最後にブログtop画像にいれたこちらの英文は...
聖書のイザヤ書53章6節の言葉です。
だいたいの訳ですが...「私たちは羊の群れ、自分勝手にバラバラに散っていってしまった。その私たちの罪を全て主は彼におわせた。」という意味です。「主」は神、「彼」はイエス・キリスト、まさにこの箇所はイエスの受難の意味を語っているところです。
前出のヘンデル作曲のメサイアでもこの言葉が合唱曲として出てきます。ヘンデルの活躍したのはJ.S.バッハと同時期です。この時代は歌詞の意味を音であらわすことが多く、この曲も高くなったり低くなったりコロコロと転がっていくなんだかとても楽しげな明るい感じがする曲です。まさにわーいわーいと気のおもむくまま羊があっちこっちにちらばっていくようなメロディになっています。機会があればぜひお聴きください。