キリスト教では"祈り"が大切にされています。
祈りというと、祈る対象に自分の願望をかなえてくださいというようなものを思い浮かべがちです。たとえば「合格祈願」や「交通安全」などなど。ですがキリスト教の祈りは"神は人の思いを全て知っていて、人に必要なもの(人の願望ではなく、神の視点から私たちに必要とされるもの)を与えてくださる"というのが前提なのです。だから祈りは人が神へと心を向ける行為、神との対話のような性格をおびています。キリスト教の祈りは神への賛美、罪の告白、信仰の告白などさまざまなものが含まれています。
そういう意味では讃美歌は音楽にのせた祈りともいえます。
固い前置きはこのぐらいにしまして、題にあるようにオルガンアワーのご案内です。
日 時 6月22日(月)12:40~13:10
場 所 名古屋キャンパスチャペル
テーマ 祈り
J.S.バッハをはじめドイツのバロック時代の曲を中心におおくりします。ぜひお越しください。