の「起」の部分(後々大きく転結がくる)ともいえる書物。ここを読んでおけば、後半部分の理解度もかわってくる、はずです。

さて次回でひとまずこのシリーズは最終回ということで、次回もお楽しみに!

ただの普通のクリスチャンの私がここ読みやすそうじゃないかしら?と勝手に選んでみた企画その3です。

前回は中二病の心をザワつかせること間違いなしのコヘレトの言葉をご紹介したわけですが、今回はコヘレトの言葉と同じように、ソロモンという聡明で有名な王が書いた風の愛の詩、雅歌(がか)をご紹介していきます。

おすすめポイント1
愛の詩と紹介しましたが、本当に最初から最後まで愛の詩です。これってキリスト教の聖典だよね?っと確認したくなるほど神という言葉が1つも出てこない書物なので、神って言われてもね・・・となる方でも読みやすいのではないかと・・・。

おすすめポイント2
こんなラブソング聞いたことがないぐらい甘い、甘くて甘くて甘ーい、愛のポエムです。読んでいるだけでちょっと赤面しそうなほどの詩。現実世界で出会うことのない甘い世界にひたれます。コヘレトの言葉を読んで世知辛い気分になった時に読むと、落差にびっくりします。いやー本当に同一人物が書いていたらと思うと・・・

おすすめポイント3
11ページほどと短い。(毎回おすすめポイントで書いているような・・・)
甘さがクセになったころに終わるため中毒性もあるかも?

そんなわけでおうち時間に聖書、おすすめです!

ただの普通のクリスチャンの私がここ読みやすそうじゃないかしら?と勝手に選んでみた企画その2でございます。

今回は中二病の心をザワつかせること間違いなし、コヘレトの言葉です。
コヘレトの言葉は、ソロモンという聡明で有名な王が書いた風の言葉・・・詩のような格言のような知恵文学といわれる書です。

おすすめポイント1
なんと言っても、タイトルにあるように、中二病の心をザワつかせること間違いなしの言葉が満載。全体に流れる「むなしさ」が斜め上だか下だかを向きがちな気持ちをくすぐります。

おすすめポイント2
まあまあ短い。
16ページほど。
普通の単行本ぐらいたくさんあの文書が続いたら、ちょっと途中で胸焼けしそうですが、たった16ページなので何度も読んでコヘレトの言葉の世界観に浸るにもちょうど良い長さ。

おすすめポイント3
1の時に「むなしさ」を強調しましたが、よくよく何度も読むうちに・・・いや、ここからは私が書くのは野暮ってものなのでやめておきましょう。

けっこうな数のキリスト教主義学校のモットーだとかにもなっている有名な聖句もある名言集、ぜひ一回読んでみてくださいね。

今だからこそ読んでみたい聖書箇所 その1

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先日「今こそ読みたい聖書」という記事をあげていたのですが、せっかくなので今回からシリーズで具体的に"時間がある"今だからこそ読んでみたい聖書箇所を数か所ご紹介していこうと思います。ただの普通のクリスチャンの私がここ読みやすそうじゃないかしら?と勝手に選んでみた企画その1でございます。

ではでは、今だからこそ読んでみたい聖書箇所 その1は旧約聖書の中のヨナ書です。
大きな〇〇〇に△△こまれてしまったヨナという人の話。

おすすめポイント1
短い。
とにかく話が短いのです。
なんとたったの3ページ!
(新共同訳の聖書では4ページ)

おすすめポイント2
短いわりに壮大なストーリー。
映像化したら見どころ満載になること間違いなし。各ページに盛りあがりがあるのに、さらりと進んでいきます。

おすすめポイント3
聖書の中でも有名なエピソードで、ミケランジェロが描いたシスティーナ礼拝堂の天井絵をはじめ、たくさんの芸術作品になっているので知っていると鼻高になれるかも。と書いているこの"鼻高"のキーワードにも反応しちゃうかも。

つまり、たったの数ページ読むだけで今まで素通りしてきたものが「おお!これはヨナの話のやつ!」という気分が味わえる(かもしれない)お得な聖書箇所です。
ぜひ読んでみてくださいね。

2/11 信教の自由を守る日

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皆さん、3連休をどのように過ごされましたか?いつも通り過ごしたという人もいれば、せっかくだから遠出したという人もいるかもしれませんね。


さて、3連休の最終日である211日は「建国記念の日」という"国民の祝日"でした。


国の建国を記念する日は、その国によって異なります。例えば、アメリカ合衆国だと「独立記念日」(74日)がそれにあたり、ドイツだと、1990年にドイツ連邦共和国とドイツ民主共和国が再統一した日(103日)となります。このように、ほとんどの国では、その国の歴史的出来事をもとにして建国記念日が定められているんですね。


では、日本はどうなのか。日本国憲法が施行された日かな? そう思った人、なかなか良いセンス!でも...違うんですね 笑 それは「憲法記念日」という別の祝日として定められています(建国日を決めるとき、実際にそういう意見もありました)。


実は日本の場合、歴史的な出来事ではなく、"神話"に基づいて「建国記念の日」が定められたんです。かつて、211日は「紀元節」と呼ばれていました。これは、奈良時代の歴史書『日本書紀』に記されている、初代天皇である神武天皇の即位日に由来する祝日のことで、旧暦では、この日が11日とされていました。ただし、この祝日は、第二次世界大戦後、GHQによって廃止されることとなりました。天皇を神と教え、日本の国民を戦争へと駆り立てた原動力である"国家神道"を徹底的に排除することを目指したためです。


しかし、国家神道は根絶されることはありませんでした。そして、かつての「紀元節」復活を求める勢力の働きにより、"建国記念日"を制定する法案が幾度となく提出され、何度も退けられたものの、最終的には、紀元節をその日に定めることで成立することとなったのです。


ただし、ここで注意していただきたいのは、この祝日は「建国記念"の"日」であって「建国記念日」ではないということです。これは、とても大事なことなんです。と言うのも、由来となった紀元節(つまり神話の登場人物である神武天皇の即位日)は、歴史的事柄ではないために「建国記念日」と呼ぶのはふさわしくありません。そして、「の」という語を入れることで、"国が建国されたという事象そのものを記念する日"として解釈できる余地を残しているわけなんです。神話に基づいて「建国記念の日」が定められたことは変わらないんですけどね...


ところで、今回の記事のタイトルは「2/11 信教の自由を守る日」としました。「信教の自由を守る日」は、日本のキリスト教界にとって非常に大切な日です。


先に述べたように、「建国記念の日」(211日)は、国家神道の核となる日本神話を由来とする祝日です。言わば、天皇制を保持し続けるこの国を象徴する日であるわけです。皆さんご存知の通り、天皇を神と崇めていたこの国は、先の大戦において、"別の神"を信仰するキリスト教を迫害・弾圧してきました。信者たちは、天皇を崇拝することを強要され、監視され、ある者たちは逮捕され、獄中死など命を落とした人々もいました。すなわち、日本のキリスト教の信者たちは、自分たちの神を信じて生きていく自由を侵されていたのです。


1966年に「建国記念の日」が制定されるとすぐに、日本のキリスト教諸教会は、その日を「信教の自由を守る日」と呼んで各地で反対運動が行われるようになりました。国民の生活の中に天皇制を保ち続けようとするこの国の在り方に異議を唱え、日本国憲法によって保証されている「思想・良心の自由」「信教の自由」を守っていくためです。


皆さんの中には、"宗教"と聞くと、抵抗を感じたり、あるいは「そもそも宗教なんて興味ない」という人が少なくないと思います(...そんな人たちが、ここまで読んでくれてるのかな?笑 長々と書いてきましたけど読んでくれてありがとう!みんな大好き!)。


それは決して悪いことではありません。宗教に興味がある人もいれば、興味ない人もいる。当然のことです。それに、宗教に悪いイメージを持ってしまう(皆さんに持たせてしまっている)のは、キリスト教を含め全ての宗教に責任があるとも言えるかもしれませんね。


しかし皆さん、考えてみてください。宗教に興味が無い、あるいは宗教なんて無くなれば良いとさえ思っている、はたまた何らかの宗教を心の拠り所としている私たちの生活が、実は、天皇を中心とする「国家神道」というれっきとした"宗教"の影響を大きく受けている。そして、その宗教に基づいて、この国の建国日が定められていたり、また、何年かに一度、元号と呼ばれる暦が変えられたり、更には私たち自身の"政治に対する見方"も影響を受けたりする。そして何より、天皇と国のために、かつて多くの人々が洗脳され、数えきれないほどの命が失われてきた。また同じことが起こる可能性が無いわけではない。


...何かそれっておかしくないですか?「信教の自由」をはじめとした私たちの「自由」って、本当に保証されているのでしょうか。


「キリスト教」という"一宗教"の思想を根底に据える本学に、今、皆さんは繋がっています。言わば、世界や国、社会、更には私たち一人ひとりの生活を左右する力を持つ「宗教」という分野について学ぶのに最適な環境がここにはあるのです。これからの時代を生きていく全ての人々のために、また"あなた自身"のために、「宗教」と「自由」について一緒に考えていきませんか?


ーー「建国記念の日」そして「信教の自由を守る日」を覚えて綴った、チャペルの牧師の個人的なコメントでした。

クイズの答え合わせ

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 クイズdeレント 第7問の答えは続きを読むからご覧ください。

2018夏 名古屋いりゃあせツアーも本日が最終日です。
ツアーの様子は名古屋YWCAさんのフェイスブックで随時発信されています。
https://www.facebook.com/nagoyaywca
ぜひご覧ください。


クイズdeレント 第7問(最終問題)

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 クイズdeレント 最終問題の第7問です。

問題、これはなんと読むでしょう。

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ヒント:イエス・キリストが息をひきとった丘の名前ですよ。

クイズdeレント 第6問の答えは続きを読むからご覧ください。



クイズdeレント 第6問

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今日のクイズはクロスワードパズルですよ。それではさっそくクイズにいきましょう。

それではクイズdeレント 第6問
クロスワードを解いて、①~③にあてはまる文字を順番に並べましょう。

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縦の鍵
a. トランペットのような先の広がった金管楽器の総称
b.  並み外れて変わっていること。あまりにも思いがけないこと。奇抜。

横の鍵
a. 大きいネズミ マウスじゃないよ
c.  パーティーピープルを略した若者言葉



クイズdeレント 第5問の答えは続きを読むからご覧ください。



クイズdeレント 第5問

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なんだか今日は爽やかな夏!ですね。なんだかちょっと前の生きるエネルギーも蒸発するような暑さとは違って力が湧いてきますね。

それではクイズdeレント 第5問

さてこれはなんと読むでしょう?

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ヒント:ペトロが3回「イエスを知らない」と否定する場面に関係する生き物ですよ。

クイズdeレント 第4問の答えは続きを読むからご覧ください。



クイズdeレント 第4問

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 夏季休暇も終わりまた怒涛の(でもないか)更新を始めていきますよー!

それではクイズdeレント 第4問

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このあみだくじでパンとブドウ酒をつなげたいのです。
さてそのために必要な線は①~③のどれでしょう?

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クイズdeレント 第3問の答えは続きを読むからご覧ください。


クイズdeレント 第3問

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明日から8月16日までの期間、夏季休暇にともない、チャペルの開放、キリスト教センターならびにブログをお休みいたします。

それではクイズdeレント 第3問
二つそろっている文字を全部消すと、残るのはなんでしょう?

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ヒント:ヒマラヤ原産のハーブで、高価な香油の原料。
答えは次回8月16日の更新にて。

暑いのでお気をつけてお過ごしください。それではまた次回!


クイズdeレント 第2問の答え合わせは続きを読むからご覧ください。


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