名古屋学院大学 学術情報センター部(ブログ):名古屋学院大学(NGU)学術情報センターの愉快な毎日を綴っているブログです。 学情のイベントやお知らせなど随時紹介します。

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冬のあるホテルにて・・・

こんにちは。

あけましておめでとうございます(遅)。そば粉です。
令和2年が始まって一ヶ月が経とうとしています、早いものです。

いわくつきのホテルで、誰もいない冬季の管理人を任されることになったら...?今回ご紹介する映画は、映画界の巨匠スタンリー・キューブリック氏が監督を務めた「シャイニング」をご紹介します。

見覚えのあるあの顏は、この作中のワンシーンです。

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[あらすじ]
小説家志望の主人公ジャック・トランスは、とあるホテルの管理人として面接を受ける。雪が深く積もり閉鎖される冬季限定で管理をする仕事だったが、面接時に支配人のアルマンから、以前の管理人が家族を斧で殺した上に自殺した話を聞かされるジャック。
 
いわくつきの物件であることもいとわず、彼は妻のウェンディと息子のダニーを連れて、ホテルに移り住むことになる。しかし、"シャイニング"という不思議な力をもつダニーをはじめ、家族はホテルで様々な怪奇現象を体験していくことに...。
 
 
 
原作はスティーブン・キング氏の小説で、公開から40年以上経った今でもファンが途絶えない不朽の名作です。
原作小説とは話の展開が異なるものの、不気味で惹きこまれるシンメトリーな映像美と、俳優陣の狂気に満ちた演技がこの映画を唯一無二のものへと昇華させています。
 
 
映画に対するこだわりが他の監督より一線を画することで有名なキューブリック氏ですが、この映画でもそのこだわりっぷりが表れています。
上の画像にもある、ジャックがシャワールームのドアを斧でぶち破るシーンは、なんと約2週間も費やされたという逸話があります。わずか2秒ほどのシーンなのですが、190以上ものリテイクが繰り返されたそうです。この映画自体の制作にも5年の歳月をかけているというので、監督の狂気的なこだわりを感じます。
 
 
めちゃくちゃ有名な映画なので、↑のような撮影の裏話がネットにたくさんあります。
視聴する際にそれらを読むと、キューブリック氏の描く奇妙な世界に浸ることができるでしょう。
 
 
この映画を一言で表すと、人間に恐怖できる作品と言えます。
幽霊だとかオカルトだとか、得体のしれないモノがこの世にはたくさん存在しますが、狂気に侵された人間ほど怖いものはないということをこの映画は我々に教えてくれます。
 
 
人間に恐怖したい...そんな好奇心をお持ちの方におすすめしたい作品です。あなたはこの"狂気"に耐えることができるでしょうか。
 
 
この作品は学術情報センターのメディアコーナーに保管されています。視聴する際は是非とも当センターをご利用くださいませ。
 
 
以上、雪の降る日の宿泊はなんだかテンションが上がると感じる、そば粉でした。
 

2020年1月30日 学生TA |


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