> ゆく河の流れは絶えずして、そしてもとの水と共にあり
ゆく河の流れは絶えずして、そしてもとの水と共にあり
こんばんは、学生サポーターのメガネです。
今回は学術情報センターの所蔵されている、英国発のドラマ『シャーロック』を紹介します!
本作はアーサー・コナン・ドイルのシャーロックホームズを下地に、「21世紀のシャーロックホームズ」を描いています。
本作でもシャーロックは自らを「世界で唯一のコンサルタント探偵」と自称しており、わずかなヒントから相手の職業やしての特徴を言い当てることができます。
そんな並外れた能力は警察が解決困難と判断した難事件に活かされ、次々の事件の全貌を明らかにしていく様は爽快感抜群で、とても面白いです。
原作のシャーロック・ホームズは1887年に出版された『緋色の研究』で登場しており、現在では漫画版『緋色の研究』などもあり、現在でも多くの人がシャーロック・ホームズの謎解きを楽しんでいます。
現在テレビで放映されているドラえもんはほとんどアニメオリジナルだと言われています。
つまり、僕が子供の頃見ていた"ドラえもん"は藤子・F・不二夫ではないだれかが作った
"ドラえもん"ということです。それでも僕はドラえもんが好きですし、多くの国民から愛され
親しまれています。
シャーロックホームズもまた、コナン・ドイルの手を離れ、新たな"シャーロック・ホームズ"が誕生し、多くの人々を楽しませてくれています。
こうした作品の最大の魅力はその魂の強さだと感じます。たとえ設定の時間軸がずれようとも、原作にない道具が出ようとも、その作品を見て、その作品の魂が変わっていなければ受け入れられ、逆にどれほど絵がよくとも、ストーリーが面白くとも、そこから魂が抜け落ちていては同じ作品としては誰も評価してくれません。
作者の手を離れてもなお、それがドラえもんであるか、シャーロックであるかを問えるということはそのキャラクターがそれだけ人々の心の中に生きているということだと感じます。
今回紹介した21世紀の「シャーロック」にコナン・ドイルの魂が乗っているか気になる方は学術情報センターにお越しください!
(学生サポーター メガネ)
2022年11月 2日 学生TA | 個別ページ
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