17世紀から18世紀初頭のことをバロック時代と呼びます。
バロックというのは「ゆがんだ真珠」という意味です。それまでの時代の単純明快なキレイな芸術よりもちょっとクセの強い芸術を"ゆがんだ真珠"と表現しています。具体的な音楽の特徴を1つあげると、不協和音(汚い音、例えばドとレを同時に弾くこと)が多く使われ、音楽に緊張感が加えられることが好まれました。
ちょうどドイツではプロテスタントが成熟していく時代で、この時代にプロテスタントのオルガン曲が盛んに作られ、現代に残されています。
5月19日(月)12:40~13:10の名古屋キャンパスオルガンアワーのプログラムではこのバロック時代に作られたイースターの曲を予定しています。
入場無料、曲の途中でも入退場自由です。ぜひこの"ゆがんだ真珠"の音楽をお楽しみください。