オキテのその後

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前回までオキテ(律法)をご紹介してまいりました。
聖書に載っているオキテ、いろいろありました。
私、クリスチャンですが、まったく守れていません。

昨日はエビを食べ(ウロコとヒレのない水中生物は食用不可)
今着ているセーターはアクリル70%、毛30%でしたし(服の生地は100%のみ可)

...えー、言い訳のようですが、私が不真面目だというわけではないんですよ。ユダヤ教でもものすごく厳格に守っている教派もあれば、柔軟に対応している教派もあります。キリスト教では一部の教派を除いて、このオキテを守ることを最重要のことだとしていません。ということでほとんどのクリスチャンが私と同じように生活しています。

オキテというものは、なんのためのオキテかということを考えさせられました。
人をしばりつけるため?
善人と悪人の区別のため?

オキテを守る=良い人
オキテを破る=悪い人

という考えだと、オキテさえ守っていれば何をやってもいい。オキテを破る悪人は差別してもいい。そんなことになってしまいかねません。

キリスト教はイエス・キリストが教えた「愛」を一番大切にしています。
それは、

・あなたの神を愛しなさい
・隣人を自分のように愛しなさい

この2つのオキテです。

このオキテは本学の建学の精神『敬神愛人』そのものです。
『敬神愛人』はキリスト教の最も大切にしている「愛」のオキテに根ざしているのです。

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このページは、キリスト教センターが2014年2月21日 13:38に書いたブログ記事です。

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