「聖書」と一致するもの

今日のお話は

 本日のチャペルアワーでは土の塵(ちり)をこねて神様が命の息を吹きいれて人ができたという聖書の言葉をうけての奨励でした。
土でできたものがもろくて弱いのと同じように、人も何か言われたくないことを言われたり、事件や事故などによって傷つくものです。そして、土をこねてつくられたものは一つとして同じものがありません。同じように人も一人として同じ人はいません。それぞれに違った賜物を神様が与えてくださっています。神様が息を吹き入れて生きることになったということは、私たちの命は与えられたもの、今ここにこうしているのは生かされているからだという謙虚な気持ちをもつことが大切です。土で作られたオカリナは脆くてそのままでは役に立つものではありませんが、息を吹き入れることでそのオカリナにしか出せない豊かな音色を奏でることができます。私たちも同じようにそれぞれの人生の音色を奏でましょうという、そんなメッセージでした。

豊かなメッセージを聴く機会、ぜひチャペル行事にご参加ください。

2016年度春学期チャペル行事のご案内

 キリスト教主義大学である本学では、多くの学生に世界の大きな文化の源流の一つとも言えるキリスト教に少しでも触れてほしいと願い、チャペル行事を開催しています。

チャペルアワーでは本学キリスト者教職員、近隣教会牧師等により、聖書に基づいたお話がなされます。

カレッジアワーは教職員によるメッセージをお話しする時間で、どちらも一般の方のご参加が可能です。

オルガンアワー(名古屋キャンパス チャペル)は讃美歌を中心にキリスト教音楽に耳を傾ける時間です。入場無料、入退場自由となっています。一般の方もご自由にご参加ください。

今年度春学期は下記のように開催します。

<チャペルアワー>
【名古屋キャンパス】
毎週火曜日  12:40~13:10
開催期間   4月12日~7月26日(5月3日除く)
場  所   名古屋キャンパス白鳥学舎 チャペル

【瀬戸キャンパス】
毎月第二~第五金曜日  13:00~13:30
開催期間   4月8日~7月22日(4月29日除く)
場  所   瀬戸キャンパス チャペル


<カレッジアワー>
【名古屋キャンパス】
毎週木曜日  12:40~13:10
開催期間   4月7日~7月21日(5月5日除く)
場  所   名古屋キャンパス白鳥学舎 チャペル

【瀬戸キャンパス】
毎月第一金曜日  13:00~13:30
開催期間   5月~7月
場  所   瀬戸キャンパス チャペル


<オルガンアワー>
※名古屋キャンパスのみ
毎週月曜日  12:40~13:10
開催期間   4月11日~7月25日(5月2日除く)
場  所   名古屋キャンパス白鳥学舎 チャペル

ご入学おめでとうございます。

 雨の入学式となりました。
晴天の日も良いですが、雨といえば聖書にはこんな言葉があります。

わたしの教えは雨のように降り注ぎ
わたしの言葉は露のように滴る。
若草の上に降る小雨のように
青草の上に降り注ぐ夕立のように。
日本聖書協会『新共同訳聖書』申命記32章2節

この雨が地を潤して実りを与えるように、これからの大学生活で皆さんが良い学びができるように心から祈ります。

アロマは毎朝毎晩使うべし?

 まだしつこくアロマについて調べていました。
キリスト教のもとをたどっていくとユダヤ教になるのですが、ユダヤ教ではお香をたいて、良い香りを神様にささげていたようです。
旧約聖書の出エジプト記30章に香に関する戒律が載っています。毎朝、毎夕お香をたくこと、香をたくための祭壇の大きさ、材料、そこでたくお香の配合(ミルラ500シナモン250におい菖蒲250...などなど)、細かく決まりが記されています。すごいこだわりようだなー、なんて他人事な感想がでてくるのかというと本学が関係しているプロテスタント教会では香をたくことはないからです。
キリスト教でもカトリックや正教会、聖公会などでは礼拝でお香がたかれることがあるようです。鎖の先に丸っこい香炉がついていて、鎖の先をもってブーンブーンとふると、いい香りが周りに広がっていくという振り香炉なるものがあるんですよ。

イエスもしていたアロマテラピー

 女子力(!?)UPを狙っているわけでもないのですが、母がアロママッサージをやってもらっているのを見てからアロマにちょっと興味がわいています。お店屋さんでもアロマディフューザーが置いてあったり、気になる存在です。私が子どもの頃なんて「アロマ」という用語がなかったような...街中で見かけるハーブはせいぜいミント(とはいわずに薄荷って呼んでました)ぐらいで、アロマテラピーなんてここ10年前ぐらいから聞くようになった気がします。

でも実はそんなアロマテラピーを2000年前のイエス・キリストが受けていたのです。

マタイによる福音書26章6~13節にそのエピソードが載っていました。
食事の席で一人の女性がイエスに高価な香油を注ぎました。弟子たちは「もったいない」と女性をしかりましたが、イエスは「私を葬る準備をしてくれた」と言ったという場面です。

香油、まさにアロマオイルです。
ラベンダー、ローズマリー、タイム、セージ、サフラン、ヒソップなど多くのハーブが地中海原産だそうです。イスラエルも地中海に面しているのでハーブが身近だったようです。旧約聖書の時代からハーブが登場しています。

ちなみになんで"葬る準備"なんて縁起でもないようなというかネガティブなことをイエスが答えているのかというと、この当時、遺体にはアロマオイルを塗って香料と一緒に埋葬するということが行われていたからです。そして実際にイエスは香油を注がれて数日後には十字架にかけられて墓へ葬られることになったのです。

レントなTop画像の説明 その5 羊

 最後にブログtop画像にいれたこちらの英文は...

top24f.jpg

聖書のイザヤ書53章6節の言葉です。
だいたいの訳ですが...「私たちは羊の群れ、自分勝手にバラバラに散っていってしまった。その私たちの罪を全て主は彼におわせた。」という意味です。「主」は神、「彼」はイエス・キリスト、まさにこの箇所はイエスの受難の意味を語っているところです。

前出のヘンデル作曲のメサイアでもこの言葉が合唱曲として出てきます。ヘンデルの活躍したのはJ.S.バッハと同時期です。この時代は歌詞の意味を音であらわすことが多く、この曲も高くなったり低くなったりコロコロと転がっていくなんだかとても楽しげな明るい感じがする曲です。まさにわーいわーいと気のおもむくまま羊があっちこっちにちらばっていくようなメロディになっています。機会があればぜひお聴きください。

灰の意味

 灰の水曜日をむかえました。「?」となった方は前回の記事をお読みください。
予告通りなぜ"灰の"水曜日なのかをお伝えしたいと思います。

キリスト教がキリスト教になる前、ユダヤ教の時代から、悔い改める際に粗末な布をまとって、灰をかぶるまたは灰の上に座るなどをしていました。そこで、自分たちの罪のためにイエス・キリストは受難の道をすすまれたことを思い起こし、また悔い改めて過ごすために、この日に灰で額にしるしをつける儀式が行われるようになったためです。

本学が属するプロテスタント教会ではこの儀式は行われていませんが、一部のプロテスタント教会、カトリックでは行われています。

さて、この灰はなんの灰なのでしょうか...その辺にある落ち葉でも燃やしたんでしょうか?それとも炭の燃えカス...はたまた聖書を焼いたやつ...!!?
ということで次回は灰の原材料についてお伝えしたいと思います。

カインとアベルその1

 さて、久しぶりにまた聖書の物語を紹介していきたいと思います。

今回は創世記の4章です。3章までは世界が創造され、アダムとエバがエデンの園を追放されるお話でした。4章ではその後の物語が始まります。

カインとアベルその1

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アダムとエバに2人の子どもが生まれました。カインとアベルです。
2人は成長し、兄のカインは土を耕すようになりました。弟のアベルは羊飼いになりました。

聖書とサル

 2016年になって半月が経とうとしていますが、昨日2015年と書いてしまいました...。どうもまだ馴染めていないようです...。ところで、今年はサル年でしたね。聖書にサルなんて出てきたっけ?と思いつつ調べてみたところ猿が2か所出てきました!!!
列王記上10章 22節、歴代誌下9章 21節にあります。どちらもタルシシュという地からの船に金、銀、象牙、猿、ひひが積まれてやってきたというような記述です。
金、銀、象牙と並んで猿がいるんです。どうも猿はとても高価な扱いだったようです。
2016年になってこれまた一つ新しい知識を得ることができました。

【名古屋キャンパス】大学クリスマス礼拝のご案内

 名古屋キャンパスチャペルにて、12月22日(火)に2015年度大学クリスマス礼拝を実施します。
17時15分から下記の要領で本学学生、教職員をはじめ、近隣にお住まいの方々と、キャンドルを手に主のご降誕をお祝いします。
聖書朗読、讃美歌の後、商学部准教授 大宮有博先生がお話しされます。礼拝の中で学生さんによるピアノ演奏も行います。一般の方もご参加いただけます。

2014年度の大学クリスマス礼拝の様子。

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                                      記

<日 時> 12月22日(火)17:15~18:15
<場 所> 名古屋学院大学名古屋キャンパス白鳥学舎チャペル
                       名古屋市熱田区熱田西町1-25
<奨 励> 大宮有博先生(商学部准教授)
<奨励題> 「イエスはここにいるのです」
<聖 書> フィリピの信徒への手紙2章6~10節
<問合せ先>名古屋学院大学キリスト教センター(TEL:052-678-4096)
<参加費> 無料(申込不要)
※当日はチャペル内に東日本大震災義援金箱を設置いたします

大学クリスマス礼拝名古屋.pdf

子どものクリスマス

 いよいよチャペルアワーも残り2回ずつとなりました。
明日は瀬戸キャンパスチャペルアワーです。奨励題は「子どものクリスマス」です。なんだかサンタクロースがくるかドキドキして待っている子どものほんわかしたクリスマスの夜☆みたいなイメージの話かなーなんて思いますか?ところがどっこい、聖書箇所を読むと...。心が痛みます...。

日 時  2015年12月11日(金)13:00~13:30
場 所  瀬戸キャンパスチャペル
奨励者  大宮有博先生(商学部准教授)
奨励題  「子どものクリスマス」
聖 書  マタイによる福音書2章16~18節

 瀬戸キャンパスチャペルにて、12月25日(金)に2015年度大学クリスマス礼拝を実施します。

17時から下記の要領で本学学生、教職員をはじめ、近隣にお住まいの方々と、キャンドルを手に主のご降誕をお祝いします。
礼拝直後の18:00よりチャペルコンサートを開始いたします。コンサートではピアノによるクリスマス讃美歌メドレーなどを予定しています。


聖書朗読、讃美歌の後、髙見伊三男先生がお話しされます。


                                      記


【奨 励】 髙見伊三男先生(宗教部長)

【日 時】 12月25日(金)17:00~

【場 所】名古屋学院大学瀬戸キャンパスチャペル(瀬戸市上品野町1350)

 

【参加費】  無料(申込不要)※駐車場有

 


<第60回NGUチャペルコンサート>

 

【開催日時】 12月25日(金)18:00~(1時間半を予定)

 

【開催場所】 名古屋学院大学瀬戸キャンパスチャペル

 

【参加費】  無料(申込不要)※駐車場有

 

【演奏者】  ピアノ  冨田智容子 氏



【演奏曲】  ラ・カンパネラ   リスト

       幻想即興曲     ショパン

       クリスマス讃美歌メドレーほか

 

【スクールバス臨時便】(クリスマス礼拝とコンサートに対応)

      往路:高蔵寺発16:00→瀬戸市駅16:20→尾張瀬戸16:27→大学着16:45

      復路:大学発19:45→尾張瀬戸20:01→瀬戸市駅20:15→高蔵寺着20:35

 

【問合せ先】名古屋学院大学瀬戸キャンパス総合事務部(TEL:0561-42-0350)

 

※当日はチャペル内に東日本大震災義援金箱を設置いたします。


第60回NGUチャペルコンサート表面.pdf

第60回NGUチャペルコンサート裏面.pdf


【名古屋キャンパス】大学クリスマス礼拝のご案内

 名古屋キャンパスチャペルにて、12月22日(火)に2015年度大学クリスマス礼拝を実施します。

17時15分から下記の要領で本学学生、教職員をはじめ、近隣にお住まいの方々と、キャンドルを手に主のご降誕をお祝いします。

聖書朗読、讃美歌の後、商学部准教授 大宮有博先生がお話しされます。


                                      記


<奨 励> 大宮有博先生(商学部准教授)

<日 時> 12月22日(火)17:15~18:15

<場 所> 名古屋学院大学名古屋キャンパス白鳥学舎チャペル

                       名古屋市熱田区熱田西町1-25

<問合せ先>名古屋学院大学キリスト教センター(TEL:052-678-4096)


<参加費> 無料(申込不要)

 

※当日はチャペル内に東日本大震災義援金箱を設置いたします


大学クリスマス礼拝名古屋.pdf


英語の中の聖書

 これまた気になる題ですねー。明日のチャペルアワーの奨励題、「英語の中の聖書」です。聖書の中の英語じゃないんですよ!それなら聖書の中に英語ありそう...なかったか...でも容易に想像できますが、英語の中に聖書があるらしい、という題です...きっ気になるー!!!
そんなわけでどうぞご出席ください。

日 時  11月27日(金)13:00~13:30
場 所  瀬戸キャンパスチャペル
奨励者  増田喜治先生(リハビリテーション学部教授)
奨励題  「英語の中の聖書」
聖 書  ヨハネによる福音書1章1、14節

珍しーく、お休みです。

11月になりましたね。「ちょっと涼しい」「肌寒い」とか「風が冷たい」などと先週まではまだ「寒い」の範疇には入らないかんじでしたが、今日は寒い、ですね。
いつもなら月曜日はチャペルアワーのご案内をのせていますが、明日は珍しく休日が休日なのでチャペルアワーもそれにともないお休みです。ここ数年ないパターンなので...さきほども「明日のチャペルアワーの聖書箇所と奨励題の連絡がまだきてない!」と一瞬あわててしまいました。明日は休みなんですよね。ついでにブログも明日はお休みいたします。
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