名古屋学院大学 学術情報センター部(ブログ):名古屋学院大学(NGU)学術情報センターの愉快な毎日を綴っているブログです。 学情のイベントやお知らせなど随時紹介します。

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インターネットは分断されたがっている

こんばんは、学生サポーターのメガネです。

今週、学術情報センターに新たな新着本が届きました!

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展示場所は入ってすぐ右側です!

年末仕様の黒板アートとも必見です!








今回はそんな新着本の中から『LinkedIn活用大全』をご紹介します!

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みなさんは"LinkedIn(リンクトイン)"ってご存じですか?

LinkedInとはSNSの一種で、アメリカでは2人に1人が持っているほどの人気を誇っています。

このアプリの特徴は「ビジネス×実名文化」というところでしょう。

現在、人気のSNSというとTwitterやFacebookなどが候補に挙がると思います。

それぞれの特徴を整理するとTwitterはバズることで多くの人にアプローチができるものの、情報の信ぴょう性が低いというデメリットがあります。

また、Facebookは実名かつ知り合い中心のネットワークのため、炎上やフェイクニュースなどを介することはできませんが、自分たちのコミュニティの外側にいる人とつながるハードルが高いです。

一方でこのLinkedInは原則実名である点や所属が公開されることから情報の信ぴょう性が高いうえに自分の投稿を未だ見ぬ誰かに届けることもできます。

情報の仕入れ先をテレビや新聞などの一部の媒体に依存していた時代は、少数の人々によって構成された自由で開かれていたインターネットの世界へと変わり、そして現在は以前のテレビや新聞にあたるポジションをYoutubeやTwitter、Googleなど一部のメディアがほぼ独占するという状況に変わりました。

しかしこの状況も永遠に続くわけではありません。

インターネット上での誹謗中傷や罵詈雑言に嫌気がさし距離をとる人もいれば、SNS中毒が問題視され規制する動きも出てきています。

その一方で、メンバーシップなどで同じアプリの中でも特定の料金を払った人しか参加できないコミュニティやDiscordのように、そもそも招待がないと参加できないコミュニティなどが増えています。

1つのアプリケーションの中にほぼすべての日本人もアメリカ人も韓国人もいるという大きく開かれたインターネットは終わり、細かく分かれ分断されたインターネットの時代が訪れています。

この時代の中で秩序と開放性を兼ね備えようというLinkedInの取り組みはユニークで面白いと思います。

主な利用者がビジネスマンで、学生にとっては少し敷居が高いように感じるかもしれませんが、少し早く大人の仲間入りをするくらいのつもりでアカウント作成をしてみてはいかがでしょうか!

(学生サポーター メガネ)

2023年12月22日 学生TA |


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