カールじいさんの空飛ぶ家
飛んで飛んで飛んで飛んで~回って回って以下略。
どうも、「飛ぶ」といえば二番目にこの歌が浮かぶ伊藤です。
さて今回は泣けるピクサー映画
をご紹介します。
あらすじ:カール・フレドリクセンは78歳のおじいさん。風船売りの仕事も引退し、亡き妻エリーとの思い出が詰まった家で、一人きりで暮らしていた。
ある日、カールはトラブルを起こし、老人ホームに強制収容されることに。その時、彼はエリーとの「いつか南米を冒険しよう」という約束を果たすため、人生最初で最後の冒険の旅に出ることを決意する。そして、大切な我が家に無数の風船をつけて、家ごと旅立った。目指すは南米の秘境、伝説の場所、パラダイスの滝!
苦々しいこれまでの生活からようやく離れられ、久しぶりに穏やかな表情を取り戻したカールだったが、空を飛んでいる家の外からドアをノックする音が。空けてみるとそこには「お年寄りお手伝いバッジ」を手に入れて自然探検隊員のランクアップを目指す少年ラッセルがいた。やっかいなことになった、と思いながらも、カールはパラダイスの滝を目指す。思いもよらぬ運命が待ち続けているとも知らずに・・・。
と、この風船で家が飛んでいるというビジュアルからリアリティが無いと言う人へまず一言。「頭じゃなく心でモノを見よう」
かのブルース・リーも言ってました「考えるな、感じろ」と。...え、今の子はブルース・リー知らない?
さてこの作品。子ども向けのディズニーピクサーであるにも関わらずとあるショッキングなシーンがあります。あらすじにもあるように「カールはトラブルを起こし」の部分。さて、どんなトラブルなのか。
傷害罪です。
でも実際はカールがとある作業員を杖で殴って流血させてしまい、周囲がざわつき、裁判で負けるという流れなんですね。ガチじゃねぇか。個人的ピクサー作品内で最も生々しいシーンと思っています。
それはさておき、こちらの作品。あまり多くを語ってしまうとネタバレや感動が薄れてしまうので中々言葉を選ぶものですが、私が是非お伝えしたいことは物心が付いて様々な価値観を許容、共感でき、感受性が豊かであろう大学生に観てほしい映画だということです。
愛、憧れ、夢......そういった煌びやかなものが老いて輝きを失っていく悲しい姿。
心の老いと立ち向かい、未来に進んでいく気高く美しい姿。
そういったテーマを随所に感じる映画です。
是非、学術情報センター4階でティッシュ片手にご覧下さい。
以上、一番に浮かぶのは浪漫飛行です。
(学生サポーター:伊藤)
2017年11月 9日 学生TA | 個別ページ
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