12月に入って、しろとりチャペルの中を模様替えしました。皆さんもう見てくれましたか?
クリスマスらしい雰囲気を演出するため、講壇の中央に「キリスト降誕物語」のお人形さんたちを設置しました。
このお人形さんたちを「クリッペ」(ドイツ語)と呼びます。「飼い葉桶」という意味で、英語では「クリブ」、イタリア語では「プレゼピオ」、フランス語では「クレーシュ」、スペイン語では「ベレン」と言うそうです。
真ん中には、赤ちゃんイエス。その両サイドには、お母さんのマリアとお父さんのヨセフ。
きらびやかな服を身にまとった手前の3人は、東の国からはるばる旅してきた博士たち。
(イエスが生まれたパレスチナという地域の東側は砂漠地帯なのでラクダに乗ってきたと考えられています。)
親子のそばでロバと一緒に座っているのは羊飼い。手元に子羊を抱えていますね。
そしてマリアの後ろには、夫婦にイエスの誕生を予告するためにやってきた天使ガブリエル。
天を仰いで神を賛美しているような姿で立っています(一番バランスが悪いんだよなぁ...)。
本学のチャペルは誰でも入堂でき、写真も自由に撮って大丈夫です!
次回からは、このクリッペに登場しているキャラクターたちを紹介していきたいと思います。お楽しみに!