瀬戸キャンパスチャペル特集、最後にご紹介するのは、もちろん、パイプオルガンです!
礼拝堂に配置されたパイプオルガンは、岐阜県白川町の故・辻宏氏の設計・製作によって1984年10月に設置されました。
パイプの総数は997本あり、これを手鍵盤2段、足鍵盤1段、14ストップを組み合わせることでさまざまな音色を奏でることができます。
オルガンケースからパイプ1本1本に至るまで、すべて手作りです。(名古屋学院大学ホームページより)
まぁ、改めて写真をご覧ください。これ↓がパイプオルガンです!!!
・・・思ってたような写真じゃなくてビックリしました?
ナニコレって思いましたか?
これ、正真正銘パイプオルガンの写真です!
ななななーんと、今回は特別に普段見ることのできないパイプオルガンの裏側(内側?)までドドンとお見せしちゃいます。
普段のオルガン・・・
オルガンケースを開けると↓このようになっています。
鍵盤にクローズアップ
数え切れないほどたくさんの部品が組み合わさってできている、大きな手工芸品だということがわかりますよね。
さてこちら↑はパイプ(笛)の写真。筒状のパイプ、蓋つきのパイプもあれば、コップにストロー立てたようなパイプ。
パイプは金属製が大半ですが、木製のものもあります。
パイプは大きさによって音の高さが、形、材質によって音の種類が変わってきます。
金属は気温や木材は湿度の影響をうけて伸び縮みしますよね。同じだけ伸びて同じだけ縮めばいいのですが、収縮率が違うので、高温多湿になる夏や寒くて乾燥する冬はパイプも伸び縮みして調律や調整が必要になってきます。
997本のパイプがこんな風にケースに入っています。
そして、このパイプに空気を送って、笛を鳴らす役目をしているのがふいごです↓
開いて↑閉じて↓
電気モーターの力でふいごは動いています。電気のない大昔はこのふいごを人の手で動かしていたんです。それもふいごを動かす専門家がやっていたとか・・・。
・・・一番びっくりしたのは、その専門家はオルガンの演奏者よりも給料が良かった!!!ということですかね。
それはさておき、このオルガンは設計の段階から、高らかに天にむかって歌う歌声を伴奏するにふさわしいことを第一にと考えられたそうです。歌う人々の声とよく協奏し、力強く支えてチャペルに喜びの歌声が満ちあふれるために役立つための準備がしてあります。
9月21日から始まる秋学期、チャペルアワーやオルガンアワーの時など生のパイプオルガンの音色を体験してくださいね。
ここら辺で、瀬戸キャンパスのチャペル特集ひとまず第一部完。
色々な機会に瀬戸キャンパスのチャペルへお越しください!
<お知らせ>
夏期休暇中の閉館に伴い、次回ブログの更新は8月20日(月)となります。