2017年の灰の水曜日

| トラックバック(0)

 昨日の記事でご紹介したレントからイースターの日程、きっとわかりにくいので今年度もカレンダーにしてみました。

2017easter.jpg
さて、このレント、キリスト教にとって特別な期間ですが、具体的に昨日までとどう違う過ごしかたをするのでしょうか。


イエス・キリストが私たちのために十字架にかかり死んだことを覚えて過ごす期間にいつもどおり好きに過ごして、はたしてそれでいいの?ということで、静かに過ごす人が多い季節になります。
たとえばパーティーをしない、断酒する、肉を食べない、甘いものを食べない、好物をガマンするというような節制をする人もいます。
他には毎日祈る、毎日勉強する、練習する、片付けをする、掃除する、さぼっていた〇〇を再開する、など日頃できていないことを行う努力目標をかかげる人もいます。
とはいえ現代ではやるかやらないか、何をするか等は個人の考えで自由に過ごすわけですが、中世の頃などはもっと厳格に節制していたようです。よくあるのは断食をするというものです。そういったきびしい節制の季節の前に盛り上がろうというのがカーニバルの役目なんですよ。


ちなみにカトリックでは、ミサで讃美歌の伴奏以外のオルガン曲(前奏や間奏など)は弾かないようです。プロテスタントでは曲を弾かないということはありません。受難節の曲がありますからそれを弾く場合が多いです。

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://blog.ngu.ac.jp/mt/mt-tb.cgi/6042

このブログ記事について

このページは、キリスト教センターが2017年3月 1日 13:32に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「明日はただの水曜日じゃない!」です。

次のブログ記事は「キリスト教の季節はややこしい?」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

2024年12月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 7.906.1