世間ではすっかりイースターグッズも見あたらなくなり、というよりもちょっと前に鯉のぼりが並び、それも片付いてもうすっかり夏のグッズにかわっていますが、キリスト教の暦のうえではまだイースターの喜びを祝う復活節が続いています。これがいつ終わるのかというと今年は6月4日ですが、これにはこんなストーリーがあるんです。
復活したイエス・キリストはたびたび弟子たちの前にあらわれますが、イースターから40日目にみんなが見ている前で天に昇りました。それから10日後イエスがいなくなってしまい引きこもって祈っていた弟子たちに聖霊が降って宣教を開始しました。
今年は5月25日(木)が昇天日、聖霊が降ったことを祝うペンテコステ(聖霊降臨祭)が6月4日(日)にあります。このペンテコステから聖霊降臨節という新しい季節にかわることになります。イースターが毎年移動するのでイースターを基準にしているこの2つの記念日も移動していきます。