犬になって向き合う

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また正月太りの話で恐縮だが、どうしてうちの柴犬が正月に急に太ったか、想像はしていただけるかと思う。子どもたちも帰省してテーブルに乗った食べ物が増え、犬の鼻にごちそうの匂いが漂い、自分も食べたいと欲しがる機会が多くなったからだ。
正月を過ぎても、食卓の下から催促して吠えることが減らなかった。数日前、食事中にあまりにも吠えるので困ってしまった。なんとか、ならないものか。そこで考えついたのが、犬になって向き合うことだった。私のことを犬以外の大人しい自分を大切にしてくれる存在だと思っているから甘えて吠えるのだろう。私が実は犬だったと知れば、怖くて吠えなくなるのではないだろうか。私は犬の四倍は大きい。びっくりするだろう。そこで、食事中に「くれ、くれ」と吠えだした愛犬に心を鬼にして犬になってみることにした。テーブルの下で四つん這いになり、犬の顔に向き合い「ワーン!」と近所に聞こえるくらい吠えてみた。すると、犬が一点をみつめたまた立ちすくんでしまったではないか。その後、私がテーブルを立つまで一回も吠えなかった。

イエス様は人となってこの世にお生まれになってくださった。神が人になって向き合ってくださったのではないかと、ここのところ考えさせられている。
トナリの上司(仮名)より

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このページは、キリスト教センターが2015年1月15日 11:26に書いたブログ記事です。

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