12月3日(火)15:05より秋の宗教講演会を開催しました。
人間関係を生きる知恵と題して行われた講演会は
「自分のことが好きですか?」
という問いかけから始まりました。
講師の島しづ子先生が福祉と関わるなかで見えてきたことは「私だって人間だバカにするな」という叫びが暴力の源になり、自分でも気が付かないうちにその怒りを誰かにぶつけてしまうということでした。
誰でも尊敬されたい、大事にされたいと思っています。だから誰かを踏み台にして上へ上へあがろうとしてしまいます。踏みにじられた人は、不当に扱われた怒りを心の中にかかえています。この人間関係の全てにつうじていることが解決しないと障がい者の問題も解決しないということでした。
誰でも心の中に抱えている怒りを安全なところで安全な人に聞いてもらう。
自分を受け入れてくれた人がいる。それがわかれば自分を好きになれます。
自分の心を変える。価値観の違う人を受け入れる。難しい人間関係を生きる知恵
自分のことが好きと言えるようになる知恵に、出席した学生さんも静かに耳を傾けていました。