十字架への道のり その16

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 十字架への道のり その16
さて、この当時、ユダヤの人たちはローマ帝国の支配下にあったので、最高法院で死刑をいいわたしても、実際にはその権限がなかったのです。そこで登場するのがローマ総督ポンテオ・ピラトという人物です。

十字架への道のり その16
祭司長や民の長老たちはイエスを総督ピラトに引き渡しました。
ピラトが「お前はユダヤ人の王なのか。」と尋問すると、イエスは「それはあなたが言っていることです。」と答えただけでした。
そして祭司長や長老たちがイエスに不利な証言ばかりしてもなにも答えないので、ピラトはイエスが罪を犯したとは思えませんでした。

その日は祭りの日でした。
総督は祭りのたびに民の希望する囚人を釈放することにしていました。
そこでピラトはバラバ・イエスという囚人と、イエスとどちらを釈放して欲しいかと民の希望をきいたのです。
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祭司長たちは民に根回しをしていたので、集まった人はこう叫んだのです。
「バラバを!」
そこでピラトは「メシアと呼ばれるイエスはどうするか」とききました。
すると、皆が
「十字架につけろ」とこたえました。

続く


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このページは、キリスト教センターが2018年3月14日 12:40に書いたブログ記事です。

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