今、出エジプト記を紹介したのにはわけがあった

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さて、モーセの出エジプト記、この時期にご紹介したのはわけがあります。
モーセの出エジプト記18で最後の災いがありました。初子の死は鴨居などに子羊の血を塗ったヘブライ人の家には起きませんでした。災いがその家を"過越して"いったところから、この日を"過越祭(すぎこしのまつり)"として主にユダヤ教で祝われています。ユダヤ教の暦(太陰暦)で春の正月にあたる月の10日~21日に行われるのですが、実は普通の暦では3月末~4月初め、ちょうどこれからなのです。

ちなみに過越祭の内容は
10日、この年に生まれた牡の子羊を選ぶ。
14日、子羊を屠り、血を入り口の柱と鴨居に塗る。
15日、肉を丸焼きにして、酵母を入れずに作ったパン、苦菜といっしょに食べる。
    残した肉は朝までに焼き尽くす。
15~21日 酵母を入れずに作ったパンを食べる。酵母を入れたパンは食べてはいけない。
(※ユダヤ教では日没から1日が始まります)

実はこの過越祭があの有名な絵につながっていくのですが...うーん、また長くなりそうなので続きはまた明日、お楽しみに!

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このページは、キリスト教センターが2015年3月12日 13:26に書いたブログ記事です。

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