聖書、特に旧約聖書には掟がたーくさん書かれています。特別な10の掟(十戒)、そしてその他600ちょっとの掟があります。イエス・キリストがこの大量の掟の中で最も重要な掟としてあげたのが神を愛すること、隣人を自分と同じように愛することでした。この二つの重要な掟が本学の建学の精神「敬神愛人」のもとになっています。
明日のチャペルアワーではイエスが隣人愛を最も重要だと実践で示した聖書箇所がとりあげられています。安息日に病気で苦しんでいる人と出会ったイエス・キリストの対応です。安息日は特別な10の掟(十戒)の中で、働いてはいけない日とされています。"病気を治療する=働く"ととらえられていた時代に、安息日だからと言って病気で苦しんでいる人を助けないことが隣人を愛することなのかというイエスの行動と問いかけが、掟を重視するユダヤ教の主流派にうとまれることとなっていくのです。
チャペルアワー詳細
日 時 2016年7月12日(火)12:40~13:10
場 所 名古屋キャンパスチャペル
奨励者 馬場詩織先生(日本基督教団 名古屋東教会牧師)
奨励題 「乗り越えて近づいていく」
聖 書 ヨハネによる福音書 5章1~18節
イエスによる「敬神愛人」の実践の場面からのメッセージ、ぜひお聴きください。