ノアの箱舟7
40日後、ノアは箱舟の窓からカラスを放しました。カラスは箱舟の出入りを繰り返しました。ノアは地上が乾いたか確かめるためにハトも放しました。ハトは止まるところが見つからずに船に戻ってきました。
ノアの箱舟7
40日後、ノアは箱舟の窓からカラスを放しました。カラスは箱舟の出入りを繰り返しました。ノアは地上が乾いたか確かめるためにハトも放しました。ハトは止まるところが見つからずに船に戻ってきました。
もうお馴染みになってきたトリビア3です。
箱舟が到着したアララト山、いったいどのあたりだったのでしょうか。
諸説ありますが一応ここだとされているアララト山があります。
場所はトルコです。アルメニアとの国境付近にあります。
アルメニアは世界で最初(301年)にキリスト教を国教とした国として知られています。ちなみにそれはアルメニア正教といって、ギリシャ正教、ロシア正教と同じくルーツのキリスト教です。
アルメニアの国章の真ん中にはこのアララト山がモチーフとして使われています。
ノアの箱舟6
神は箱舟にいるノアたちのことを忘れませんでした。
雨がやみ、150日たって水がひきはじめました。
箱舟はアララト山の上につきました。
水はますます減って山の頂があらわれはじめました。
7へ続く
またしてもトリビアの回です。
知っていると聖書を読む時に「これさっき40っていってたのに数字まちがってない?」とならないための「40」の取り扱いです。
ノアの箱舟では雨が40日降り続けたとありますが、40という数字はかならずしもぴったり40ではなく「長い間」と意味する数字なのです。ノアの箱舟の箇所をきちんと聖書で読むと数字があっているのかと混乱しそうになるのですが、ぴったり40日!ということではないので、そのあたりと考慮して読んでください。
ちなみに他に40が出てくる有名な箇所は
モーセたちがエジプトを出てから約束の地に着くまでの期間:40年
イエス・キリストが活動を始める前に荒れ野で断食した期間:40日
イエス・キリストが復活後に天に昇るまでの期間:40日
などがあります。
ノアの箱舟5
雨は40日降り続けました。
洪水になり、箱舟は水に浮かびました。
高い山まで全て水に沈み、人も動物も鳥も全てが死にました。
6へ続く
閑話休題?
ノアの箱舟の真っ最中ですが、たまにはトリビア的なものでもと...
以前にもこんなものを載せたのですが
この時代、雨の降るメカニズムはこんな風に考えられていました。
洪水の場面、聖書には深淵の源が裂けて、天の窓が開かれて地上に洪水が起きたと記載されています。
当時の人は、水は大地の下と上の二つにわかれていて、そこから水が出てくると思っていたのです。
それは聖書の創世記で天地創造の場面にでてきています。
『神は言われた。「水の中に大空あれ。水と水を分けよ。」神は大空を造り、大空の下と大空の上に水を分けさせられた。そのようになった。神は大空を天と呼ばれた。
夕べがあり、朝があった。第二の日である。 』
日本聖書協会『新共同訳約聖書』創世記1章6~8節
そんなわけで次回はノアの箱舟5になります。
ノアの箱舟4
ノアの準備が終わると、神はこういいました。
「あなたと家族は箱舟に入りなさい。この時代、あなただけはわたしに従う人でした。7日後、わたしは40日間雨を降らせ、全てをぬぐいさることにした。」
そして7日後、洪水が起こりました。ノア夫婦と息子のセム、ハム、ヤフェトとそれぞれの嫁たち、獣、家畜、地を這うもの、鳥も1つがいずつ来て箱舟に入りました。ノアが入ると神は箱舟の扉を閉めました。
5に続く
ノアの箱舟3
ノアは神からこのように言われました。
「わたしは洪水を起こし、すべての生き物をほろぼす。わたしはあなたと契約をする。あなたは家族をつれて箱舟に入りなさい。それから動物や鳥を1つがいずつ連れて入りなさい。全員が食べるぶんの食糧を用意しなさい。」
ノアはいわれたように準備をしました。
4へ続く
ノアの箱舟2
神がノアに伝えた箱舟の仕様はこのようなものでした。
「ゴフェルの木で3階建ての小部屋がたくさんある箱舟を造りなさい。内側と外側にタールを塗りなさい。長さ135メートル、幅22.5メートル、高さ13.5メートルで上から45センチの明り取りにして仕上げなさい。船の側面に戸口をつけなさい。」
続く
船の寸法はわかりやすくメートルになおしました。実際にはアンマという単位が使われています。アンマは人の肘から中指の先までの長さを1アンマとします。約45センチメートルということで計算してあります。
箱舟は長さ300アンマ、幅50アンマ、高さ30アンマとなっています。
たった10日ほどですが久しぶりの更新という気がします。これからまたじゃんじゃんと更新していきますよー。
前回の予告通り、新企画"ノアの箱舟"をおおくりします。
ノアの箱舟1
アダムたちがエデンの園から追放されてからずいぶん後のこと、人々は神にそむき、悪いことばかりしていました。神は人を造ったことを後悔しました。そこで神は地上に住む生き物をすべて水に流すことにしました。しかしノアだけは神に従い生きていたので、神はノアに箱舟をつくるように呼びかけました。
続く
夏まっさかり、夏季休暇前最後の更新となります。
今日のテーマ写真はコチラ↓
瀬戸キャンパスのステンドグラス「希望」です。
瀬戸のチャペル3の記事でも紹介しましたが、このステンドグラスはノアの箱舟をテーマにつくられています。
ノアの箱舟は旧約聖書の創世記6章~9章にしるされています。聖書の物語の中でも知名度の高い話ですし、近年映画にもなってなんとなく聞いたことがある方も多いのでは?と思います。
でもあらためて聞かれるとあやふや...かもしれませんね。というわけで、次回からこのノアの箱舟を紹介していきたいと思います。
次回の更新は8月18日(火)となります。
お楽しみに!!!
覚えておられるでしょうか?
TOP画像説明の続きでこの画像↓に対して
名古屋キャンパスチャペルの内部
この写真はちょっと前のものでして最近新たに加わったものがあるのですがそれはまたの機会にでも...
などと、もったいぶっていました。
では今のチャペルです。
ジャジャーン!
講壇に布がかかっています。
この布は講壇掛けと申しまして(そのまんまですね...)今の季節にあわせて緑色の布です。
金色の刺繍で、ギリシャ語のアルファ「Α」とオメガ「Ω」を組み合わせてほどこしてあります。アルファは最初、オメガが最後のアルファベットになります。
これは聖書の中の言葉がもとになっています。
『神である主、今おられ、かつておられ、やがて来られる方、全能者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」』(日本聖書協会『聖書 新共同訳』ヨハネの黙示録1章 8節)
講壇掛けは季節にあわせてかけかえていきます。お越しの際はチェックしてくださいね!
名古屋キャンパスチャペルの中から連日の晴天で植物がしんなりしているなーと庭を見ていたら...
日陰でネコもしんなり休んでいました。
チャペルの窓は特殊な二層ガラスでして、この近さに寄ってカメラをあーだこーだしていても気が付かれないほど音が遮断されているのです。
道路沿いのチャペルですが、この窓のおかげで静かな空間が保てています。
ようやく3回目にしてブログTop画像写真の説明が終わります。
名古屋キャンパスチャペル庭のバラ
聖書
名古屋キャンパスチャペル
説明し終わってからなんなのですが、そろそろまた新しいTop画像に変えたくなってきちゃいましたー。ある日ころっと変わっているかもしれません。夏休み中、8月10日~17日の大学休業日を除き平日はブログの更新を続けますのでチェックしてくださいね!
8月ですねー!!!
この気温もなっとく(!!?)です。
本日はブログでの紹介をしていなかったあるものをご紹介いたします。
チャペルブックレットNo.19
名古屋学院大学創立50周年記念号
内容は創立50周年記念礼拝での水谷誠先生の「命のことば」と題した奨励です。
創立50周年記念礼拝の様子はを創立50周年記念礼拝を開催しました。ご覧ください。
両キャンパスチャペル等で配布しています。ぜひお手にとってご覧ください。
クイズ出エジプト記8(最終回)の答えは続きを読むからご覧ください。