いよいよこのシリーズも終盤、そして現実のレント・受難節も終盤です。
日曜日には受難週に入ります。この日曜日は棕櫚(シュロ)の主日といわれ、十字架への道のり その4の場面に由来します。
十字架への道のり その20
イエスは朝の9時に十字架にかけられました。罪状書には「ユダヤ人の王」と書かれました。二人の強盗がイエスの左右に十字架にかけられました。
見物に来た人たちは「自分を救ってみろ。」と口々に笑いものにしました。
昼の十二時ごろ、太陽が光を失い、辺りは暗くなり、それが3時まで続きました。
イエスは「わが神、わが神、なぜ私をお見捨てになったのですか。」と叫び、そして息をひきとられました。神殿の垂れ幕が上から下まで真っ二つに裂けました。そばにいた百人隊長はそれらの出来事を見て、本当にイエスが神の子だったと言いました。
続く