以前は見えなかったものが今は見える。
「見えないものに目を注ぐ」と題しての本日のチャペルアワー、『アメイジンググレイス』などの讃美歌の作詞者、ジョン・ニュートンと、ファニー・ジェーン・クロスビーという讃美歌の作詞者の生涯から伝わってくるメッセージをききました。
冒頭の言葉はジョン・ニュートンが年老いて視力を失った後の言葉です。
ジョンは若いとき、肉体の視力があった頃には奴隷貿易船の船長をしていました。
でもその頃は見えていなかったというのです。
奴隷貿易に関わった自分の罪を告白して、奴隷貿易船廃止のために人生をささげたジョンが失明後に「以前は見えなかったものが今は見える」と確信をもっていっていることがとても心に残りました。
ファニー・ジェーン・クロスビーは生後6週間の頃、医療ミスで失明してしまいました。でも彼女は失明したことによって人生が豊かになった、神様の恵みとして受け止めていました。
ジェーンの作詞した讃美歌『イエスのみ腕に』を紹介してくださいました。とても心に響く詩でした。