1517年10月31日にはじまったマルティン・ルターの宗教改革から本日がちょうど500年の日にあたります。
本日のチャペルアワーでは金城学院大学宗教主事の落合建仁先生による「信仰のみ――宗教改革500周年」と題して奨励をしてくださいました。現代の私たちが宗教改革を記念する意義について、どう受け取ったら良いのかということについて目からウロコが落ちるようなとてもわかりやすく素敵なメッセージでした。
さて、最後に本日まで名古屋キャンパスチャペルで開催している宗教改革500年記念展示の中から一文をここに記して終わりたいと思います。あ、この展示は来週月曜日から瀬戸キャンパスチャペルにて開催いたします。お楽しみに。
「宗教改革はカトリック教会とプロテスタント教会とを分裂させる結末に至ってしまったが、500年が経過した今、両者は和解と一致に向けて様々な取り組みを始めている。神学的な理解の違いなど、お互い譲れない部分はあるだろうが、それらを尊重し合いつつ、同じ神様を信じているという揺るぎない共通部分を喜び合うことで、必ずや世界中の教会は一つとなれるであろう。教会だけでなく、国、民族、人同士の繋がりも同じである。
分裂の歴史であった500年が終わり、新しい時代が始まる。一致の歴史としての500年を築いていくのは誰でもない君たちだ。」