キリスト教にはイエス・キリストの生涯にちなんだ教会暦と呼ばれるこよみ、クリスマスとかイースターとかとは別に"行事"と呼ばれるものがあります。
まずは行事の一覧。
今回は「世界祈祷日(せかいきとうび)」の紹介です。
世界祈祷日は、毎年3月第1金曜日に世界祈祷日国際委員会から配られるテーマにそって祈るという行事です。1887年にアメリカの女性たちが移住者や抑圧されている人たちのことを念頭に覚えて始めた行事がもとになっています。
テーマは、2020年はジンバブエ、2019年はスロベニア、2018年はスリナム・・・といった風に世界の各国のグループが式文をつくっています。世界各地でかかえているものを世界中の共通の課題として祈ることで、「知ることから祈りへ、祈りから行動へ」とつながっていく、そんな思いで行われています。
(伝道師じゃないほう)