なんで灰の水曜日?

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 さて、レントの初日のことを"灰の水曜日"といいますが、なんで"灰の"なんでしょうか?
それこそテーマカラーのムラサキの水曜日、受難という言葉っぽく赤、いや黒でもありかも。
なんでグレー?
白でも黒でもなくグレー?
いっそ闇の水曜日とかでもいいのでは???

と、色の話だと思うと混乱してきますね。
でも灰色の水曜日じゃなくて灰の水曜日なんです。

これは悔い改めの期間と関係があるんですよ。
キリスト教がキリスト教になる前、ユダヤ教の時代から、悔い改めが行われてきました。
悔い改めの際には、粗末な布をまとって、灰をかぶるまたは灰の上に座るなどをしていました。この日に灰で額にしるしをつける儀式が行われるようになったためです。
灰色な気分になる水曜日とかではなく、悔い改めの初日=灰を付ける日だから灰の水曜日と呼ばれるわけですね。

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このページは、キリスト教センターが2018年2月 9日 16:56に書いたブログ記事です。

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