11月最初のオルガンアワー、テーマは先週にひき続き宗教改革500年記念 その2です。
毎月最初のオルガンアワーではその月の(チャペルアワーの)讃美歌をショートメッセージで紹介していただいています。11月の讃美歌は229番「いま来たりませ」です。アドヴェント(待降節)というクリスマス前の季節に歌われる讃美歌です。2017年は12月3日からアドヴェントが始まるのでちょっとフライングなわけなのですが、11月はどーしても229番にしたいという理由があり、決まったのです。なぜなら、この歌は宗教改革者マルティン・ルターが作った最初の讃美歌の一つだからです。もとからあるラテン語聖歌をドイツ語に翻訳し、編曲した曲です。10月31日に宗教改革500年をむかえてすぐにそんなこと忘れたかのように過ごすのではなく、もうすぐくるアドヴェントの時期を待ちながら大切に過ごしていきたいと思います。
ところで、NGU聖歌隊の学生さんたちと229番を練習していたら、「にーにーきゅー番」から「ニンニクで覚えればいいじゃん」と言い出し、「いま来たりませ」に「にんにく」というあだ名がついているきょうこの頃です。
なんにせよ讃美歌に愛着をもってくれたのなら嬉しいのでルターは不本意かもしれませんが、次回のオルガンアワーは「にんにく」をメインディッシュに、他にもルターの手がけた讃美歌をご紹介いたします。お楽しみに。
オルガンアワー詳細
日時 2017年11月6日(月)12:40~13:10
場所 名古屋キャンパスチャペル