この4月から募集を開始した学生聖歌隊が、昨日のチャペルアワーにて、初めて賛美しました。
ほとんどの学生さんはキリスト教、讃美歌に触れるのも初めてでしたが、4月からこの時のためにたくさん練習をして備えてきました。次週の5月30日(火)のチャペルアワーでも賛美する予定です。今後もチャペルアワーを中心に活動していきます。
ところで、「歌う」と書けばいいのになんで「賛美する」なんだろうかと違和感をもった方もいるかもしれません。
讃美歌は、ただの歌ではなく「神様を賛美する歌」です。神様を賛美する言葉、聖書の言葉、祈りの言葉に歌がついているものです。
歌(音楽)を披露するために讃美歌を歌うのではなく、神を賛美する言葉を音楽にのせるのが讃美歌です。つまり音楽が言葉を使うのではなく、言葉が音楽を使って賛美するから「賛美する」という表現を使っているんですよ。「歌う」ことは手段で「賛美する」ことが目的なんです。
ですから教会では「讃美歌〇〇番を歌いましょう」よりも「讃美歌〇〇番によって賛美しましょう」という方がメジャーです。
はたから見ると「どっちでもいいじゃん、むしろ歌うっていった方がわかりやすい」といわれそうですが、キリスト教は言葉をとても大切にしている宗教ですから、言葉については細かくこだわりがあるんですよ。