9月17日まで連日、一年生のみなさんを対象にした歓迎セレモニーを実施しています。
セレモニーの後奏に、『讃美歌21』の454番「愛する神にのみ」の編曲を選びました。
1657年に発表されてから多くの人の心を支え続けてきた歌です。弾いていると、前に進む力が与えられていると感じる曲です。それもそのはず。作詞作曲のゲオルク・ノイマルク(1621-81)が19歳の時に、大学への旅の途中で強盗にあい、学資も全て失ってしまったけれど、家庭教師の職が与えられて学費を稼ぐことができた感動と感謝を歌っています。
弾く時に、その出来事があって、この歌詞になったんだよなーと、思い出すとぐっときます。困難に直面した時はもちろん、なんだかパワーがないなーという時や、これからスタートするという時に、弾きたくなる曲です。チャペルには讃美歌が設置してありますから、見学などで来られた時は、ぜひ讃美歌をひらいて読んでみてくださいね。
(伝道師じゃないほう)