目が覚めたら、
そこは瀬戸キャンパスでした。
『(荒れ野の)洗礼者ヨハネ』(1490年頃)
作者:ヘールトヘン・トット・シント・ヤンス(1465年頃~1495年頃)
新約聖書に登場する預言者。「ルカによる福音書」によると、彼はイエス・キリストの親戚にあたる人物であり、ヨルダン川でイエスに洗礼を授けたと伝えられています。ヨハネは、俗世から離れた生活をしていたため、このような姿で描写されます。ヨハネの隣に描かれている小羊は、神の小羊イエス・キリストを象徴するもので、しばしば洗礼者ヨハネの"アトリビュート"として描かれます。作者の「ヘールトヘン・トット・シント・ヤンス」は、初期フランドル派の画家。本作品は彼の晩年期に制作されたものとされています。彼は「聖ヨハネ騎士団」(中世ヨーロッパの三大騎士修道会のひとつ)の平修士ではなかったかと考えられており、騎士団のために祭壇画を描いた記録が残っています。
参照:
http://urx.space/Po6t(Wikipedia)