12使徒 その33 とりはユダ

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 さて、ようやく最後の一人になりました。
イスカリオテのユダです。イエスを裏切ったことで有名な人です。近年ではレディー・ガガが曲のテーマにとりあげられるなど、ユダが持つイメージはとても強烈です。
イスカリオテというのはカリオテ村出身のという意味です。タダイの本名がユダですし、他にもきっとユダがいたので区別するためにイスカリオテのユダと表記されています。

ユダはイエスたちの団体の会計係りをまかされていて不正をしていたとか、女性がイエスに高価な香油をかけて歓迎したことを「もったいない、香油を売ればよかったのに」など怒ったこととか、とにかく金が大事な印象のエピソードが多いです。
その究極が、イエスを殺そうとしていた祭司長たちにイエスを銀貨30枚で売ったという裏切りでした。結局ユダはその銀貨を神殿に投げ入れて自殺しました。ちなみにユダの最期は他にも。銀貨で買った土地で転落死したと書いてある箇所もあります。

ユダがイエスを捕まえにきた人たちにこの人がイエスだと合図するために接吻をします。これを"ユダの接吻"といって裏切ることの象徴になっています。

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このページは、キリスト教センターが2016年9月20日 13:31に書いたブログ記事です。

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