12使徒 その31シモン

| トラックバック(0)

 最初にご紹介したペトロの本名と同名のシモンです。熱心党のシモンと呼ばれています。
熱心党は、ユダヤ人の独立国家を建てるために武力も使うという、いわば過激派です。シモンが本当にこの熱心党の一員だったのかはよくわかっていません。熱心党じゃなくて、ユダヤ教の律法を守ることに熱心だったという説もあります。
でももし熱心党の一員だったとしたら、以前ご紹介したマタイという徴税人(ローマ帝国に収める税金をとる仕事)がいるので、イエスの弟子たちは立場や思想が真逆の人がいることになりますね。

シモンの象徴はこれです。

ki61.jpg

えー、なんだコレという象徴ですね。
これは魚をのせた本です。
多くの人に伝道した「人をとる漁師」だったというのが由来です。

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://blog.ngu.ac.jp/mt/mt-tb.cgi/5733

このブログ記事について

このページは、キリスト教センターが2016年9月16日 12:47に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「12使徒 その30 タダイにちなんだ名前」です。

次のブログ記事は「12使徒 その33 とりはユダ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

2024年7月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 7.904.0