マジでドギマギするマギの礼拝

| トラックバック(0)

今回は、イエス・キリストの誕生の場面に登場するキャラクターの中から 一番存在感のある 3人の人物たちをご紹介したいと思います。

マギの礼拝01.jpgのサムネイル画像

この3人のおじさn......男の人たちは、ラテン語で「マギ」と呼ばれる人たちです。

チャペルに置いている新共同訳聖書では「占星術の学者」と訳されています。でも、昨年新しく出版された新翻訳聖書「聖書協会共同訳聖書」を見てみますと、ただ「博士」とだけ書かれていました。占星術を専門としていたかどうかが定かではないからですね。

マギたちは、ユダヤ人の王が生まれることを「星」によって知らされ、はるばる東の国からやってきました。

彼らが実際に何人だったのか、聖書には書かれていません。しかし、彼らが赤ちゃんイエスのために持ってきた献げ物(「黄金」「乳香」「没薬」)が3つだったことから、絵画などでは3人で描かれることが多いです。

また、彼らの名前はそれぞれ、メルキオール(右、持ち物:黄金)、バルタザール(左、持ち物:乳香)、ガスパール(中央、持ち物:没薬)と名付けられています。砂漠地帯を通って旅をしてきたと考えられているので、ラクダも一緒にいますね。

彼らがイエスのもとに辿りついたのは、星の導きによるものでした。ユダヤ人を統治していた王ヘロデ(ヘロデ大王と呼ばれます)は、生まれたばかりのイエスを殺そうと考えたので、ユダヤの地を訪れた彼らに対し、「見つかったら知らせてくれ」と伝えていましたが、マギたちは、ヘロデのもとには戻らず、違う道を通って自分たちの国に帰っていきました。

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://blog.ngu.ac.jp/mt/mt-tb.cgi/7642

このブログ記事について

このページは、キリスト教センターが2019年12月12日 14:02に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「クリスマスのお人形さんたち」です。

次のブログ記事は「執事かい?いいえ、羊飼いです」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

2024年11月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 7.906.0