前回ようやくマリアが出てきてクリスマス物語らしくなりました。
では今日もはりきって進めていきますよ。
クリスマスシリーズ その4
マリアはお告げを聞いてからすぐにエリサベトに会いに行きました。
マリアと挨拶をしたとたん、エリサベトの胎内の子がおどり、エリサベトは聖霊に満たされて語りだしました。
「わたしの主の母がわたしに会いにきてくださいました。神の言葉が実現すると信じた人はなんて幸せなのでしょうか。」
そしてマリアは神を賛美して歌いました。
「私の魂は主をあがめます。神が私にも目をそそいでくださいました。いつの世の人も私を幸いな者というでしょう。神の憐みは畏れる人に限りなくあたえられます。思い上がる者を打ち、権力者を引きおろし、身分を低くされていた者を高くあげられ、飢えた人を良いもので満たされます。」
マリアは3か月ほどエリサベトの家に滞在しました。
<続く>