世界史で世界を鳥瞰的に
こんばんは、学生サポーターのメガネです。
今回は私が作成した特集コーナー、『世界史シリーズ』のご紹介です!
今回は様々なジャンルの「世界史」をテーマにした本を5冊選出しました。
中でもお気に入りの1冊は『現代経済学の直観的方法』です!
この本の著者である長沼伸一朗さんは物理学の教授なんですが、「学者たるもの経済など気にせず、むしろ知らないほうが学者として美しい」という学会に蔓延る暗黙の風潮に一石を投じるつもりでこの本を執筆されたそうです。
「物理教授が書く経済学の本」というだけでもすでに大きなインパクトがあるのですが、内容に関してはこれまでに学校で学んだムズカシイ経済用語が線でつながるような驚きに満ちています。「なぜリンゴは落ちてくるのに、月は落ちてこないのか」となぜを突き詰める物理学らしいアプローチで現代の経済について深く、そして何よりも難しい用語や数式を使わずに理解できる点がこの本の魅力だと感じます。
世界史の魅力は、今目の前で起こっている出来事をそのまま理解するのではなく、そうなった動機や、それ以外の選択肢が結果として採択されなかった理由を探求することにあると私は感じています。
物事の裏側や普段は見えないところにまで気を配り、1冊の本にまとめてくれている本を厳選した「世界史シリーズ」は学術情報センターで借りることができます!
ぜひ足を運んでみてくださいね!
(学生サポーターメガネ)
2022年11月25日 学生TA | 個別ページ
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