7月9日から募集していた「キリ絵de大喜利」最優秀回答の発表です!
その前に今回のお題についてご紹介しましょう。
言わずと知れた、オランダ絵画の巨匠レンブラント・ファン・レイン(1606〜1669)の作品。
本作の題材となったのは、旧約聖書の「士師記」という書物に描かれている「サムソン」という男の物語(13〜16章)。
イスラエルは当時、ペリシテ人という民族に支配されていたのですが、そこに登場したのがサムソン。彼は怪力の持ち主で、ライオンを素手で引き裂くばかりか、ジャッカルを300匹捕らえて、それらの尻尾と尻尾を結び合わせたり、更には、ロバの顎骨1本で1000人ものペリシテ人をやっつけてしまうほどの力を誇っていました。
しかし、そんな彼にも唯一の弱点があるのです。それは......
「髪の毛を剃ったら力が抜け普通の人間のように弱くなってしまう」こと。
実は、その弱点によって、彼は物語の最後で命を落としてしまうことになります。
それでも、物語は意外な結末を迎えることになります。ぜひ聖書を開いて読んでみてください。
本作に描かれているのは、サムソンの意中のペリシテ人女性が、いつの間にか他の男性のもとに嫁いでしまい、それを知らずに彼女の実家を訪れたサムソンがショックを受けているシーン。それが父親のせいだと分かると、彼は、ペリシテ人たちの麦畑やぶどう畑を焼き払ってしまいました。色恋沙汰はこじれるとえらいことになりますね......。
さてそれでは、最優秀回答の発表です。
今回、最優秀回答に選ばれたのは、こちら!
「ボタン 押したくなる」でググってみたところ、こんな記事を見つけました。
ボタンを押したくなるのは仕方ない? チコちゃんの解説に困惑の声
https://sirabee.com/2019/09/21/20162166592/
認知心理学に「アフォーダンス理論」という概念があって、
「物が持つ形や色、材質などが、その物自体の扱い方を説明している」
という考え方があるそうです。
たとえば、自動販売機の「あたたか〜い」は赤色で書かれていて、「つめた〜い」は青色で書かれていますよね。これは、文字だけでなく、その「色」によって判別することができるように工夫されているわけです。
ほかにも、ドアノブの形や、駅などにあるゴミ箱の口の形(缶・ビンやペットボトルは丸だけど、他の種類のゴミ箱は四角)などにも「アフォーダンス理論」に基づいたデザインが施されています。そして、それらの習慣、つまり「この形や色はこういう意味を表している」という認識は、これまでの各々の人生経験の中で自然に身につくものだそうです。
つまり、ボタンというのは、それ自体の形がすでに「押すべき物」であることを我々に訴えかけてきているため、ついその誘惑によってボタンを押したくなってしまうのです。
......なんそれ!!
何の話やねん。
皆さん、ピンポンダッシュは駄目ですよ。押したくなっても我慢しましょう。
その他の回答は ↓こちら↓ です
N〇Kをぶっ壊す!!
このスマホ、GALAXYじゃないじゃん!
だからーいつになったらバーガーできるのよー
最初はグーからだろ
あれ!?聖火ランナーのトーチどこいった?
お前は今まで食べたパンの枚数を覚えているのか!?
野球しようぜ!
俺と一緒に、悪の組織から世界を守らない?
後出しで勝つなんてせこいぞ!
押したのは俺だが、こんなとこにピンポンがあるのが、いけないんだ!!
王様が〜く〜〜る〜〜!!
あかん、優勝してまう。。。
お父さん、歯を磨きましたか
見て!見て!まっくろくろすけ、捕まえた!
散歩してたら最高のラブソング思いついたんだけど、スマホ持ってなくてさ!忘れないうちに録音してくんない?
オウオウオウオウ、はーんしーんタイガーース!
サンタさーん!今年のプレゼント、やっぱり新型SWITCHじゃなくてプレステ5がいいんだけれどまだ変更きく?
どうだ、おれはカブトムシつかまえたぞ!
[※その他の回答はこちらの判断でブログに掲載しませんでした。ご了承ください。]
今回も「キリ絵de大喜利」をお楽しみいただきありがとうございました!
それでは、次回もお楽しみに!
(伝道師のほう)
キリ絵de大喜利 結果発表!
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このページは、キリスト教センターが2021年7月16日 09:00に書いたブログ記事です。
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