平和は葛藤

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13日のチャペルアワーのメッセージはすごく考えさせられる内容でした。

 

「平和ってラクチンじゃない、平和って葛藤しあうものです。

宗教が違う、人種が違う、民族が違う、国が違う、自分とは違う人と一緒にやっていくことは、自分の思い通りにならないという葛藤がついてまわります。

自分の意見を押し通したくなるけれど、それをやると違う意見を押しつぶすことになります。

誰でも自由に意見を言えるようにすると、意見をまとめるのがすごく面倒になります。

でもその面倒を受け入れて葛藤することが平和じゃないでしょうか?」

こんなメッセージがありました。 

 

この「平和」の考え、「敬神愛人」の伝えようとしていることと同じだと思いました。

人を愛するっていうことは、違いを受け入れるということとも言えます。

注意しなきゃいけないのは、愛しているなら自分の意見に賛同するべきとか、愛されているから相手の意見に異を唱えない、というのは本当の人を愛することではないと思います。

愛し合っているからこそ、納得するまでとことん意見を出しあうことができる。意見一致しないままでも、逃げ出したり押しつぶしたり絶対にしない。そういう信頼関係を愛人と言っていると思います。でもそれって自分の意見を押し通したり、逆に諦めることよりも面倒くさいと思います。物凄くエネルギーがいる気がします。

自由に意見が言えることは面倒で葛藤も多いけど、人に意見を言わせないとか自分の意見を押し殺さないといけない社会よりもずっとずっと幸せだと思いませんか?

 

さて、チャペルでは毎回違う先生が、色々な意見、メッセージを投げかけてくれています。

11月も後半に入り、2012年度秋学期のチャペル行事も残りを数える方が早くなりました。是非機会をみつけてお越しください。

それではまた来週!

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このページは、キリスト教センターが2012年11月16日 13:06に書いたブログ記事です。

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